SmackDownベイリー「サーシャを利用しただけ!」IC王座ベルト2本のまま

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 またJ-sportsに関しては、他のスポーツ中継でWWEは後回しに。番組は当然9・11の追悼から。海外ネットワークを誇る本誌の場合、SNSはもうそれ一色になっている。


 番組はローマン・レインズに代理人ポール・ヘイマン、当然『Clash of The Champions』で闘う従妹のジェイ・ウーソから。さらにキング・コービン、シェイマスも出てきて今回はこのタッグかぁとイマイチ感が漂ってしまうのだった。


 サミ・ゼインが『レッスルマニア』でダニエル・ブライアンにも防衛したのは俺と、別のIC王座ベルトを持って登場。今回はジェフ・ハーディ現王者とAJスタイルズのカードだったが、当然うやむや決着に。本誌が前から活字に残すように3wayにするしかないんだが、うやむやにするカードを組むのは時代遅れだろう。


 カリストがルチャ・ハウスパーティから抜けるようなスキット複数回やってたのに、今回はなぜか元におさまってグラン・メタリックと組んでセザーロ&シンスケ・ナカムラというカードに。悪い予想通り、スクリーンのバカ騒ぎに気を取られてセザーロが丸め込まれる試合というよりスキット。リンセ・ドラドはセコンドには来ていたけど、ケガしているのかも。全員凄い試合出来る面子なんだが、これじゃ単なる予告編になってしまっていた。


 事前の番組煽りからも、どう考えても今週の目玉はベイリーの言い訳発表だったんだが・・・。なんかこれまでの振る舞いは「お互い利用してただけ。もう役に立たなくなった」というのは、「もっとなんか面白い言い分考えろよ!」とも思ってしまうゾ。ニッキー・クロスにもガツンとやって・・・。昔は”カリフォルニア娘”だったのに、だんだん体形含めておばさん顔になってきたからなぁ。


 続く女子4way戦は、ツインテールのアレクサ・ブリスちゃんになって、ブレイ・ワイアットのシスター・アビゲルを極めてそのまま帰ってしまう展開。どうやら操られているらしいアレクサだけが興味になり、ニッキーはともかく、南部のおばさんレイシー・エバンスやタミーナは供え物である。なんかロンパールーム(あ、失礼!ファイアフライ・ファンハウス)で新たな仲間を紹介と番組中も予告が出ていたから、アレクサかいなと思ったんだが、カバ男ポール・ヘイマン(人形)というオチで工夫が足りないかも。アレクサちゃんはYMY(ゆいちゃんまじゆいちゃん)になっているのだがザ・フィーンドの罠に堕ちたのか? 「アレクサ、目を覚まして!」とEcho Dot with Alexaに話しかけても無理なんだろう。


 主役オーティスはMoney In The Banksの権利書がブリーフケースなのか、ランチボックスに入ってるのかのコントの続き。オチはまたしてもミズは裏をかかれて今度はブリーフケースの方でまたも略奪失敗なんだが、同じネタの使いまわしはどうなのか。それにジョン・モリソンとのシングル戦、またもバカバカ飛んでお仕事していたのはモリソンなのに、またフォールされる役って・・・。


 番組トリが冒頭で決まったタッグ戦なんだが、タッグになってなくてローマンが例によって出てこない。よってジェイ・ウーソが孤軍奮闘するという展開に。

■ WWE SmackDown
日時:9月11日(現地時間)
会場:米フロリダ州オーランド サンダードーム(アムウェイセンター)

◆中邑真輔がストリート・プロフィッツの策略で敗戦して「倍返し」誓う

 SDタッグ王者中邑真輔&セザーロと次週にタッグ王者対決が決まっているRAWタッグ王者ストリート・プロフィッツの因縁が激化した。チャンピオンラウンジにいた中邑&セザーロの前にストリート・プロフィッツが現れると、中邑&セザーロは「俺たちこれから試合だから何もさわるなよ」と忠告してカリスト&グラン・メタリックと対戦。中邑がニー・ドロップや痙攣式ストンピング、セザーロもアッパーカットやレッグ・ドロップをカリストに決めて試合を優勢に進めたが、試合途中にチャンピオンラウンジで勝手にパーティをするストリート・プロフィッツが会場ビジョンに映し出されると、中邑&セザーロが憤慨した隙にセザーロがカリストに丸め込まれて3カウント。中邑&セザーロはストリート・プロフィッツの策略でカリスト&メタリックに屈辱の敗戦を喫した。


 試合後、怒りの収まらない中邑は「チャンピオンラウンジを荒らしたのは誰だ?この借りは返すからな! 倍返しだ」とツイッターに投稿をした。中邑&セザーロ対ストリート・プロフィッツのタッグ王者対決が行われるロウは日本時間9月15日にJ SPORTSで配信される。

◆裏切りのベイリーが「サーシャには利用価値がなくなった」と暴行理由を告白

 SD女子王者ベイリーがWWE女子タッグ王座奪還に失敗して盟友サーシャ・バンクスに裏切りの暴行を加えた理由を説明した。リングに登場したベイリーは「サーシャへの暴行はとても楽しかった。サーシャは親友のふりをして私を利用したけど、本当に利用していたのはこの私。2人の友情なんて興味ないし、サーシャのおかげで2冠王者、そして最長保持記録を持つスマックダウン女子王者になれたわ。でもサーシャには利用価値がなくなったのよ」と2人の本当の関係と暴行理由を告白した。さらにベイリーは帰り際にSD女子王座挑戦者決定戦に出場するニッキー・クロスにもパイプ椅子で暴行を加えた。

 しかし、そのニッキーはダメージが残りながらも試合に参加すると、体格に勝るタミーナを丸め込んでフェイタル4ウェイ戦を制して王座挑戦権を獲得した。ベイリー対ニッキーのスマックダウン女子王座戦が行われるPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」は日本時間9月28日にWWEネットワークで配信される。

◆レインズ&ジェイがタッグ戦に勝利もレインズの疑惑晴れず

 従兄弟同士のユニバーサル王座戦が決定しているローマン・レインズ(withポール・ヘイマン)とジェイ・ウーソがオープニングで対峙すると、ヘイマンは「王座挑戦者決定戦で負傷したビックEの代理にジェイを入れたのはレインズのアイデアだ」と告白し、そのレインズは「家族は誇りに思っているぞ。お前が自身で獲得した挑戦権だ。でもPPVではそうはいかないぞ」と従兄弟のジェイ相手でも容赦しないことを伝えた。すると、そこへバロン・コービンとシェイマスが現れて「これは仕組まれている。初防衛戦の相手を選ぶためレインズが裏で操っている」と主張すると、これに反発したジェイがタッグ戦を提案した。

 しかし、メイン戦となったタッグ戦でレインズが現れず、ジェイがコービン&シェイマスの2人を相手に奮闘。試合途中にジェイがピンチとなったところでやっとレインズが登場すると、ジェイが息を吹き返してスーパーキックから必殺のダイビング・ボディ・プレスをシェイマスに決めたが、すでにタッチしていたレインズがジェイの勝利を奪うかのように止めのスピアーをシェイマスに叩き込んで3カウント。レインズ&ジェイは勝利したものの、2人の間にはぎこちない空気が流れた。

 レインズ対ジェイのユニバーサル王座戦が行われるPPV「クラッシュ・オブ・チャンピオンズ」は日本時間9月28日にWWEネットワークで配信される。


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