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5月13日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
今大会のメインでは、ケニー・オメガが保持するインパクト世界王座への挑戦者決定戦に出場資格のある6人がチームに分かれて6人タッグマッチで激突した。サミ・キャラハン、クリス・ベイ、ムース対マット・カルドナ、トレイ・ミゲル、クリス・セイビンというヒール対ベビーフェイスという形となり、やはりパワーとインサイドワークに上回るヒール軍が優勢に試合を進める。それでもベビーフェイス軍も盛り返し6人が入り乱れる展開となるも最後はキャラハンがセイビンをリング中央でパッケージパイルドライバーで仕留めてフォール勝ち。この様子をオメガらは見ており、ドン・キャリスが不穏な表情を見せた。ともあれ、これでキャラハンが次期挑戦者へ向けて大きく前進した形となった。
またカール・アンダーソンとデビッド・フィンレーがシングルマッチを行った。盟友ドグ・ギャローズと共にザ・グッド・ブラザーズとしてインパクト世界タッグ王者に君臨していたアンダーソンだが、かつてバレット・クラブでの格下フィン・ジュースに王座を奪われてしまった。アンダーソンとしては王座奪還に向けて勝利したいところだ。アンダーソンのセコンドにはケニー・オメガ、ギャローズ、ドン・キャリスがつき、フィンレーには盟友ジュース・ロビンソン、そしてインパクト・レスリングのレジェンド、エディ・エドワーズがついた。試合はやはりアンダーソンが劣勢になるとオメガが乱入。そのままギャローズも雪崩込みフィンレーをいたぶる。ここでエドワーズがトレードマークの竹刀を持って救出に入り、オメガを竹刀で叩いてリングから追い出してしまったのだった。ザ・グッド・ブラザーズとフィンジュースの抗争にオメガとエドワーズも加わりそうだ。
またウィリー・マックがサム・ビールをフロッグスプラッシュで仕留めて勝利したが、その直後に元WWEのビッグ・キャスことWモリッシーが乱入。マックに襲い掛かり存在感をアピールした。
■ Impact Wrestling
日時:2021年5月13日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開
<6人タッグマッチ>
○サミ・キャラハン、クリス・ベイ、ムース
ピンフォール
●マット・カルドナ、トレイ・ミゲル、クリス・セイビン
<シングルマッチ>
○ブライアン・マイヤーズ
ピンフォール
●クレイジー・スティーブ
<シングルマッチ>
○デビッド・フィンレー
反則
●カール・アンダーソン
<シングルマッチ>
○ウィリー・マック
ピンフォール
●サム・ビール
<Xディビジョン王座挑戦者決定戦>
勝者:エル・ファンタズモ
参戦選手:ピーティー・ウィリアムス、エース・オースチン、エーシー・ロメロ、TJP、.ロヒット・ラジュ
<ノックアウト王座挑戦者決定戦>
○ハボック
ピンフォール
●ローズマリー
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— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) May 14, 2021
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