1・25後楽園・修斗2015年開幕戦全カード決定！メインで宇野薫と戦う中村好史インタビュー

　来る1月25日（日）東京・後楽園ホールにて弊社主催で行いますプロフェッショナル修斗公式「プロフェッショナル修斗 2015年開幕戦」の全カード試合順が発表された。

■　プロフェッショナル修斗 2015年開幕戦
日時：2015年1月25日（日）［開場］17:00　開場・17:00　　本戦開始・18:00　※本戦開始前にオープニングファイトを予定
会場：東京・後楽園ホール

＜第9試合　修斗第6代環太平洋ライト級（65.8kg）チャンピオン決定戦（肘有り）　5分3R＞
中村好史（マッハ道場／環太平洋1位、世界4位）
vs.
宇野　薫（UNO DOJO／環太平洋3位、世界7位、元ウェルター級王者）

＜第8試合　ライト級（65.8kg）（肘有り）　5分3R＞
美木　航（NATURAL9／世界2位）
vs.
大澤茂樹（フリー／環太平洋10位、GRACHANフェザー級王者）

＜第7試合　ウェルター級（70.3kg）（肘有り）　5分3R＞
松本光史（マスタージャパン）
vs.
藤巻　優（パラエストラ小岩）

＜第6試合　フェザー級（61.2kg）　5分2R＞
佐藤将光（坂口道場一族／パンクラス・バンタム級5位）
vs.
藤中淳司（シューティングジム大阪）

＜第5試合　インフィニティリーグ2015公式戦　フェザー級（61.2kg）　5分2R＞
岡田　遼（パラエストラ松戸）
vs.
小蒼卓也（スカーフィスト）

＜第4試合　ライト級（65.8kg）　5分2R＞
三上譲治（修斗GYM東京）
vs.
ジョン・チュンイル（韓国／全州チームシュプレース）

＜第3試合　ライト級（65.8kg）　5分2R＞
平川智也（久我山ラスカルジム）
vs.
高橋孝徳（和術慧舟會AKZA）

＜第2試合　フェザー級（61.2kg）　5分2R＞
金物屋の秀（K’z FACTORY）
vs.
狸瑪猿シュン（リバーサルジム東京スタンドアウト）

＜第1試合　バンタム級（56.7kg）　5分3R＞
征矢　貴（パラエストラ松戸）
vs.
梶川　卓（スカーフィスト）

＜オープニングファイト　フライ級（52.2kg）　5分2R＞
飯野タテオ（和術慧舟會HEARTS）
vs.
鍋島　潤（和術慧舟會東京道場）

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　中村好史インタビュー
「“勝ちたい”くらいの気持ちでは宇野選手に勝てない、絶対に自分が勝つ」

――今大会では環太平洋ライト級王座決定戦として宇野薫選手と対戦することになりました。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか？
「まさか自分が宇野選手と戦うことになるとは思っていなかったので、すごく驚きました。昔から宇野選手が活躍している姿をテレビで見ていたし、去年10月のVTJでも宇野選手が一本勝ちした時に客席で絶叫していました。しかも宇野選手はマッハ（桜井速人）さんとアマチュアとプロで2回もやっている選手で、そういう相手と戦うことは不思議な感じもあります。でも宇野選手とベルトをかけて戦うことになって本当に興奮しています」
――中村選手は総合格闘技を始める前から宇野選手のことを見ていたのですか？
「そうですね。僕はPRIDEやHERO’Sが総合格闘技を知るきっかけだったので、PRIDEならマッハさん、HERO’Sなら宇野選手という感じで見ていました。だから宇野選手が修斗でチャンピオンだった頃はリアルタイムでは知らない世代です」
――当時はそういう相手と自分が戦う姿は想像していないですよね？
「はい。格闘技を始めた時は『世界一になりたい』と思っていたのですが、まさか自分がこうなるとは思っていませんでした。長く格闘技を続けていて、自分でも宇野選手と戦うところまで来たのか、と思います」
――今回の試合が決まってマッハ選手からどんなことを言われましたか？
「タイトルマッチなんだから絶対に勝ってベルトを獲れ、と言われました。宇野選手と試合をするということよりも、チャンピオンになることを強く言われました。きっとマッハさんからすれば宇野選手は自分と同世代の選手なので、そういう相手は越えなければいけないという考えなのだと思います」
――マッハさんからのアドバイスも含めて、この試合に向けてどんなことを意識して練習していますか？
「マッハさんからも言われたのですが、宇野選手は戦い方も上手くて気持ちも強いので、そういうところは気をつけて戦え、と。僕が格闘技を始める前から今でもトップで活躍している選手なので、そこは本当にすごいと思います」
――対戦カード発表記者会見では「気持ちを折るように戦いたいです」という言葉もありました。
「僕が見る限り、宇野選手は絶対に気持ちが折れないし、どんなに厳しい試合展開でも絶対に妥協しない選手です。そんな宇野選手だからこそ気持ちを折るような試合をしなければ勝てないと思います。勝ちたいくらいの気持ちでは宇野選手に勝てないと思うので、絶対に自分が勝つ気持ちで戦います」
――今回は中村選手にとって初めてタイトルマッチですが、修斗へのベルトに想い入れはありますか？
「僕は一歩ずつ目の前のステップを目標にやってきた選手ですが、やはり大きな目標としてチャンピオンというものがありました。だからこのチャンスでベルトを獲らないといけないと思っているし、日本の総合格闘技を引っ張ってきた人たちが巻いてきた歴史ある修斗のベルトなので、それは自分にとっても大きなものです。そうそうたるメンバーが名を連ねている修斗王者の中に自分の名前も刻みたいです」
――中村選手はデビューして5年、ベルトを獲って格闘技をやってきた形を残したいという気持ちはありますか？
「今、僕は26歳なのですが、最初は25歳までにベルトを獲ることを目標にしていました。でもそれが1年遅れちゃっているし、マッハさんは22歳の時に修斗でチャンピオンになっているので、それを考えると僕は大分遅れているなと思います（苦笑）。海外を見ても25歳前後で世界のトップとして活躍している選手はたくさんいるじゃないですか。そういう部分でも自分もそっち（活躍する）側に行かなければいけないと思います」
――この試合は今大会のメインイベントで、注目も集まる試合です。ずばりどんな試合をしてベルトを巻いていたいと思いますか？
「僕は動き続けることが持ち味なので、それを出す練習はもちろん、一本・KOで勝つための練習もやっています。そしてタフでハードな試合になることを想定した練習もやってきました。僕と宇野選手が戦えば、必ず面白い試合になると思うし、最後は僕がベルトを巻いている姿を見に来てください」