[ファイトクラブ]コロナ期最高傑作IC三つ巴王座戦から極悪RレインズまでWWEクラッシュ

[週刊ファイト10月8日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼コロナ期最高傑作IC三つ巴王座戦から極悪RレインズまでWWEクラッシュ
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 タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・サミ・ゼイン王座統一!AJスタイルズ、ジェフ・ハーディ独創的ラダー戦
・悪くなかったアスカとマネージャー記憶のゼリーナ・ベガなんだが・・・
・真輔ゼザーロ防衛戦なんでやねんルチャ・ハウスパーティの酷い扱い
・誰もアポロ・クルーズ勝利と思ってないボビー・ラシュリー戦とリコシェ
・後で判明したエンジェル・ガザ怪我!アンジェロ・ドーキンス憮然表情
・アスカ2試合ベイリー戦も!サーシャ・バンクス介入の反則不透明決着
・レジェンド勢がDマッキンタイアに加勢!絵的に満開Rオートン救急車
・非情のヒールとして新たなキャラ確立ローマン・レインズ締めてくれた
・総括:期待してなかったのに結構面白かった必見回のPPVに


■ WWE Clash of Champions
日時:9月27日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイセンター)

サミ・ゼイン王座統一!AJスタイルズ、ジェフ・ハーディ独創的ラダー戦

―― 例によってブログ欄公開の速報版とは違う濃い分析で全容と詳細を吟味していきましょう。

オフレコ 非常に面白い、また工夫と創造性に富ん三つ巴ラダー戦で本戦オープニングは大変良かった。日本のライト層には中邑真輔がタッグ王座防衛との、問題の多いプリショーが見出しなんだろうけどそれは後回しにする。

―― SmackDownの前哨戦でベルト2本掲げて「俺様がいただく」とやっていたAJスタイルズが戴冠しないことは、大人のファンなら読めたでしょうけど、ジェフ・ハーディの防衛となるのか、『レッスルマニア』以来、カナダ在住ということもあってコロナ感染は絶対に嫌だと収録に出てこなかったサミ・ゼインに王座統一とさせるのか。

▼PPV直前SmackDownインターコンチ三つ巴前哨戦!アレクサ霊媒!サモア族家長ローマン

PPV直前SmackDownインターコンチ三つ巴前哨戦!アレクサ霊媒!サモア族家長ローマン

オフレコ 主に、一番若いサミ・ゼインがバンプとって痛めつけられる展開ではあるけど、ジェフやAJも極めて激しい試合やって誰か大怪我するんじゃないかとハラハラする危険な試合でもあった。とにかくWWEネットワーク必見、J-SportsのPPVパッケージで字幕版まで待つという方も見ないと損する。殺し合いやってるんじゃないかというバチバチ内容だった。

―― やがて手錠を持ち出したサミがジェフの耳のピアス穴にロックするという非情なことをやり、さらにAJにも手錠をかけてとやると、AJはサミを担いだままステップを登りだし、ジェフが耳が繋がったままのラダーごとリングに戻りと、このパターンは見たことないとなりました。

オフレコ なにしろSmackDownがいつものWWE流3way戦決着や。AJがフェノメナール・フォアアームをジェフに決めるんだけど、それを横取りしてサミがフォール取るという・・・。またこれかよと、大きな期待持ってなかったカードやから余計に新鮮に見えたのかも知れない。

―― この「オープニングから、大会内容はどんどん落ちていく」と評する辛口評も目にしました。最後のローマン・レインズがいかに極悪かを見せつけるカードのトリで盛り返したのは、皆さん絶賛なんですが・・・。

オフレコ もともとピンとこないカードを並べたPPVの中でもBショーと呼ばれるもので、韓国の自動車メーカーHYUNDAIとかスポンサーが決まったから、ちょっと間隔が詰まって回数が多いんだけどやったというのはあった。

―― 一般企業からスポンサーなんかされず見放されている日本と比べたら羨ましい限りです。

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