[ファイトクラブ]DREAM☆Hの夢と希望 中野「子ども生む」白川「出産に備える」 スターダム

[週刊ファイト11月5日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼DREAM☆Hの夢と希望 中野「子ども生む」白川「出産に備える」
 スターダム10・29後楽園ホール photo & text by TERUZ
・ジュリア「あのころは悪者だったけど」 DDMに囲まれて登場1周年
・もう一つのピースとは!? DREAM☆Hが次回後楽園ZZ投入を予告
・朱里がスターダム正式入団発表 ビー・プレストリーに対戦要求


■ スターダム 第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦
日時:10月29日(木)18:30
開場:東京・後楽園ホール 観衆472人(コロナ対策人数=主催者発表)

 10月29日、スターダムが後楽園ホール大会『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦』を開催した。ジュリアはメインイベントで同ユニットDonna Del Mondo(ドンナ・デル・モンド)のひめかを相手にワンダー・オブ・スターダム王座防衛戦となる。ジュリアは8月のリーグ戦『5☆STAR GP2020』でスターダム参戦後初となるシングル敗戦をひめかに喫していた。この日も体格に勝るひめかがリング内外で優位に立ち、ジュリアは寝技で対抗。さらにはゴツンと音が響く頭突きも繰り出したジュリアは、ひめかの体重を逆利用するかのようなグロリアスドライバーで料理した。

 
 ジュリア「あのころは悪者だったけど」 DDMに囲まれて登場1周年

<第6試合:ワンダー・オブ・スターダム選手権試合/30分1本勝負>
[第14代王者]〇ジュリア(Donna Del Mondo)
  19分47秒 グロリアスドライバー⇒片エビ固め
[挑戦者]●ひめか(Donna Del Mondo)
※ジュリアが2度目の防衛に成功
※ジュリアが次期挑戦者に小波を指名

 ジュリアは2017年10月29日のデビューからちょうど3周年を迎える。いや、それ以上にスターダム初登場の方が記憶は鮮明なのか、マイクを取ると「スターダムに来て1年。あのころのジュリアは悪者だったけど」と述懐。アイスリボン退団表明がフライングとしてバッシングされた過去を噛みしめた。時間をかけつつ状況は一変し、囲んでくれる仲間とファンに「こういうのは好きじゃないけど、ありがとう」とメッセージを放つ。次期挑戦者に小波を指名し、白ベルトを自身の色に染める勢いを見せつけている。

<試合後マイク>

ジュリア「ジュリアがスターダムに来て、1年が経ちます。あのころのジュリアは正直、何とも言えない、ね。悪者だったけど、でも、ここにいる仲間と、まあジュリアのことが大嫌いな奴いっぱいると思う。でも、でも好き勝手にやらせて、見守ってくれてるお客さんたち、こういうの言うのは好きじゃないけど、ありがとう。締めます。なつぽい、舞華、朱里、ひめか、そしてジュリア。世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド! アリーーーべデルチ、またな!」

<バックステージ>

「ひとまず2度目の防衛に成功して、このベルトを懸けて試合するごとに、すげーもん持っちまったなって。シングルのチャンピオン巻くというのは初めてだから、それでナメられたくないし、だからって。だから余計に気持ちもどんどんどんどん強くなっちゃうよね。よくさ、茶番とか言われちゃうんだけど、仲間だろうと仲間じゃなかろうと、ムカつくもんはムカつく。ひめかにおいては特にね。インタビューのときは本当になんだコイツ? でも調印式のときはちょっとうれしかった。だけど、試合のときのひめかはこえーよ。それは本当だよ。でもだから、こうやって感情剥き出しになって殴り合って、それがあるからこのベルトの価値というのは、なにが正解かわからないけど、私はこんな手でしかできないけど、こんなジュリアだけど、それでもこのベルトを最高のベルトにするって私は決めた。3度目の防衛戦、小波。やりづらいけど、1回負けてるしね。ここで必ず私、防衛します。借りは返さなきゃいけないし。あとはスターダムにきてちょうど1年。好き勝手にやらせてくれてありがとう。今日だけは言ってやるよ。ありがとう。アリーベデルチ、またな」

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