レッスルマニアが終われば、WWEが人材の整理を行うのは恒例のこととはいえ、今年に関しては衝撃が走った。日本でもお馴染みのサモア・ジョーもリストに入っていたからだ。近年は故障もあり、RAWの解説者席にいたが、しゃべらせても評価が高かっただけに意外だったかも。
アイコニックスの解雇は予想されたものだった。ビリー・ケイの出たレッスルマニア初日の女子ガントレット戦は酷い出来だった。ペイトン・ロイスはシングルとしてアスカ戦など出番を貰えていたが、一緒に解雇リストというのは夫がAEWのショーン・スピアースというのもあったのか? ビリー・ケイの就活活動ギミックはリアルになってしまったことになろう。
ミッキー・ジェームスはさすがに選手としては使い道がなかったのかもだが、つい先日のWWE殿堂式典や『NXTテイクオーバー』でも役割が与えられていたばかり。チェルシー・グリーンはNXTのロバート・ストーン・ブランドの一員だっが、最近はずっと出ていない。カリストはメキシコ系だがシカゴ出身のアメリカ人。シン・カラとのルチャ・ドラゴンでNXTタッグ王者になっただけでなく、メインのテレビにも出てUS王者に二度就いていた。
タッカーはオーティスとのコンビだったが、ドラフト会議で強制的にタッグ解消。一応はRAW所属となったが、ほとんど使われてなかった。ウェズリー・ブレイクはNXTでフォゴットン・サンズのトリオだったが、ジャクソン・ライカーのトランプ支持SNS発信が物議を醸して以来、なんかトリオは解散だし本人も使われなくなっていた。スティーブ。カトラーはすでに2月に解雇されている。ボー・ダラスは実はフィーンドことブレイ・ワイアットの実弟だ。兄貴とは風貌としてもまるで違うギミックだったが、近年はどこにも出てなかった。親父はIRSことマイク・ロトンドである。