(C)ROH
12月18日(現地時間)にミズーリ州セントチャールズで『ROHファイナルバトル2020』が開催された。
ROHは正式名称はリング・オブ・オナー(Ring of Honor)。現在、新日本プロレスとも提携している北米第三、第四の団体だが、2020年は新型コロナによる自粛の煽りを受けてほとんど大会を開催出来なかった。2020年12月になってやっとPPV大会を再開させるという事になる。
今大会は四大タイトルマッチが組まれ、メインは当然、団体最高峰王座であるROH世界王座戦で、王者ルーシュがブロディ・キングと対戦した。メキシコから乗り込んできたルーシュは、弟のドラゴン・リーと共にROHを制圧。ルーシュが世界王者、リーがTV王者として君臨しており、キングは王座を米国に取り戻したいところだ。激しくぶつかり合うラフファイトとなったが、最後はルーシュが必殺のブルズホーンズを決めてフォール勝ち。試合後は、TV王座の防衛を果たしたリー、そして父親のピエロー(ラ・ベスティア・デル・リング)と共に王座防衛を喜んだ。するとそこに現ROHピュア王者であり、今大会でも王座防衛を果たしたジョナサン・グレシャム、そしてジェイ・リーサル、トレイシー・ウィリアムズ、レット・タイタスのザ・ファウンデーションが現れてルーシュ一家と対峙。2021年には世界王座とピュア王座の二冠戦が行われるのだろうか?今後のROHマットから目が離せないだろう。
■ ROHファイナルバトル2020
日時:2020年12月18日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア
<ROH世界王座タイトルマッチ>
○ルーシュ(王者)
ピンフォール
●ブロディ・キング(挑戦者)
<ROHピュア王座タイトルマッチ>
○ジョナサン・グレシャム(王者)
ピンフォール
●フリップ・ゴードン(挑戦者
<シングルマッチ>
○シェイン・テイラー
ピンフォール
●ジェイ・ブリスコ
<ROH世界TV王座タイトルマッチ>
○ドラゴン・リー(王者)
ピンフォール
●トニー・デッペン(挑戦者)
<シングルマッチ>
○ダンハウゼン
ピンフォール
●ブライアン・ジョンソン
<タッグマッチ>
○マット・テイヴェン、マイク・ベネット
ピンフォール
●ヴィンセント、ベイトマン
<シングルマッチ>
○レイ・ホルス
ピンフォール
●ダルトン・キャッスル
<ROH世界タッグ王座タイトルマッチ>
○ジェイ・リーサル、ジョナサン・グレシャム(王者)
ピンフォール
●マーク・ブリスコ、PCO(挑戦者)
<ピュアルールズタッグマッチ>
○トレイシー・ウィリアムズ、レット・タイタス
ピンフォール
●フレッド・イェヒ、ウィーラー・ユータ
<TV王座挑戦者決定4WAYマッチ>
勝者:トニー・デッペン
参戦選手:ダク・ドレイパー、LSG、ジョシュ・ウッズ
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— ROH Wrestling (@ringofhonor) December 19, 2020