18日、ノアが後楽園ホール大会を開催し、669人の観衆が駆けつけた。
メインは4・29名古屋での「武藤敬司vs.マサ北宮」GHCヘビー級戦の前哨戦となる。決戦前に先制する勢いでドラゴン・スクリュー、アキレス腱固め、足4の字固めと畳みかける武藤。この攻撃に北宮は悲鳴を上げるしかなかったが、この日2度目の監獄固めを武藤に決めると、技を解かずに武藤の両耳をつかんでの頭突き一閃。
食らった武藤、食らわせた北宮、双方とも流血。壮絶なシーンを経て武藤がギブアップ。自らがリスペクトするマサ斎藤ばりの獄門鬼と化した北宮は「悔しい思いも1つ1つ積み重ねてきて、ここまで来てるんだ。もう1つも落とせない。29日名古屋まで、徹底的にやるのみだ」と、ベルト奪取に勢いをつけている。一方の武藤は、1月4日に潮崎豪のムーンサルトプレスに3カウントを喫して以来の“直接敗戦”で、防衛戦に暗雲が垂れ込めた。
■ プロレスリング・ノア NEO BREEZE 2021
日時:4月18日(日)11:30
会場:後楽園ホール 観衆669人(主催者発表)
<第1試合>
●矢野安崇
岡田欣也
宮脇純太
10分36秒 トルネードストライク⇒片エビ固め
YO-HEY
〇吉岡世起
大原はじめ
<第2試合>
●藤村加偉
6分11秒 ダイビングエルボードロップ⇒片エビ固め
〇原田大輔
<第3試合>
●谷口周平
モハメド ヨネ
12分09秒 ストレッチプラム式フェースロック
稲村愛輝
〇清宮海斗
<第4試合>
●NOSAWA論外
日高郁人
鈴木鼓太郎
13分16秒 論外の急所蹴り⇒進の反則勝ち
〇進祐哉
HAYATA
小川良成
<第5試合>
桜庭和志
●杉浦貴
9分15秒 顔面蹴り⇒体固め
ケンドー・カシン
〇藤田和之
<第6試合/GHCジュニアヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●仁王
23分01秒 キルスイッチ⇒片エビ固め
〇小峠篤司
[第45代選手権者]
※小峠が初防衛に成功
<第7試合>
中嶋勝彦
〇マサ北宮
18分51秒 監獄固め
丸藤正道
●武藤敬司
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