エリック・ヤングがエディ・エドワーズに勝利!Impact Wrestling

(C)TNA

 4月22日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今大会では、現在、インパクトレスリングを席捲しているエリック・ヤング率いるヒールユニット、バイオレント・バイ・デザインのリーダーであるエリック・ヤングがエディ・エドワーズとシングルマッチで激突した。元全日本プロレス三冠王者ジョー・ドーリングにECWレジェンドでるライノ、そしてディーナーと組んで暴れまわっているヤングに対し、インパクト・レスリング正規軍と言えるエディ・エドワーズが制裁に立ちあがったのだった。共にインパクト世界王者になったこともある実力者同士の対戦だけど、一進一退の激しい攻防となった。そして両軍のセコンド陣も巻き込んで大乱闘に発展してしまったのだった。その混乱を利用してヤングがエドワーズを丸めこんでフォール勝ち。試合後は両者のセコンド陣も入り乱れての大乱闘。この決着は2021年4月24日の「リベリオン」でつけることになりそうだ。

 またザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)が現在抗争中の怪奇ユニット、ディケイ(ブラック・タリウス & クレイジー・スティーブ)と激突。こちらはザ・グッド・ブラザーズが必殺のマジックキラーを決めてフォール勝ち。堂々の勝利で、アンダーソンは、フィンジュースから虎の子インパクト世界タッグ王座奪還を宣言した。
 そして2021年4月24日の「リベリオン」でAEW王者ケニー・オメガとインパクト王者リッチ・スワンが団体の垣根を越えてダブル王座戦を行うが、その直前ということでスワンがリングでアピール。するとスクリーンにオメガとドン・キャリスが映り、オメガはベルトコレクターなので、新たにインパクトの王座も入手するのはおかしなことではないと勝利を宣言。オメガがインパクト世界王座も奪って世界戦略の新たな一歩になると挑発したのだった。これにスワンが反論しようとしたところ、今度はムースがリングに現れたのだった。ムースはインパクト世界王座、TNA世界ヘビー級王座というインパクト・レスリング二大王座の統一戦をスワンと争ったライバルだが、同じ団体なのでスワンを負けるな、負けたら大変な事になる(俺がお前を制裁する)とムース流の激励を行った。これを受けてスワンはオメガを倒してAEW世界王座も奪い、そしてムースとも再戦して勝利してやるとアピール。いよいよ世紀の対決が迫ってきたという感じだ。

■ Impact Wrestling
日時:2021年4月22日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ合衆国会場非公開

<シングルマッチ>
○エリック・ヤング
 ピンフォール
●エディ・エドワーズ

<シングルマッチ>
○ジョーディン・グレイス
 ピンフォール
●キエラ・ホーガン

<シングルマッチ>
○マハーバリ・シェラ
 ピンフォール
●ジェイク・サムシング

<シングルマッチ>
○テニール・ダッシュウッド
 ピンフォール
●スーザン

<タッグマッチ>
○ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーソン & ドグ・ギャローズ)
 ピンフォール
●ディケイ(ブラック・タリウス & クレイジー・スティーブ)

※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’21年04月22日号レッスルマニア特集 春姫スターダム開幕 新日本キック 新章NXT-AEW