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5月15日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling アンダー・シージ 2021』が放送された
今大会のメインではケニー・オメガが保持するインパクト世界王座への次期挑戦者決定戦6WAYマッチが行われた。予選を勝ち上がってきたムース、クリス・セイビン、トレイ・ミゲル、クリス・ベイ、 マット・カルドナ、サミ・キャラハンで争われ、六人が入り乱れ、更にキャラハンをザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)が襲う為に乱入するなど大荒れの展開となったが、最後は前TNA世界ヘビー級王者のムースがスピアー連発でセイビンからフォールを奪って勝利。王座挑戦権を獲得した怪物ムースは、必ずオメガから王座を取り返すと宣言した。
その現インパクト世界王者のケニー・オメガがザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)と組んだ再結成バレットクラブエリートが、フィンジュース(ジュース・ロビンソン & デビッド・フィンレー)とインパクト・レスリングのレジェンドであるエディ・エドワーズと対戦した。AEWとインパクト・レスリングという二つのメジャー団体を又にかけて暴れまわるバレットクラブエリートだが、かつてバレットクラブでは若手だったフィンジュースに虎の子インパクト世界タッグ王座を奪われてしまい抗争が続いている。このフィンジュースにエドワーズも加勢して決着をつけることとなったのだった。試合はこちらも六人が入り乱れる乱戦の中、最後はエドワーズが必殺のボストン・ニーパーティでアンダーソンからフォールを奪って勝利。オメガ本人はインパクト世界王座を奪ったものの盟友ザ・グッド・ブラザーズはタッグ王座から陥落し、ビッグマッチでもチームが敗れるなどバレットクラブエリートも完全制圧とはいかないようだ
Xディビジョン王座戦は王者ジョシュ・アレキサンダーにエル・ファンタズモが挑戦した。こちらは。アレキサンダーがパワーボムバックブリーカーからアンクルロックで勝利。新参者に簡単に王座は渡さないという結果を見せた。
また元WWEのビッグキャスことWモリッシーはウィリー・マックとシングルマッチで激突。ビッグブーツで勝利するも、試合後も椅子でマックを襲う。するとそこに前インパクト世界王者のリッチ・スワンが救出に入ったのだった。スワンはオメガに王座を奪われてから姿を消していたが、番組に復帰。今度はモリッシーとの抗争になる可能性が出てきた。
■ Impact Wrestling Under Siege 2021
日時:2021年5月15日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル
<インパクト世界王座挑戦者決定6WAYマッチ>
勝者:ムース
参戦選手
クリス・セイビン、トレイ・ミゲル、クリス・ベイ、マット・カルドナ、サミ・キャラハン
<6人タッグマッチ>
○ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、エディ・エドワーズ
ピンフォール
●ケニー・オメガ、カール・アンダーソン、ドグ・ギャローズ
<ノックアウト王座タイトルマッチ>
○ディオナ・プラゾ(王者)
サブミッション
●ハボック(挑戦者)
<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○ジョシュ・アレキサンダー(王者)
サブミッション
●エル・ファンタズモ(挑戦者)
<ノックアウト・タッグ王座タイトルマッチ>
○キエラ・ホーガン、ターシャ・スティールズ(挑戦者)
ピンフォール
●レイチェル・エラリング、ジョーディン・グレイス(王者)
<インパクト世界タッグ王座挑戦者決定4WAYマッチ>
勝者チーム:エース・オースチン、マッドマン・フルトン
参戦チーム
TJP、ピーティー・ウィリアムズ
XXXL
ロヒット・ラジュ&シェラ
<シングルマッチ>
○Wモリッシー
ピンフォール
●ウィリー・マック
<タッグマッチ>
○テニール・ダッシュウッド、テイラー・ワイルド
ピンフォール
●スーザン、キンバー・リー
<シングルマッチ>
○ブライアン・マイヤーズ
ピンフォール
●ブラック・タウルス
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