16日、新日本プロレスが「G1クライマックス」ファイナルとなる両国国技館3連戦の初日を迎えた。
セミファイナルでタイチに勝利した飯伏幸太は7勝目。メインの結果次第で優勝決定戦進出が決まる展開となる。メインではジェイ・ホワイトと石井智宏が対戦した。ジェイは攻撃の合間に石井の頭をポンポン叩くなど格下扱い。案の定、石井の逆襲を食らうのだが、ノラリクラリ殺法とセコンド外道のサポートで主導権を渡さない。
とはいえ石井は意地でジェイ・外道の2人を相手に大立ち回りを展開し、お互いを投げようとするジェイとの間でクラッチの体勢を奪い合う。目まぐるしい攻防を制した石井がついに垂直落下ブレーンバスターを見舞うと、ジェイは3カウントを聞くしかなかった。石井の“大仕事”に両国国技館は大歓声。この結果により飯伏幸太がAブロック代表に決定で、3年連続G1クライマックス優勝決定戦に進出となっている。
■ 新日本プロレス レックPresents G1 CLIMAX 30
日時:10月16日(金)18:30
会場:東京・両国国技館 観衆2863人(主催者発表)
<第1試合>
○辻陽太
6分52秒 逆エビ固め
●ゲイブリエル・キッド
▼「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
<第2試合>
[1勝8敗=2点]
○高橋裕二郎
10分30秒 ピンプジュース⇒体固め
●ジェフ・コブ
[4勝5敗=8点]
<第3試合>
[4勝5敗=8点]
○鷹木信悟
12分29秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン⇒片エビ固め
●鈴木みのる
[3勝6敗=6点]
<第4試合>
[6勝3敗=12点]
○ウィル・オスプレイ
17分04秒 ストームブレイカー⇒片エビ固め
●オカダ・カズチカ
[6勝3敗=12点]
<第5試合>
[7勝2敗=14点]
○飯伏幸太
17分12秒 カミゴェ⇒体固め
●タイチ
[4勝5敗=8点]
<第6試合>
[4勝5敗=8点]
○石井智宏
24分35秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒エビ固め
●ジェイ・ホワイト
[6勝3敗=12点]
※この結果により飯伏の決勝進出が決定
「G1クライマックス」両国国技館大会3連戦レポート&シリーズ総括は週刊ファイト10月29日号(10月23日発売分)に収録されました。