[ファイトクラブ]オールタイム・オールスターが雛祭りへ スターダム万感の武道館初進出

[週刊ファイト2月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼オールタイム・オールスターが雛祭りへ スターダム万感の武道館初進出
 スターダム1・30ベルサール高田馬場(試合&イベント)
 photo & text by TERUZ
・渡辺桃を突破するも朱里「スターダム全体の問題」セコンド志願
・ジュリアが試合でコズエンを圧倒 年間アワードで堂々3部門受賞
・年間ベストバウト獲得 岩谷「林下詩美戦か彩羽匠戦だと思ってた」
・卒業したOG 出て行った仲間 現在の主力 みんなで日本武道館へ
・サイン会一夜復活 スタッフに「ありがとう」と声かけるファンも


■ スターダム 日本武道館大前夜祭
日時:1月30日(土)13:00 ※別途18:00よりイベント開催
会場:ベルサール高田馬場 観衆403人(コロナ対策人数/主催者発表)

 約1か月後に3・3日本武道館大会を控えたスターダムが1月30日、ベルサール高田馬場大会「日本武道館大前夜祭」を開催した。昼の試合と夜のイベントの二本立て。試合ではタイトルマッチへのステップとなる主張が相次ぎ、イベントではスターダム・アワード2020ならびに武道館大会第1弾カード発表が行われた。武道館のテーマである“オールタイム・オールスター”の具体的な中身も明かされ、いよいよ雛祭りも待ったなし。万感の武道館初進出を控えたスターダムをレポートする。

 
 渡辺桃を突破するも朱里「スターダム全体の問題」セコンド志願

<第6試合/SWA世界選手権試合>
〈王者〉
〇朱里
 18分12秒 玄武
●渡辺桃
〈挑戦者〉
※朱里は2度目の防衛に成功。
※次期挑戦者にAZMを指名。

 メインでは朱里がSWA王座戦で渡辺桃の挑戦を受ける。ともにキックを持ち味とする両者は、ユニットを越えて認めあう関係。デッドヒートとなった試合はエンドレスにさえ感じられたが、ヒザ蹴りとサイドバスターからの玄武(げんぶ/スリーパーとアームロックの複合技)に移行した朱里が渡辺を仕留めた。

 リーグ戦で負けを喫しているAZMを次期挑戦者に指名した朱里は、2月10日にシードリング新木場大会で行われる試合に言及。高橋奈七永&中島安里紗(シードリング)vs.渡辺桃&飯田沙耶(スターダム)との顔合わせとなるが、これを「スターダム全体の問題」と位置づける。突破した相手のはずの渡辺のセコンドを志願していた。

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