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来週が『ハロウィン・ハボック』名義の大会をPPVでなくNXT番組でやるということで、そのカード仕込みが展開された回となった。冒頭はより攻撃的になったKUSHIDAの登場から。
続いては左腕にキャスケット姿のベルベティーン・ドリームであり、すぐにトマソ・チャンパ親父に金網にぶつけられていたんだが・・・。通常、キャスケットのまま試合するのは、実はまったくのブラフで凶器として使うためだったという場合もあれば、本当に負傷したものの強行出場もありえるが、正直試合中の動きではわからず。最後の最後でチャンパを殴るのに使ってはいたんだが、実際にケガしたももののある程度回復したので出てきたケースも考えられる。
試合詳細は以下に譲るが、目まぐるしく動き回るハイスピードの展開は見ごたえがあった。
エンバー・ムーンはよく知らない選手をスクワッシュすると。試合後にダコタ･カイがケンカ売っていた。次回ということだろう。
はい、今週もテレビに出してもらえましたオースチン・セオリー君。相手はブロンソン・リードでフロッグスプラッシュを食らいます。
帰ろうとするリードに、オースチン君が吠えます。「俺こそがNXTの未来、WWEの未来だぁ～！ 勝つまで止めないゾ」と。
しかし、2試合目もサモアン・ドロップ食らって負けるんです。ただ、あとのセグメントで会場を裸のまま車で去ろうとするのにインタビュアーがマイクを向けると、「もう辞めてやる」との捨て台詞。面白いからオースチン・セオリーは毎週出して欲しい。
試合内容的には、ファンタズマ軍（サントス・エスコバ、ラウル・メンドーサ、ホアキン･ワイルド）と、ベビーフェイス軍（ジェイク･アトラス、アシャンテ･アドニス、アイゼア”Swerve”スコット）の6人タッグがダントツに素晴らしかった。超スピードで危険な技もやるジェイクがいよいよ本領発揮か。
大将のサントスはやられるんだが、試合はメンドーサがアドニスをフォール。次回はアトラス対エスコバのシングル戦だろう。
またまたテレビに出してもらえたドレイク・マベリックとキリアン・デインの凸凹コンビ。相手はEVER-RISEなるヤングバックスのパクリながら、AEWへの当てつけからjobber扱いのタッグ屋なんだが、怒ったマベリックがイス攻撃やってしまい反則負けに。
こっちも大いに楽しめるから毎週出して下さい！
中国娘のザイア・リーは、なんか召集状が届いて説明がないままなんだが、親が中国に戻れとでも催促しているのだろうか。「今日はどうしても勝たねばならない」を繰り返している。相手は超久しぶりのシングル戦になるアメリカン忍者のケイシー･カタンザーロだ。結局ビクトリーロールに丸め込まれてザイアは負けてしまうのだが・・・。
セグメントはそこでは終わらず、結局は大女ラケル・ゴンザレスが出てきて、ケイシーの盟友ケイデン･カーターともども全員をぶっ潰して美味しいところを横取り。リア・リプリーへの挑戦を表明していた。
ティモシー･サッチャーの関節技教室は、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンではなく、サッチ・アズ・サッチ・キャンとなるのだが、練習生をダブルリストロック以下で極めまくっていると、さすがに練習生も怒って先生を締め上げると。それで怒ったサッチャー先生が、「じゃぁ試合だ！」とシャツを脱ぐと、そこはキャピタル・レスリング・センターであり、観客スクリーンにも電源が入るという構成に。
すぐに逆エビを極めてサッチャー先生、素敵です。
番組トリのNXTタッグ王座戦に行く前に、予定されていたアンディスピューティド・エラの二人が次々になにものかに襲われて試合出来ないとなり、ウィリアム・リーガル＝コミッショナーによりブリザンゴvs.英国系コンビ、オニー・ローカン&ダニー・バーチ組が代打となることに。
試合は良く出来ており白熱の内容に。黒フードに鉄仮面の謎の男が加勢して、ブリーズをDDT葬にしてローカン&バーチが王座を戴冠。鉄仮面の正体は、元フットボーラーにして、プロレス・デビュー戦のアダム・コール戦で仰天の試合をやってのけたパット・マカフィーなのだった。
■ WWE NXT
日時：10月21日（現地時間）
会場：米フロリダ州ウィンターパーク キャピタル・レスリング・センター
◆KUSHIDAがトリプルスレット戦に勝利！「次は王座戦かもな」と好調をアピール
KUSHIDAが抗争を展開する強豪ベルベティーン・ドリーム、重鎮トマソ・チャンパを相手にトリプルスレット戦で激突した。チャンパが入場するドリームを襲撃して試合が始まると、KUSHIDAもハンドスプリング・ニールキックをドリームに放ったが、勢いに乗るチャンパが２人をバリケードに叩きつけて試合を優勢に進めた。中盤ではKUSHIDAがチャンパにマサヒロ・タナカを放って反撃するも、ドリームが捕まえたKUSHIDAにドリーム・デスバレー・ドライバー、チャンパがドリームにジャンピング・ニーと３人入り乱れた白熱の攻防を展開。さらにKUSHIDAはアーム・ブリーカーから飛び付きアーム・バーでチャンパを追い詰めるも、ドリームのパープル・レインメーカーを食らってチャンスを逃してしまう。
しかし、KUSHIDAが２人にトペ・コンヒーロを放って勢いを取り戻すと、最後はチャンパとドリームが衝突した隙にKUSHIDAがチャンパにジャーマン・スープレックスを決めて３カウント。KUSHIDAは「NXTテイクオーバー31」でのドリーム戦勝利に続き、前回の試合で不完全燃焼に終わったチャンパを今回のトリプルスレット戦できっちり仕留めた。
試合後、KUSHIDAは「大勝利だ！ なぜなら『テイクオーバー』でドリーム、今日はチャンパを倒した。次は王座戦かもな」とタイトルを意識すると、試合日の10月21日に関しての質問に「僕の大好きな映画を知っているか？ ハッピー・バック・トゥ・ザ・フューチャー・デイだ！」と英語で答えて好調をアピールした。
◆王者紫雷イオが『NXT：ハロウィン・ハボック』を前に王座防衛を宣言！
王者紫雷イオが「NXT：ハロウィン・ハボック」のNXT女子王座戦で再戦するキャンディス・レラエに対して王座防衛を宣言した。試合形式をスピン・ザ・ウィールで決定することになったこの王座戦を前にスペシャル映像で登場したイオは「バイカー・ チェーン戦、目隠し戦、棺桶戦、ストリート戦、ウエポンズ・ワイルド戦・・・ハロウィン・ハボックでは私がキャンディスを叩きのめす」と対戦相手を挑発し、いかなる試合形式でも王座防衛することを宣言した。
これに対してキャンディスは夫のジョニー・ガルガノとスピン・ザ・ウィールの練習をすると、トリック・オア・ストリート戦を当てて「これはすごい！ これならイオを倒せるわ。私はストリート戦で負けたことがないのよ」と運の強さを垣間見せた。
イオ対キャンディスのNXT女子王座戦が行われる「NXT：ハロウィン・ハボック」は日本時間10月30日にWWEネットワークで配信される。
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