新旧ミスティココンビが王座防衛!Lucha Libre CMLL


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 10月23日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで収録されたCMLLの試合がメキシコで放送された。
 新型コロナ自粛に伴い、特に被害の大きいメキシコではプロレスに限らず全ての興行が自粛となり、CMLLも定期戦は3月以降、開催する事が出来なかった。そして8月になり、遂にメキシコ政府がCMLLに無観客試合を行うことを許可した為、8月にまず無観客大会を開催、そして9月から本格的にスケジュールを組んで大会を開催していくことになった。
 今大会のメインはCMLLタッグ王座戦が組まれ、王者である新旧ミスティココンビがボラドールJr.、ティタンの挑戦を受けた。共にテクニコ同士であるが、2020年10月16日放送大会でこの両タッグチームは激突しており、その時はカリスティコの覆面が脱げて反則決着なった事に納得のいかないボラドールJr.が今度は王座を賭けてリマッチしろとアピールして実現したのが今回のカードだった。試合は、まずボラドールJr.組が先制するも、二本目は新旧ミスティココンビがラ・ミスティカの共演で奪い返して、運命の三本目に突入。因縁の相手ボラドールJr.にカリスティコが必殺のラ・ミスティカを極めると、ミスティコもティタンからフォールを奪って王者組の勝利。クリーンに決着をつけて王座防衛を果たした。
 またメキシコの国民的行事である「死者の日」を記念した死者の日王者であるサンソンがコロナ陽性となり、王座を返上。王座決定戦を行うこととなり、その予選が行われた。予選で最後まで勝ち残ったのがエウフォリア、エル・テリブレで、このルード同士で死者の日王座決定戦が行われることとなった。

■ Lucha Libre CMLL
日時:2020年10月23日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<CMLLタッグ王座タイトルマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ(王者)
 2-1
●ボラドールJr.、ティタン(挑戦者)

<死者の日王座決定戦予選>
勝ち残り:エウフォリア、エル・テリブレ

<CMLL女子王座タイトルマッチ>
○プリンセサ・スヘイ(挑戦者)
 2-1
●マルセラ(王者)

<タッグマッチ>
○レイ・コメタ、エスピリトゥ・ネグロ
 2-1
●オクムラ、エフェスト

<シングルマッチ>
○エスパントJr.
 2-1
●オロJr.