4月25日(日)『KNOCK OUT 2021 vol.2』指定全席完売!開場・開始時刻繰り上げ!バズーカ巧樹 vs. 大谷翔司 7人のKNOCK OUTチャンピオンが勝敗予想!

©Def Fellow
 2021年のKNOCK OUTシリーズ第2戦、『KNOCK OUT 2021 vol.2』4月25日(日)後楽園ホール大会の指定全席が、4月12日(月)15:00をもち完売した。なお、今大会は新型コロナウイルス感染症対策のため、座席数を制限して販売しているため、立見券、および当日券の販売はない。
 また昨今の情勢を鑑み、開場/開始時刻を下記大会詳細の通り繰り上げ変更となった。

『KNOCK OUT 2021 vol.2』2021.4.25(日)後楽園ホール
【無法島presents KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ】
バズーカ巧樹(王者/菅原道場) vs 大谷翔司(挑戦者/スクランブル渋谷)
7人のKNOCK OUTチャンピオンが勝敗予想!

<予想内容>
①この試合の勝者
②勝敗の決着方法(KOか判定か)
③試合の見どころ

KNOCK OUT-BLACK女子アトム級チャンピオン
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)
①バズーカ巧樹②延長判定
③前回とても熱い試合だったので、今回も激闘になると思ってます!お互いの気持ちがぶつかり合い接戦になり延長までいきそうな感じがしました。

KNOCK OUT-REDスーパーフライ級チャンピオン
白幡裕星(橋本道場)
①大谷翔司②判定③昨年12月6日の試合は大谷選手がダウンを奪っての判定勝利。今回、両選手ダイレクトリマッチで短い期間での再戦なので大谷選手が有利だと思います。バズーカ選手もとても強い選手ですので、どちらが勝つか予測するのはなかなか難しいですが、大谷選手は、僕も所属している「ジャパンキックボクシングイノベーション」のチャンピオンでもあるので、大谷選手を選ばせて頂きました。

KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級チャンピオン
小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
①大谷翔司
②延長ラウンドKO
③前回、ダウンを奪われて敗れたバズーカ選手は相当対策をして、簡単にポイントをつけさせてくれないと思います。タフでコツコツタイプの大谷選手が粘る展開で差がつかず、延長ラウンドに入った時にフィジカルの強さで大谷選手が倒し切ると予想します。

KNOCK OUT-REDフェザー級チャンピオン
安本晴翔(橋本道場)
①バズーカ巧樹②判定③この試合の見所は、前回負けているバズーカ選手が王者の意地を見せてどのように試合を運ぶかにあると思います。バズーカ選手はパワーがすごくあると思うので、ダウンを取って勝つか、大谷選手はそのパワーを上手くよけてどんどん前に行って勝ちを掴むかだと思います。両者とても強いのでどちらに勝ちが転んでもおかしくないと思います。最終ラウンドまで目が離せない試合になること間違いないと思います。

KNOCK OUT-REDライト級チャンピオン
スアレック・ルークカムイ(STURGIS新宿)
①バズーカ巧樹②判定③前回は最後にパンチをもらってダウンしただけで、試合自体はバズーカが支配していた。今回もバズーカが試合を支配すると思う。ひとつ心配なのは後半、疲れたときのチャイスー(闘う心)。

KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級チャンピオン
吉田英司(クロスポイント吉祥寺)
①大谷翔司②3ラウンドKO③前回同様、バズーカ選手のテクニックでお互いやりづらい展開になると思いますが、2ラウンドから大谷選手がガツガツ攻めて、捕まえて倒すと思います。

KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級チャンピオン
海人(TEAM F.O.D)
①(人の試合予想は難しいので簡単には言えませんが強いて言えば)大谷翔司
②お互いに競り合って最後は判定決着
③テクニックや技術面ではバズーカ選手が勝ってる部分はあると思うのですが、大谷選手が迷わずにプレッシャーをかけてパンチで入っていければ結果、競り合いで大谷選手が勝つんじゃないかなと思います。

・バズーカ巧樹 vs 大谷翔司 WINボーナス「無法島賞」30万円
・ぱんちゃん璃奈 vs MIREY WINボーナス「創世のタイガ賞」20万円

■『KNOCK OUT 2021 vol.2』
日時:2021年4月25日(日) 17:00開場 18:00開始変更⇒16:45開場 17:30開始
会場:後楽園ホール
主催:株式会社 Def Fellow
協賛:株式会社FOREST PLANET マリオンアパレル株式会社 清水工業株式会社 ポノス株式会社 株式会社Tカンパニー 株式会社OFFICE MIRAI 備長炭焼き鳥・駅 セイクリッドフォース株式会社   
【チケット価格】
SRS席(最前列):¥20,000(¥20,500)RS席:¥15,000(¥15,500)S席:¥10,000(¥10,500)A席:¥7,000(¥7,500)
※全席指定/消費税込み
※今大会は新型コロナウイルス感染症対策のため、座席数を制限して販売いたします
※カッコ内は当日料金
※6歳未満は入場無料。ただし保護者同伴で膝上にてご観戦ください。(小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料) 
【チケット販売所】
チケットぴあ
OFFICIAL SHOP
出場各ジム

◇既定カード(8試合)

4・25(日)『KNOCK OUT 2021 vol.2』後楽園大会!カード発表!3・13(土)『KNOCK OUT ~The REBORN~』選手コメント!壱・センチャイジム & 古村光


<KNOCK OUT-BLACKライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R>
バズーカ巧樹(王者/菅原道場) Bazooka Koki
 VS.
大谷翔司(挑戦者/スクランブル渋谷) Shoji Otani

4月25日(日)『KNOCK OUT 2021 vol.2』タイトル戦で再戦!バズーカ巧樹 vs. 大谷翔司インタビュー!

<スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK(契約ウェイト調整中)/3分3R・延長1R>
ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE) Panchan Rina
KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者
 VS.
MIREY(HIDE GYM)
J-GIRLSピン級王者
WMC日本女子ピン級王者

<KNOCK OUT-REDスーパーフライ級/3分3R・延長1R>
松﨑公則(STRUGGLE) Kiminori Matsuzaki
1975.7.29生/東京都台東区出身/45歳/164cm/サウスポー/48戦20勝(11KO)24敗4分
元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者
元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者
元WPMF日本スーパーフライ級王者
元J-NETWORKスーパーフライ級王者
 VS.
花岡竜(橋本道場) Ryu Hanaoka
2003.11.30生/東京都昭島市出身/17歳/165cm/オーソドックス/8戦6勝(2KO)1敗1分
イノベーション・フライ級王者

<KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R>
龍聖(TRY HARD GYM) Ryusei
2001.4.11生/神奈川県相模原市出身/19歳(試合時は20歳)/175㎝/左右スイッチ/7戦7勝(6KO)
 vs.
No-Ri-(ワイルドシーサーコザ) ※読み方は「ノーリー」
1992.3.15生/沖縄県沖縄市出身/29歳/169㎝/オーソドックス/23戦15勝(2KO)7敗1分
元TENKAICHIバンタム級王者

<KNOCK OUT-BLACKフェザー級/3分3R・延長1R>
小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺) Yukinori Ogasawara
 VS.
銀次(Next零) Ginji

4月25日(日)『KNOCK OUT 2021 vol.2』インタビュー!龍聖 vs. No-Ri-、小笠原裕典 vs.銀次

<KNOCK OUT-BLACKライト級/3分3R・延長1R>
麻火佑太郎(PHOENIX) Yutaro Asahi
1999.8.20生/長野県上田市出身/21歳/174cm/左右スイッチ/14戦9勝(1KO)5敗
 VS.
古村匡平(FURUMURA-GYM) Kyohei Furumura
1999.8.24生/佐賀県三養基郡出身/21歳/174cm/オーソドックス/18戦16勝(7KO)1敗1分
大和MUAYTHAIスーパーライト級王者

<KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級/3分3R・延長1R>
濱田巧(team AKATSUKI) Takumi Hamada
1994.12.8生/千葉県松戸市出身/26歳/165cm/オーソドックス/18戦10勝(5KO)7敗1分
 VS.
酒井柚樹(TEPPEN GYM) Yuzuki Sakai
1996.6.10生/神奈川県横浜市出身/24歳/158cm/オーソドックス/19戦6勝(1KO)10敗3分

<KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級/3分3R・延長1R>
炎出丸(クロスポイント吉祥寺) Hidemaru
 VS.
加藤和也(ドージョー☆シャカリキ) Kazuya Kato

女子マッチKNOCK OUT-BLACK(肘なし)2分3R 川島えりさ&井之上弥生 両選手のコメントが届いた。

<KNOCK OUT-BLACK女子45.0kg契約/2分3R>
川島えりさ(クロスポイント吉祥寺) Erisa Kawashima
 VS.
井上弥生(橋本PREBO) Yayoi Inoue

◇川島えりさ
「テーマは“完勝”。『KNOCK OUT』女子はぱんちゃんだけじゃない」

──今回の試合がプロ3戦目になりますが、前回、昨年12月のねこ太戦は「再デビュー戦」と言われていました。実際、ご自分でもそのような位置づけでしたか?
川島 そうですね。宮田プロデューサーが最初に「再デビュー戦」っておっしゃってくださったんですけど、その時に私自身も「そうだなあ」と改めて思いました。というのが、トレーニング内容だったり練習量なんかもデビュー戦とは全く違って、新しい環境で試合を迎えられたので、そういう意味で自分自身でも「再デビュー戦」だったなと思ってます。

──「ちゃんとプロとして一歩踏み出せた」という感じ?
川島 本当にそうですね。意識が高められた試合だったので。

──その試合で初勝利もものにしました。ただ、試合内容については不満が残ったというコメントでしたね。
川島 練習でやってきたことは出せてはいたんですけど、全部出し切れてはいなかったので。それと、ぱんちゃん璃奈選手とのデビュー戦の時は「熱い気持ちで前に出る姿に感動した」と評価していただく声がすごく多かったんですけど、そういうアグレッシブさとかがこの前の試合では足りなくて、終わった時の達成感というか、やり切った感が自分でもなくて、見てる方の心を動かすような動きができなかったことが反省点で。結果は残せたものの、まだまだ内容には満足できなかったなという感じでした。

──アグレッシブさが足りなかった理由は何だったんでしょう?
川島 そこを言い訳にするのはダメだとは思うんですが、私自身はデビュー戦から2年近く経っていて、ブランクが空いてしまったことかなとは思ってます。

──では、「次こそは」という思いが強いと。
川島 はい。今回の試合に向けては、前回の試合で出し切れなかった気持ちの面をしっかり出して、前に出てアグレッシブに戦おうと思っています。

──今回の相手は井之上弥生選手です。現時点での印象は?
川島 試合数は私とそこまで差がないんですが、すごくタフな選手だなというのが第一印象で、打たれても打たれても前に出続けるタフさと打たれ強さが、女子の中でも珍しいタイプの選手だなと思いました。

──となると、お互いの気持ちのぶつかり合いになりそうですね。
川島 私も前に出てぶつかっていこうとは思うんですけど、今回はテーマとして「完勝」を目指しているので、お互いにただ前に出てゴチャゴチャした試合になるよりかは、いなすぐらいの気持ちでテクニックも見せられたらなとは思ってます。

──アグレッシブに前に出つつ、テクニックも見せると。
川島 前回の試合はうまく私が勝つ試合展開に運んでいったとは思うんですけど、「見せ場」というところが一つもなかったので、今回は見せるところはしっかり前に出て、打ち合っても勝つ自信はあるので。ただ、女子の試合でよくあるようなゴチャゴチャした試合にはなりたくないので、そこはしっかりテクニックで相手をいなしていきたいと思ってます。

──川島選手はすでにいろいろとファンやメディアの注目を浴びていますよね。ここで勝てばさらに存在感をアピールできると思いますが、注目度やアピールという面についてはどう考えてますか?
川島 もともと女子選手って、どちらかというと珍しい存在なので注目されやすいとは思うんですよね。その中でも『KNOCK OUT』といえば、今はぱんちゃん璃奈選手がチャンピオンでもあって注目を浴びていて、『KNOCK OUT』を引っ張っている存在でもありますけど、私は選手としてリングに上がれなかった間は会見の司会をしたり、今もYouTubeのナレーションを務めていて、盛り上げようという気持ちでは負けてないと思っています。今回はファイターとして、「『KNOCK OUT』の女子はぱんちゃん選手だけじゃないんだよ」ということをいろんな人に知ってもらいたいという気持ちです。その意味では、ぱんちゃん選手も同じ日に試合があるので、いいアピールになるなと思いました。

──ぱんちゃん選手にライバル心はある?
川島 私は、もちろんあります。向こうは私のことは全く気にとめてないと思うんですけど、私自身は悔しい気持ちでずっとキックを続けているし、負けず嫌いな気持ちも強いので、リベンジしたいという気持ちはすごくあります。もちろん対戦する相手は井之上選手なんですけど、ファンの人からは試合内容が比較されると思うので、そこはすごく意識してます。

──ぱんちゃん選手にはない、自分の強みはどういうところだと思っていますか?
川島 さっきの話と矛盾してしまうかもしれないんですけど……。ぱんちゃん選手は強いので、勝つのはうまいと思うんですけど、アグレッシブさとか打たれ強さでは負けない自信があるので、見てる人の心を動かすような存在なのは私かなと、勝手に思ってます。

──先ほど「リベンジ」という言葉もありましたが、いずれはもう一回?
川島 とは思ってるんですけど、ぱんちゃん選手は階級を上げて、私は今下げているので、試合の機会は難しいかもしれないですけど、今回みたいに同じ日に試合があって比較された時に、内容でいかに上回れるかということはすごく意識してます。

──さて、すごく今さらなところにさかのぼりますが、格闘技と出会ったのはいつのことなんですか?
川島 キックボクシングを始めたのは高校1年の時です。最初はエクササイズ目的でジムに入会したので、週1回行けばいい方というのを半年ぐらい続けてました。そこで小笠原瑛作選手から「試合に出ないの?」って言っていただいて、そこから週2~3回は行くようになって、アマチュアデビューしたのが高1の終わりの頃です。

──エクササイズ目的と言っても、女子高校生がキックジムに入会というのはまだ珍しいかなと思うんですが……。
川島 そうですね(笑)。父が以前ボクシングをやっていて、幼い頃に私も家でパンチを教わったりしていたんです。父は格闘技全般好きだったので、その影響はあると思います。家では格闘技の試合映像を日常的に見ていましたし。

――子供の頃は誰か好きな選手とかはいたんですか?
川島 魔裟斗選手はカッコいいなと純粋に思ってましたね。UFCとかも父と一緒に見たりしていて、格闘技は本当に身近にありましたね。

──でも、始めた時はプロになることなどは考えてなかったんですよね?
川島 はい、全く考えてなかったです。

──それがこうしてプロになった今、何を目標にしていますか?
川島 「ベルトを獲る」と答える選手も多いと思うんですが、私は……もちろんそういう欲もあるんですけど、そこがゴールとは思っていないんですね。プロとして何試合やれるのかも分からない中で、ぱんちゃん選手みたいに格闘技一本でやっているわけではなく、大学の学業とキックを両立させながらやっているので、試合間隔もどれぐらいでできるかもまだ分からない状態なんです。なので一戦一戦で、見てくれる人に感動してもらえたり、「川島選手のおかげで元気がもらえた」と思ってもらえるような試合がどれだけできるか、というのが一つの目標です。あとは純粋に強くなりたいという気持ちがあるので、そこで負けたくないなというのはあります。その結果としてチャンピオンになれればいいんですけど、それを最終目標にしているわけじゃないという感じです。

──大学の話が出ましたが、この春で2年生ですよね。ということは、コロナの影響で大学生活も想像と全く違ったのでは?
川島 そうなんです。高校の卒業式も大学の入学式もできなくて、去年は全くキャンパスに足を運ぶこともなく、友達もまだ片手で数えるほどしかできてなくて、まだ実感がないですね。今年は対面授業のメドもつきそうらしいので、そうなったらまた変わってきそうです。

──そうなったらなったで、キックとの両立という面では忙しくなりそうですね。
川島 そうですね。今以上に厳しくなるとは思うんですけど、どっちかがおろそかにならないようにしっかりやるというのは始める時に自分でも決めていて、「学業があるからキックが弱いんだ」とか、そういう言い訳には絶対にしたくないので、全力で両立させようとは思っています。

──なるほど。
川島 実はもう一つあって……。私は幼い頃から将来の夢があって、そのために大学とは別のスクールに通ってるんですよ。だから本当は、実質3つをやってる感じなんです。大学の授業は私にとっては苦じゃなくて、とても楽しいんですけど、そのスクールの方はいろんな分野が入ってくる職業を目指しているので、毎日、机に向かって頑張っているという感じです。

──そうなんですね。でも、大変な分やる気になるタイプのように聞こえますね。
川島 はい、もともと忙しい方が好きなタイプなので、厳しい状況なのは分かってるんですけど、逆に「頑張ろう」とやる気も湧いてくるので、全然、苦にはなってないです。

──そういった中で今回の試合は「完勝」を目指すと。では改めて、この試合で一番見てほしいところはどこですか?
川島 本当にもう、私自身を見てほしいと思ってます。「『KNOCK OUT』には川島えりさっていう女子選手がいるんだ」ということを意識して試合を見てほしいです。内容も問われると思っているので、そこも含めてしっかり見てほしいですね。

◇井之上弥生
「諦めずに戦って、また勝利の喜びを味わいたいです!」

──今回、『KNOCK OUT』に初出場となりました。
井之上 『KNOCK OUT』というと出たい選手もたくさんいる中でお声をかけていただいて、驚きとうれしさがあります。

──相手の川島選手についてはどういう認識でしたか?
井之上 『KNOCK OUT』のナビゲーターをやられているということを聞いて、華のある選手なのかなという印象がまずありましたね。その後、デビュー戦を見させていただいて、負けん気の強そうな選手だなと思いました。ひるまずに前にどんどん出てくる感じで。

──その相手に、どう戦おうと思っていますか?
井之上 私は試合では下がり気味になってしまうことが多いので、私も前に出て行けるように頑張りたいと思っています。

──ここまでプロ3戦ということですが、長いブランクもあったそうですね。
井之上 そうですね。もともと痛めていた肩が悪化してしまったので手術を2回して、2戦目と3戦目の間が5年ぐらい空いてしまったんですけど、去年久しぶりに試合をしました。

──それだけ空いても、またリングに立ちたいという意欲は失われなかったと。
井之上 そうですね。いつかまた試合がしたいということをずっと思いながら、リハビリと練習をしていました。

──ちょっとさかのぼりますが、そもそもキックを始めたのはどういう理由だったんですか?
井之上 もともと運動は好きだったんですけど、キックはダイエット目的で始めました。近所にキックボクシングジムができたので、そこに通い始めたというのが最初です。だから試合に出ようとかプロになろうとかは全く思ってなかったんですけど、何となく続けているうちに「アマチュアの試合に出ない?」みたいな感じになって、それで試合をしたら「楽しいな」と思って(笑)。

──どういうところが楽しかったですか?
井之上 日常生活ではなかなかあそこまで極限の状態になるということはないので、そこが楽しかったです。

──ただ、プロではここまで3戦、勝ち星がない状態ですが……。
井之上 そうですね(笑)。これはあんまりよくないことなのかもしれないですけど、結果よりも「試合をする」ということが好きで楽しいというのがあるので。もちろん、そこで勝っていかなきゃというのはあるんですけど。勝てなくてイヤになるとかはないです。

──今回の試合についてはどうですか?
井之上 ずっと負け続けているので、それを断ち切りたいというのはもちろんあります。アマチュアで勝った時の、あの喜びをまた味わいたいです。

──そのために今回必要なものとは?
井之上 毎回、最初にスタミナのことが頭をよぎるので、その心配をなくせるような練習をして臨みたいと思っています。まだまだこれから、もうちょっと追い込んでいかなきゃというところですね。

──攻撃面で強化しているところは?
井之上 蹴りが苦手なので、蹴りも出していけるように練習してます。ただ、正直まだまだなんですが……(笑)。

──スタミナ面と蹴りが強化ポイントと。すみません、口調からの勝手な印象なんですが、もしかしてものすごくおっとりした性格ですか?
井之上 そう聞こえますか?(笑) 確かに、周りからも言われることはありますね。でももちろん、リングに上がったら勝ちたいと思ってますよ(笑)。

──いえ、そこを疑っているわけでは(笑)。では、ファイターとしての今の目標は?
井之上 今はやっぱり、まず1勝したいというところですね。その先はそこから考えるという感じで。今回の試合のテーマも、そこが一番大きいです。

──ここまで3戦は全部、新宿FACEでの試合だったということで、後楽園ホールでの試合も初めてということですね。そこについては?
井之上 やっぱり大きい会場なので、みんなからはけっこうプレッシャーをかけられてるんですが(笑)、そこで勝ちたいですね。

──試合ではお客さんにどこを見てほしいですか?
井之上 最後まで諦めずに戦い続けるところですかね。諦めずに戦って、初勝利をあげたいと思ってます!

※出場選手はケガ等により変更となる場合があります。

【スケジュール】2021年
01/11(月・祝)  『創世のタイガ』&『無法島』PRESENTS REBELS ~New Year Festival~  新宿FACE
02/28(日)  REBELS ~The FINAL~  後楽園ホール
03/13(土)  KNOCK OUT ~The REBORN~  後楽園ホール
03/28(日) KNOCK OUTアマチュア・チャンピオン決定トーナメント  新宿FACE
04/04(日)  SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX vol.1  新宿FACE
04/25(日) KNOCK OUT 2021 vol.2 後楽園ホール
05/22(土) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
06/12(土) 昼:アマチュア大会/夜・プロ大会  新宿FACE
07/18(日) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
08/22(日) 昼:アマチュア大会/夜・プロ大会  新宿FACE
09/25(土) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
10/29(金) KNOCK OUTプロ大会  後楽園ホール
11/28(日) KNOCK OUTプロ大会 後楽園ホール
12月調整中
※運営都合により上記予定は変更または中止される場合がございます。

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’21年04月22日号レッスルマニア特集 春姫スターダム開幕 新日本キック 新章NXT-AEW