22日、新日本プロレスが2・27&28大阪城ホール大会への前哨戦となる『Road to CASTLE ATTACK』後楽園ホール大会を開催した。
メインでジェイ・ホワイトの躍動が止まらない。相手の攻撃やカットプレーをとことんスカし、それでいて自身の技は憎々しくヒットさせ続ける。隙を突く緩急とスピードは明らかに他レスラーのテンポを凌駕しつつ、ラフプレーというアウトラインを崩すことがない。ファンを驚かせたと思ったら、次の瞬間には笑いをとっていたりもする。試合をコントロールしていると言っていい圧巻ぶりだった。
試合大半が「もうどんな結末になったとしても今日はジェイの一人勝ち」との印象で経過したが、これをやらなければ落ち着かない!? セコンドのディック東郷によるスポイラーズチョークでダメージを深めたオカダが、EVILに直接フォールされる。ストレスを溜める展開と後楽園観客不入りとSNS総スカンは今夜もセットだった。内藤の欠場と同時での飯伏幸太出場取り下げも含めて新日本のマイペースぶりは一貫している。北側席の大半を幕で覆ってのビジョン2個設置は、観客少数でもスタジオマッチとして機能すればいいという割り切りにも感じられた。
■ 新日本プロレス Road to CASTLE ATTACK
日時:2月22日(月)18:00
会場:東京・後楽園ホール 観衆410人(主催者発表)
<試合前、尾崎リングアナが、高橋ヒロム選手の負傷状況を説明>
病院での精密検査の結果、「左大胸筋断裂、全治は約半年」と診断されたことが明らかになった。
<内藤哲也が2月25日(木)後楽園ホール大会での復帰を宣言>
「幸い重症ではなく、経過も良好とのことなので」と復帰決定を報告。「マイクくらいできるだろ、黙ってるだけじゃ伝わらない」と飯伏幸太に呼びかけるが、飯伏の登場はなし。
<第1試合>
〇ジェフ・コブ
ウィル・オスプレイ
グレート-O-カーン
8分24秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●ゲイブリエル・キッド
天山広吉
棚橋弘至
※UNITED EMPIRE が大暴れ! NEVER無差別級王座・次期挑戦者のオーカーンは王者・棚橋を挑発!
<第2試合>
●邪道
チェーズ・オーエンズ
タンガ・ロア
タマ・トンガ
11分27秒 バタフライロック
SHO
矢野通
〇YOSHI-HASHI
後藤洋央紀
<第3試合>
〇石森太二
エル・ファンタズモ
8分52秒 ファンタズモのスーパーキック⇒片エビ固め
●BUSHI
鷹木信悟
※ヒロム不在のジュニアタッグ王座戦に前王者・デスペラード&金丸が名乗り!
<第4試合>
〇SANADA
12分45秒 Skull End
●本間朋晃
<第5試合>
ジェイ・ホワイト
〇EVIL
16分40秒 EVIL⇒体固め
石井智宏
●オカダ・カズチカ
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