23日、新日本プロレスがG1クライマックス明け初大会を後楽園ホールにて開催した。
第2試合では、11・7大阪府立体育会館での一騎打ちが決定しているオカダ・カズチカとグレート-O-カーンが前哨戦とばかりにタッグマッチで対決となる。岡倫之の化身であるカーンが10・18両国国技館に続く国内2戦目であり、後楽園初降臨だ。バックボーンは実力派であり、パフォーマンスは怪奇派であり、SNSは能力派。3拍子揃った皇帝は豪快ファイトでオカダを揺さぶり、ゲイブリエル・キッドを料理してみせた。入場の際はパートナーであるウィル・オスプレイの曲で入場したが、直接勝利により自らのテーマ曲もお披露目となった。
ユニット・ケイオスからオスプレイが裏切ったことを重くみていたオカダだったが、この日はカーンについて言及する。
オカダ「いいねぇ、“オカーン”。でもさ、俺とオスプレイの兄弟ゲンカに“オカーン”は必要ねえんだよ。母親は出る幕じゃねぇってことよ? でも、いいじゃない。兄として、しっかり親孝行してやるよ、“オカーン”。大阪、覚悟しとけよコノヤロー!」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 23, 2020
オカダ「いいねぇ、“オカーン”。でもさ、俺とオスプレイの兄弟ゲンカに“オカーン”は必要ねえんだよ。母親は出る幕じゃねぇってことよ? でも、いいじゃない。兄として、しっかり親孝行してやるよ、“オカーン”。大阪、覚悟しとけよコノヤロー!」。反発しつつも振り向いた格好となったオカダ。11・7大阪府立でカーンを料理してオスプレイ戦へと歩を進められるか。
■ 新日本プロレス Road to POWER STRUGGLE
日時:10月23日(金)
会場:東京・後楽園ホール 観衆597人(主催者発表)
<第1試合>
○上村優也
9分09秒 かんぬきスープレックスホールド
●辻陽太
<第2試合>
ウィル・オスプレイ
○グレート-O-カーン
10分17秒 エリミネーター⇒エビ固め
●ゲイブリエル・キッド
オカダ・カズチカ
<第3試合>
BUSHI
高橋ヒロム
○鷹木信悟
12分51秒 パンピングボンバー⇒体固め
●金丸義信
エル・デスペラード
鈴木みのる
<第4試合>
本間朋晃
棚橋弘至
○飯伏幸太
10分36秒 カミゴェ→片エビ固め
●外道
KENTA
ジェイ・ホワイト
<第5試合>
内藤哲也
○SANADA
11分58秒 Scull End
●ディック東郷
EVIL
<第6試合/NEVER無差別級6人タッグ選手権試合>
[第21代王者]
石井智宏
後藤洋央紀
○YOSHI-HASHI
32分25秒 カルマ⇒片エビ固め
●DOUKI
ザック・セイバーJr.
タイチ
[挑戦者]
※後藤&石井&YOSHI-HASHIが2度目の防衛に成功
大会レポートと年明けダブルドーム展望は週刊ファイト11月5日号(10月30日発売)に収録されました。