リドルpinオートンRAWシェイナ再負:三つ巴?シャーロット-アスカ-リア

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 ドリュー・マッキンタイアのお出ましから。「WWE王座戦リマッチの機会を勝ち取ったが、メイス&Tバーが襲撃してきた。黒幕はMVPだろうから報復しないとな」と発言するとそこへMVPが姿を現した。MVPは「お前がレッスルマニアでハートロックを決められて沈んだようにレッスルマニア・バックラッシュでも再び撃沈することになる」と王者ボビー・ラシュリーの王座防衛を宣言して先週の襲撃関与を否定すると、このタイミングで隠れていたのか、いきなり画面に現れたTバー&メイスがマッキンタイアにチョークスラムを放って襲撃、MVPなんか知らんとばかり引き上げていくという・・・。


 一方、ハートビジネス軍からお払い箱にされたシェルトン・ベンジャミン&セドリック・アレキサンダーは、先週からリング復帰となったバイキング・レイダースのまたもの引き立て役に。


 まだ次の『レッスルマニア:バックラッシュ』まで4週間あるから、とりあえずはシャーロットがぎゃんぎゃん不満を漏らすと(笑)。

 リングに登場したシャーロットは「アスカをリスペクトしているけど好きじゃない。今日の試合で私がなぜ“女王”と呼ばれているか証明する」と試合への意気込みを語るとそこへアスカとリアが登場した。シャーロットは2人に「アスカを倒すからリアはメモでもしたら」と挑発すると、リアは「アスカがアンタを倒すことになる」と予測すれば、アスカも「お前を倒してやるぞ! ビッチ(クソ女)」とシャーロットを睨みつけるんだが・・・。途中日本語になったりで、イマイチ「お前はわかってない」のシャーロットの言う通りで、米国の視聴者は混乱したかも。


 仕込みのセグメントで例によってギークのリドルが当初はRKBroという名義のタッグはどうだとかかまし出し、これはひょっとして・・・。それに対して、「あのなんちゃらとか言う奴」と名前も覚えてないランディ・オートンは、WWE役員アダム・ピアースに詰め寄り退治してやると。

 わっはっは。結局バイパー狙いをブチ上げていたリドルが回転十字架固めでフォール。オートンの次の照準はUS王座ということのようだ。


 ナイア・ジャックス&シェイナ・ベイズラーにラナ&ナオミの女子タッグって、またこれですか? いつものようにラナがいじめられていると花道にマンディ・ローズ&デイナ・ブルックが現れて、またしつこく『レッスルマニア』の花道で雨のせいでマンディがガチで滑った場面を流すものの、お返しにナイアが(スポットとして)リングに上がろうとして滑る場面をスクリーンに流し、怒ったナイアが試合途中で帰ってしまう。

 残されたシェイナが2対1なんでまた負け役、スグに沈むという。短いから許せるけど、RAWのこのクラスの女子部門は弱いです。あ、お供のレジナルドは今回もお休みで、替わり?にちょこっとだけエンジェル・ガザが画面には出ました。


 現地でRAWの終わったあとにUSAネットワークで放送されているMIZとマリースのリアリティ番組も初回は好調とかで、ミズTVのゲストはマリースとのパワーカップル。当然、ダミアン・プリーストも絡むんだが、なんでも『レッスルマニア』で誰もが驚いたバッド・バニーのプロレス・デビュー戦から、バニーが全行程に参加するツアー2022年の日程発表したら、全部発売と同時に売り切れというのは凄いことだ。ダミアンとはプエルトリコ会話(スペイン語)をそのまま放送。やはりラテン系視聴者にアピールすることは重要なのである。

 シャンペンかけられてあとで試合ということに。そりゃそうだ、前回、ダミアンが負けさせられていたからな。


 ジャクソン・ライカーを伴ったアライアスが、いつものようにギターを鳴らすと本日は低い音が混じっていて・・・へぇ~、ゼイビア・ウッズはベース弾くのかという。ということでのコフィ・キングストンとのシングル戦は、ダイビング・エルボードロップでコフィが沈む。う~む、元SD王者なんだけど、コフィは最近はこうなる役割ばかりだなぁ。お客がいたら反応も違うとは思うのだが・・・。


 アレクサ・ブリス(マーゴット・ロビー役)のお遊び場コーナー、映画『ハーレクイン』のTシャツ、ドンキで500円だったから買ったけどさぁ・・・(笑)。だってあれは女子プロ映画のようなモンなんで。2作目の『華麗なる覚醒』を最後の最後まで見た方なら、「JOKERと別れた」ってやってるじゃないか。映画見てないとわからん展開かも。お人形リリーが、メアリー・エリザベス・ウィンステッドに化けて出てきたら大喜びなんだけどなぁ。


 Mace(ディオ・マディン)とT-Bar(ドミニク・ダイジャコビック)のマスクは要らんと思っていたからここでやったかと。試合詳細は以下へ。


 はい、約束の試合ではダミアン・プリーストがヒット・ザ・ライト(旧レコニング)をミズにブチ込みます。


 久しぶりに出てきたウンベルト・カリーヨ、甘ちゃん顔にヒゲをはやして変身なんだろうけど、ゴングも鳴らないままシェイマスにボコられる出番って・・・。


 オオトリ扱いのアスカvs.シャーロットなんだけど、コードブレイカーはタイミングはズレてたかなぁ・・・。


 番組終了後の発表ではシャーロットに$100,000罰金と当面謹慎だって。まぁコロナ明けで本調子じゃないのかも。

■ WWE RAW
日時:4月19日(現地時間)
会場:米フロリダ州米フロリダ州タンパ サンダードーム(イングリング・センター 旧USFサン・ドーム)

◆マッキンタイア&ストローマンがTバー&メイスの剥ぎ取ったマスクで攻撃して反則裁定

 ドリュー・マッキンタイアとブラウン・ストローマンがタッグを組んでTバー&メイスと対戦するも剥ぎ取ったマスクで攻撃して反則裁定となった。

 冒頭セグメントに怒ったマッキンタイアがTバー&メイスとハンディキャップ戦で激突するも2人掛かりで暴行されて試合は反則裁定となったが、そこへ“巨獣”ストローマンが姿を現してタッグ戦に移行すると「何様だ」と叫びながらTバーを投げ飛ばして大暴れ。終盤には今度はマッキンタイアがメイスから剥ぎ取ったマスクで攻撃して試合が反則裁定となると、ストローマンもTバーのマスクを剥ぎ取った。ラシュリー vs. マッキンタイアのWWE王座戦が行われるPPV「レッスルマニア・バックラッシュ」は日本時間5月17日にWWEネットワークで配信される。

◆“女帝”アスカがリア介入の隙に“女王”シャーロットから3カウント奪取

 “女帝”アスカが“女王”シャーロット・フレアーとメイン戦で対戦も、RAW女子王者リア・リプリーが介入した隙にアスカがリアを丸め込んで3カウントを奪取した。残り15分のところでメイン戦となった試合、いや10分しか残ってなくて始まったんだが、4分のCMが長すぎてじっくりした試合にならない。リアがリングサイドにイス置いて座って見物から始まるんだが、もっときっちり二人に試合させろよと思ったのは本誌だけではないだろう。

 アスカが「こいや!おら」と挑発してミサイルキックやヒップアタックを放つとシャーロットもスピアーやロープを使ったニー・バーで反撃してまぁまぁ攻防を展開。但し、決められた通りにやってるのが丸見えでアスカ、次のmoveがくるのを待っているようなのはアカンやろうが。素人にはわからんように、サクサクやれよ~。終盤にはアスカがアスカロックを繰り出せば、シャーロットもフィギュア・エイトでアスカを追い詰めたが、場外にいたリアがレフェリーの死角でシャーロットの腕を引っ張って妨害するとその隙にアスカがシャーロットを丸め込んで3カウント。アスカがシャーロットとの接戦を制すると敗戦したシャーロットはレフェリーに暴行を加えて怒りを爆発させた。

◆“女帝”アスカがデビュー直前のサレイに激励メッセージ「あんたならできる!イェーイ!!!」


 “女帝”アスカがNXTデビュー直前のサレイに激励メッセージを送った。アスカは今週のNXTでデビューするサレイに対して「サレイ、WWEスーパースターになったわね。おめでとうイェーイ! デビューということであんたならできる。強い。やってまえ。サレイ!サレイ!イェーイ!!!」とエールを送った。今年3月にWWEと正式契約したサレイはNXTデビューが決定すると「デビュー10周年を迎えるタイミングで2度目のデビュー戦。アメリカン・ドリーム掴みに行く」と自身のツイッターに投稿しており、かつてNXTに所属したアスカ、カイリ・セインや紫雷イオに続くNXTでの活躍が期待されている。

 現地では翌火曜夜放送だが、NXTの途中挿入告知CMにはサレイが大物扱いだから凄い。サレイがデビューするNXTは日本時間4月22日にWWEネットワークで配信される。


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