[ファイトクラブ]RAWシャーロット長尺アスカ他再戦カード回Rリプリー女王戦PPVに

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 公式発表となったSmackDownでの「WWEのツアー再開」を全編に渡って引き続き強調はともかく、終わってみればやたら再戦カードばかりで編成の回に。ネタがないのか、依然として裏方スタッフ、所属選手含めて出てこれる絶対数が3時間番組なのに絞ったというか制限されたままなのか。


 ボビー・ラシュリーから。美女軍団は前回より少しグレードアップかも(笑)。

 当然ドリュー・マッキンタイアが「MVPらの邪魔さえなければ勝っていたのに」と詰め寄れば、前週からのニューデイも出てきて・・・。クレイモアでラシュリーがぶっ飛ばされて、結局はコフィ・キングストンvs.マッキンタイアに。WWE王座挑戦者決定戦というお題目だ。

 攻防中身は良いんだが、実況席にいたラシュリーとMVPが介入してきてどっちの反則となるのか、ダブルと言ってたような気がするがロジックおかしい。先送りでうやむや決着にするのはいただけない。来週、このカードでもう1回だって。アイデア不足というか、急遽の書き直しで番組作っているから安易な結末に逃げるというか流してしまっている。


 バックステージでシャーロットとリア・リプリーがいがみ合っていると、ニッキー・クロスが手を挙げるも、お前なんか2分だと上から目線のヒール、シャーロット。じゃぁワタシがとリアが闘うんだが、そんなのニッキーが2分持って勝ちとなるのは誰もが分かったと思うんだが・・・。


 バックステージの段階からアスカvs.シャーロット再戦と聞いてわかる人にはわかっただろうが、それはどうでもいい。1時間目ケツから2時間目の時間またぎに、前週よりも長尺でCMを2度挟んでじっくりと至宝戦が提供されることになる。乱入・介入ナシで・・・。

 試合はシャーロットが痛めているアスカの左足を攻める展開を軸に進行。ツアー再開が強調された番組、いずれ日本公演が発表となれば、男子カードを差し置きメインはアスカvs.シャーロットを願いたい。実際、現地でも何度やろうがこれが特別の目玉扱いなのだ。

 但し、ここからあとのRAW番組、再戦カードばかりが並んでいくことになるんだが・・・。

■ WWE RAW
日時:5月24日(現地時間)
会場:米フロリダ州タンパ サンダードーム(イングリング・センター)

◆マッキンタイアとキングストンが挑戦者決定戦も王者ラシュリーが乱入

 ドリュー・マッキンタイアとコフィ・キングストンがWWE王座挑戦者決定戦で激突もWWE王者ボビー・ラシュリー&MVPが乱入して反則裁定となった。先週のオープンチャレンジでキングストンに敗戦した王者ラシュリー(with MVP&美女軍団)がリングで「マッキンタイアは2度倒しているからもう見たくもない」と元王者を侮辱しているとそこへ王座奪還を狙うマッキンタイア、キングストンがそれぞれ登場。キングストンは「先週、俺は王者からピンフォールを奪取したぞ!ベイビー」と言って王座挑戦を主張するとマッキンタイアと舌戦を展開。するとそこへWWEオフィシャルのアダム・ピアーズが現れてPPV「ヘル・イン・ア・セル」でのWWE王座挑戦権をかけて2人が対戦することが決定した。

 王者ラシュリー&MVPが見守る中、キングストンが軽快な動きでハリケーン・ラナやボディアタックで攻め込めば、パワーに勝るマッキンタイアもアラバマスラムやベリー・トゥ・ベリーで投げ飛ばして互角の攻防を展開。しかし、試合途中にキングストンが放ったダイブ攻撃がラシュリーにも誤爆するとラシュリー&MVPが試合に乱入して反則裁定に。これに怒ったキングストンはトラブル・イン・パラダイス、マッキンタイアはクレイモアをラシュリーに放って場外に蹴散らした。試合後にはピアースがマッキンタイアとキングストンのリマッチを次週のRAWで決定すると、ラシュリーには次回も介入した場合、90日間の出場停止処分にすると忠告した。王者ラシュリーのWWE王座防衛戦が行われるPPV「ヘル・イン・ア・セル」は日本時間6月21日にWWEネットワークで配信される。

◆“女帝”アスカがリマッチ黒星 勝利したシャーロットは王者リアとのPPV王座戦が決定

 “女帝”アスカが“女王”こと因縁のライバル、シャーロット・フレアーと再戦も接戦をものにできず手痛い黒星となった。先週のシャーロットとの試合に勝利しているアスカは2連勝を狙ってスピンキックやヒップアタックで攻め込むとシャーロットはカウンターのチョップブロックやアンクルロックでアスカの左足を集中攻撃。お互いをよく知るアスカとシャーロットはハイレベルな攻防を展開し、終盤にはアスカが左足にダメージを負いながらもアーム・バーからアスカロックを狙えば、シャーロットもスタンディング・ムーンサルトを叩き込んだが、最後はアスカがアスカロックを狙うと逆にシャーロットに丸め込まれて3カウント。

 試合後、2連勝を逃したアスカは痛めた左足を抱えながら悔しがるとシャーロットは王者リア・リプリーとのロウ女子王座戦がPPV「ヘル・イン・ア・セル」で決定した。リア vs. シャーロットのロウ女子王座戦が行われるPPV「ヘル・イン・ア・セル」は日本時間6月21日にWWEネットワークで配信される。

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