[週刊ファイト9月17日号]収録　[ファイトクラブ]公開中

▼課題残したAEW All Out女子最低と最高試合-脳震盪-王座移動-4時間
　(c) AEW　タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・AEWの姿勢コンクリート床で頭打ったマット・ハーディ試合写真ナシ
・ついにFTR戴冠！善玉ペイジとケニー・オメガは陥落を機に別々の道
・絵的には見栄えするヤングバックス対ジュラシック・エクスプレスだが
・死体袋ダービー・アレン危険！ソニー・キス輝きランス・アーチャー優勝
・コンクリート這うMハーディ危機一髪！映画『ブルータル・ジャスティス』
・NWA提携に発展か!? 志田光AEW世界女子王座防衛サンダー・ロサ
・ダスティンR健闘！ブロディ・リー負けたコルト・カバナに八つ当たり刑
・FTRタッグ王座頂点へ！善玉ハングマン・ペイジはKオメガと仲間割れ
・シャンペンのオレンジジュース割りミモザはお約束メイヘムのドボン！
・MJFとジョン・モクスリー奏でる流血王座戦メイン善玉勝利の大団円へ

――　対談収録時点でも、未だ「マット・ハーディの試合はストップすべきだった」議論があちこちで沸騰しています。AEW側の言い分は、「選手が大丈夫だ、続けたいと言ったからではなく、医者がプロトコール（手順）に沿ってチェックした結果、続行可能と判断したから」ということなんですが・・・。

オフレコ　AEWは公式HPに写真を出したりせず、Dynamite番組含めて翌日になってから遅れて公式写真を送ってくるんだけど、不味いと思っているからマット・ハーディの試合、見事なくらいに1枚もなかった。結構前からそのスタンスで、直近のPPV大会煽り回でも予告編とばかりいきなりバトルロイヤルが始まって、ゴングなったのか否かも不明なら、全然よくない単に大勢が乱闘しているだけのお粗末なもの。

――　まったく意味不明の台割りが結構CM明けも続いて、案の定証拠写真の配布ナシ。なかったことにしたいらしい。写真あろうがなかろうが、ダメなものはダメと書きます。

オフレコ　ブリット・ベイカーがデリバリーのピザにビッグ・スォールの顔を突っ込むとか、写真貰っても本誌は使わない酷いコントもあったけどな(笑)。

――　今回の事前撮影の歯科医院でのドタバタ劇スキットも、間違いなく最低試合賞でした。それもあるのか、結構「志田光vs.サンダー・ロサ」をベストバウトに挙げているサイトが多いようです。驚きに値しませんが・・・。

オフレコ　タッグ王座戦の「ケニー･オメガ&ハングマン･ペイジvs. FTR」、もの凄い試合やったけど、結局4時間になる長いPPV大会で30分やられても、視聴者の集中力が切れたんだと思う。

ついにFTR戴冠！善玉ペイジとケニー・オメガは陥落を機に別々の道

――　ケツが浅いファンでもお見通しのカードだったことも名勝負評価のマイナス点になったと思われます。いうれにせよ、念のため日本時間木曜のDynamite見てから本稿アップになります。

オフレコ　実質は観客ナシのようなモンだから、そういう場合いくらもの凄い内容でも沸いているように見えない嫌いは残った。コロナ期プロレスのセオリーとして、長い試合はよろしくないというのはコンセンサスだったと思うんだが・・・。

――　実況はJapanese Styleをやる王者組に対して、American Tag Wrestlingの最高峰という構図を煽ってました。

オフレコ　大勢の観客がいるアリーナだったら、HEATは凄まじかったとは目に浮かぶんだが・・・。