24日、新日本プロレスが後楽園ホール大会3連戦の初日を開催した。中止大会期間を経て5・4福岡大会以来の配信ともなり、久々との印象をファンが抱く中での大会実施となる。
鷹木信悟がハツラツ締めだ。IWGP世界ヘビー王者ウィル・オスプレイが首の負傷により帰国してしまい、5・4福岡は“試合に負けて勝負に勝った”と言えなくもない鷹木は新王者決定戦への出場が有力視される。現在の新日本の主役としてファンが一目置く鷹木は、ジラすように出番遅めで登場。リングインするやさすがの躍動感で相手陣営とのラリーをこなす。YOSHI-HASHIをラスト・オブ・ザ・ドラゴンで料理すると、マイクを握る。「俺たちは元気ハツラツの象徴だ!! 5・4福岡、タイトルマッチを経てIWGP世界ヘビーへの思いはさらに強くなっている。新王者決定戦をやるならば俺は出る用意があると言った。だが会社からは何のリアクションもない。オイ、どうなってんだ新日本」。
オスプレイのみならず、ジェイ・ホワイトの姿もなく、この日に新型コロナ陽性を告白したオカダ・カズチカも不在。マッチメイクのインパクトも弱く、観衆は280人にとどまった。
■ 新日本プロレス Road to WRESTLE GRAND SLAM
日時:5月24日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆280人(主催者発表)
<第1試合>
○高橋裕二郎
8分24秒 ピンプジュース⇒片エビ固め
●辻陽太
<第2試合>
DOUKI
○ザック・セイバーJr.
10分58秒 変型胴締めスリーパー
●外道
チェーズ・オーエンズ
<第3試合>
タマ・トンガ
○タンガ・ロア
9分12秒 OJK
●本間朋晃
天山広吉
<第4試合>
グレート-O-カーン
○ジェフ・コブ
14分11秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●マスター・ワト
飯伏幸太
<第5試合>
BUSHI
SANADA
内藤哲也
○鷹木信悟
16分18秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
●YOSHI-HASHI
石井智宏
後藤洋央紀
棚橋弘至
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