[週刊ファイト11月12日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼藤波「人に見られていること」が若さを保つ秘訣。デビュー50周年に意欲!
by 井上譲二
・後楽園と大阪は本当にやりたかったんだけれど、ああいう状況だから諦めざるを得なかった
・自分は猪木さんと一緒で忙しいほうが性に合っている
・工夫してファンに喜んでもらえる企画を考えています
・とりあえず70歳を目標にしてきましたが、いまは70歳にこだわっているわけじゃない
五輪イヤーとなる21年にプロレス・デビュー50周年を迎える藤波辰爾。今年は新型コロナの感染拡大により、ほとんど試合を行っていないが、貯まったエネルギーを来年の記念試合で思い切り発散させるという。そんな藤波に電話で話を聞かせてもらった。
━大日本プロレスの8・30ラスト文体を欠場する原因になった腰(腰椎狭窄症)の具合は?
藤波 もう問題ないです。軽いトレーニング・・・ジョギングとかウエートトレもやってるしね。
━じゃあ、血圧とか血糖値は?
藤波 お陰さまで、そっちの方も正常値を保っています。ただ、ウエートをもっと減らしたい。
━身長にもよりますが、50歳、60歳を過ぎて体重が70㌔を超えていると医者は必ず「体重を減らしなさい」と言う。
藤波 いま108㌔くらい。95㌔くらいまで落としたいと思っているけど、なかなか・・・。でも、来年はデビュー50周年なので、いまからコンディションを整えておかないとね。
━コロナ以降、1試合もやっていない?
藤波 試合には出てないです。4月の後楽園と大阪は本当にやりたかったんだけれど、ああいう状況だから諦めざるを得なかった。
━無観客は考えなかった?
藤波 ウチ(ドラディション)にはテレビが付いていないこともあって、その選択肢はなかったね。幸い、特殊な事情なので会場のキャンセル料は発生しなかった。
━50周年記念イベントのプランは具体化しつつあるのですか?
藤波 自分と対戦した外国人はワンマッチ復帰にしろ、コンディション的にもう無理なので、どうしても(藤波のカードは)対日本人に限られてしまう。でも、50周年なので、そこを何とか工夫したいと考えています。会場に関しては後楽園、ATCホールが有力なんだけれど、コロナの状況を見ながら東京、大阪以外の都市でも開催するかどうか、じっくりプランを練っていきたい。
━そのコロナの影響でドラディションの興行も中止になって今年は時間を持て余しているのでは?
▼A・猪木を中心に新日OBの間で“再会ラッシュ”も全員集合にはならず
▼生ゴミ処理機でつながっている猪木も上井氏の復帰を熱望!?