メインでスパイク・カーライルが一本勝ち!LFA 103

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 3月26日(現地時間)にオクラホマ州ショーニーで『LFA 103: Carlyle vs. Dagvadorj』が開催された。
 このLFA(Legacy Fighting Alliance)は、アクセスTVで全米に生放送されていたレガシーFCとRFAが合併された新団体である。レガシーFCのミック・メイナード社長が2017年よりUFCのマッチメーカーに就任する事になり、それに伴い同じアクセスTVで生放送されていたRFAと合併となった。共に全米で生放送されていた為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFC、RFA共に王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多く登竜門的な大会であったが、現在ではUFCファイトパスで生放送されるようになり、王座に就いたものはUFCと契約を勝ち取るケースが増えてきている。
 今大会のメインはライト級戦でスパイク・カーライルとバットスムベレル・ダグワドルジが対戦した。カーライルはUFCに参戦していたが連敗してリリースされ、LFAで再起を図ることになり、ダグワドルジは珍しいモンゴル人戦士だ。下馬評は元UFCという実績もあってカーライルが有利だが、試合はダグワドルジの打撃に苦しんだカーライルが起死回生のテイクダウンを成功させ、グランドでバックを奪ってチョークで一本勝ち。カーライルが見事な勝利でUFC復帰をアピールした。

■ LFA 103: Carlyle vs. Dagvadorj
日時:2021年3月26日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国オクラホマ州ショーニー

<ライト級>
○スパイク・カーライル(米国)
 1R 4分00秒 リアネイキドチョーク
●バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)

<女子118.8ポンド契約>
○ヴァネッサ・デモパウロス(米国)
 1R 0分38秒 TKO
●シンシア・アーセオ(米国)

<ライト級>
○アブドゥルカリーム・アルセルワディ(米国)
 1R 4分12秒 TKO
●ジェイク・セバスチャン(米国)

<バンタム級>
○フェルニー・ガルシア(米国)
 判定 3-0
●アイザヤ・バティン・ゴンザレス(米国)