ヴィクター・アルタミラノが新王者!LFA 100

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 2月19日(現地時間)にカンザス州パークシティで『LFA 100: Altamirano vs. Smith』が開催された。
 このLFA(Legacy Fighting Alliance)は、アクセスTVで全米に生放送されていたレガシーFCとRFAが合併された新団体である。レガシーFCのミック・メイナード社長が2017年よりUFCのマッチメーカーに就任する事になり、それに伴い同じアクセスTVで生放送されていたRFAと合併となった。共に全米で生放送されていた為、北米中堅MMA団体でも注目度が高く、レガシーFC、RFA共に王者になるとUFCやベラトールというメジャー団体との契約出来る事が多く登竜門的な大会であったが、現在ではUFCファイトパスで生放送されるようになり、王座に就いたものはUFCと契約を勝ち取るケースが増えてきている。
 今大会のメインはフライ級王座決定戦が行われ、ヴィクター・アルタミラノとネイト・スミスで争われる予定だったが、スミスが減量失敗して体重オーバーとなり、アルタミラノが勝利した場合のみ新王者になるという変則王座決定戦となった。下馬評ではややアルタミラノが有利となっていたが、試合は判定までもつれ込み、圧倒的大差でアルタミラが判定勝ち。アルタミラが見事に新王者に輝いた。

■ LFA 100: Altamirano vs. Smith
日時:2021年2月19日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国カンザス州パークシティ

<フライ級王座決定戦>
○ヴィクター・アルタミラノ(メキシコ)
 判定
●ネイト・スミス(米国)

<フライ級>
○チャールズ・ジョンソン(米国)
 2R 1分41秒 アナコンダチョーク
●カーリー・ペンギライネン(米国)

<フェザー級>
○スティーブン・グェン(米国)
 1R 0分30秒 TKO
●ホルヘ・フアレス(米国)

<ライト級>
○トミー・アーロン(米国)
 3R 3分57秒 リアネイキドチョーク
●ジェラルド・スコット(米国)

<バンタム級>
○クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
 判定
●エヴァン・ウールジー(米国)

<女子バンタム級>
○エマニュエル・モリヤー(米国)
 判定
●アンバー・ダニルソンスミス(米国)