AEWトップフライト抜擢CジェリコMJF戦!吸血鬼アバドン志田光噛む

(c) AEW

■ AEW Dynamite Holiday Bash
日時:12月23日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州ジャクソンビル デイリーズ・プレイス

 そもそもバスケNBA中継がTNT局で決まっており、AEWはゲームが終了次第放送となって今週に関するなら東部時間でいくなら夜8時からUSAネットワークでNXT、バスケが終わって夜遅い時間からTNT局でDynamiteと、結果的に裏番組でかぶらなかったので、水曜TV戦争の視聴者数を出してもあまり意味はない。そのバスケに食われて両方とも少し下がったのだが、大局的観点からは大して変わらなかったとも評されよう。

 Dynamiteに関しては、先週の木曜日に収録されたものだ。終わったらPACは英国に帰国したそうなんだが、今の英国状況からして次に戻って来られるのかという心配や、ベストフレンズのトレントが筋断裂となりしばらく出れないとかニュースもあるにせよ、その先週時点で試合結果まで漏れていたのはいただけない。


 試合は、ヤングバックスといい試合で番組デビューとなったにせよ、はっきり言って全くの新人であるトップフライトが、相変わらずNew York Times紙のベストパフォーマンス賞をアピールするインナーサークルのクリス・ジェリコ&MJFと対戦する大抜擢カードから。ゆっくりペースで格・序列が移動する日本式からは考えられないカードになる。

 細部が考えられている練った面白いカードになったのだから文句のつけようがない。ジェイク・ヘイガーが「ウォードローはクソ野郎、チームに貢献してない」とやって、次週はこの大型同士の対決が発表された。


 スティングは故ダスティ・ローデスの思い出、「ペイントをしたらどうか、リック・フレアーとメインイベントだ」と誕生秘話を語り、そのスピンオフ(形見)であるCodyのいるAEWというスピーチを始めるんだが、ダービー・アレンの名が出たとたんにタズ軍が横やりと。

 2週間後TNT王座をかけてダービー・アレンvs.ブライアン・ケイジ戦となった。


 6人タッグマッチとしてジェラシック・エクスプレスにコルト・カバナ&ダークオーダー5号、10号も。現地1月6日はマルコ・スタントを抜いたジャングルボーイ&ルチャザウルスがFTRと闘うカードとなった。


 いつビデオ撮りしたのか不明かつ、公式写真になかったがケニー・オメガ w/ドン・キャリスが、「フェニックスはケガばかりで負けている奴」とコキ降ろすセグメントも挿入。


 エディ・キングストンが解説席に付いたブッチャーとPACのシングル戦は、最初から”アメリカン・サイコ”ランス・アーチャーが妨害という展開に。

 ブラックアローは綺麗だったんだが・・・。


 キップ・セイビアンとペネロピー・フォードの結婚式は現地2月3日の番組だそうです。THE BESTMAN(仲人)のミロが暴れるんでしょうか?


 ダスティン・ローデスとイービル・ウノ(1号)の定番カードも。そんな何度勧誘されてもダークオーダー軍に入りませんって。


 女子王者・志田光の対戦相手は当日発表のアレックス・ガルシア、期待薄の割には良かったんじゃないかと。

 ただ、それだけでは持たないので、吸血鬼アバドンが志田の首筋に噛みつくジュースの流血場面も挿入。ケツはファルコン・アローでした。


 番組トリは、いくら対戦相手がヤングバックスとしても、これまた新人のアクレイムドとのタッグ王座戦というのだからAEWの若手登用路線は凄い。「NXTは50歳以上のデモグラフィックに固定客圧倒的支持でも、AEWは若者層ではRAWにも勝ってます」というデータを実践していることになろう。

 中身はバックスがセールしまくって素晴らしい内容に。まぁ当然なんですが・・・。


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