［週刊ファイト3月11日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼迷走脱出か? 呪われたIWGPか? 50周年に向けて野球場5月2大会
　新日本プロレス2・22後楽園
　photo & text by TERUZ
・逆襲乗り出すオカダ腰痛テーピングは大丈夫か 鷹木とNJC前哨戦
・オーカーン初4強食い エンパイアが「ゼンパイア」返上でNJC発進
・飯伏「統一して、その先を見せます」初代IWGP世界ヘビー王者に
・2冠ついに統合 ファン総反対の中で「IWGP世界ヘビー級」制定
・「IWGP世界ヘビー級」制定 棚橋、オカダ、ジェイ、小島らコメント
・“1月4・5日以外”東京ドーム大会15年半ぶり ハマスタにも進出
・武道館観客数ノア＞スターダム＞新日 それでも新日の強気続く

■ 新日本プロレス 旗揚げ記念日
日時：3月4日（木）17:00
会場：東京・日本武道館 観衆3,026人（主催者発表）

　本稿がUPされる翌日3月6日に新日本プロレスは旗揚げ49周年を迎える。50周年への船出とも言える旗揚げ記念日は、3月4日、ビッグに日本武道館で開催された。ニュージャパンカップが前倒し開催となって、1回戦の一部も組み込まれる。3月1日に発表されてトレンド入りした統一王座「IWGP世界ヘビー級王座」の初代王者を賭けて、メインでは飯伏幸太とエル・デスペラードがぶつかり合った。新日本プロレスの2冠統一問題、旗揚げ記念日、5月ビッグマッチ日程をぶった斬る。

 
　逆襲乗り出すオカダ腰痛テーピングは大丈夫か 鷹木とNJC前哨戦

＜第3試合＞
●BUSHI
SANADA
鷹木信悟
　9分13秒　ショックアロー⇒片エビ固め
〇SHO
石井智宏
オカダ・カズチカ

　2月27日の大阪城ホール大会でEVILを倒し、ニュージャパンカップ制覇を宣言したオカダ・カズチカ。同トーナメントは1回戦で鷹木信悟とぶつかることになり、この日はタッグでの前哨戦となった。されど腰にはテーピングが巻かれており、出番がないときには場外で様子を自分でも探っているようにも見えた。試合後には「その腰は大丈夫なのか?」とばかりに鷹木に指されていたオカダだが、状態が不安視される。

オカダ「鷹木さんが元気ですね。まあ、体調はいいとは言えないけど、やっぱり今、世界中のみんなが体調がいい人なんて、元気いっぱいだなんて人は誰もいないと思いますし、なんとかしっかりと立っていようという人たち、かなり多いと思うんで、僕もそんな簡単にギブアップするわけにはいかないし、大阪でね、あんなでかい口叩いて、これでギブアップなんて言ってられないでしょう」。