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日本時間8月16日（日）、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにてUFC 252が開催され、メインイベントでヘビー級王者の”強力型戦闘隊”スティペ・ミオシッチが、元王者にして挑戦者のダニエル・コーミエと対戦した。第1ラウンドから激しい攻防戦が続き、ミオシッチが強打でコーミエを追い込むシーンもあったが、激闘はフルラウンドにもつれ込み、判定の結果、ミオシッチが王座防衛を果たしている。
セミメインイベントで実現したショーン・オマリー対マルロン・ヴェラのバンタム級マッチは、第1ラウンドでオマリーが足を痛めたところにヴェラが襲いかかり、そのままレフェリーストップによるヴェラのTKO勝利となった。
■ UFC 252：ミオシッチ vs. コーミエ
日時：現地時間2020年8月15日（土）、日本時間16日（日）
会場：UFC APEX（アメリカ・ネバダ州ラスベガス）
【メインイベント】
＜ヘビー級タイトルマッチ 5分5ラウンド＞
○スティペ・ミオシッチ
判定3-0（49-46、49-46、48-47）
●ダニエル・コーミエ
スティペ・ミオシッチ
「もういいよ、家に帰りたいね。ベルトは取った。なんとなく、向こうは俺を蹴ってくるような気がしていて、理由はよく分からないけど、キャンプを通してずっと、彼が俺の膝を蹴ってくる気がしていたんだ。何回か確かめたから、あいつにとってはいいもんじゃないっていうのも分かった。彼は本当にカウンターがうまくて、こっちはやりたいようにできないし、何度か試したけど、第2ラウンドではほぼ捕まった。でも、彼は素晴らしいファイターだ。だからこそ今の彼があるんだし、これだけ多くのタイトルを勝ち取り、本当に優れたファイターをたくさん倒してきたんだ」
【セミメインイベント】
＜バンタム級マッチ 5分3ラウンド＞
○マルロン・ヴェラ
1ラウンド（4分40秒）TKO
●ショーン・オマリー
マルロン・ヴェラ
「あいつは俺との激闘を待っていたみたいだ。ワインランドやメキシコのヤツらがそうしたみたいにね。でも、それは俺の戦い方じゃない。右の強打を押し込むなんて、そんなの安っぽいだろ。俺はそう思う。ちゃんとしたコーチを見つけて、しっかり取り組めば、テクニックは自ずと高いレベルになる。俺は個人的にハイレベルな黒帯を目指しているし、ハイレベルなレスラーにもハイレベルなストライカーにもなりたい。ジョー・ローガンがいいアドバイスをくれたよ。コメントは読むな、否定的なものは目にするなって。俺は自分のポジティブな部分を感じたいし、家族や友達、誰が本物のファンかも分かっているし、誰が本当にちゃんと分かってくれているかも分かっている。誰かとやり合うほど暇じゃない。そういうヤツらは何もないのさ。答えてしまえば向こうの勝ち。無視しておけば人生ではこっちの勝ちだ。だから、俺はいいところにいると思っている。試合前にも言ったことだけど、今もう一度言おう。俺はいいスピリットを持っているし、自分のため、家族のため、母国のために必死にがんばるタイプだ。俺のような取り組み方をすれば、きっと夢はかなう」
【メインカード】
＜ヘビー級マッチ 5分3ラウンド＞
○ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
2ラウンド（3分47秒）TKO
●ジュニオール・ドス・サントス
ジャルジーニョ・ホーゼンストライク
「向こうのペースを押し上げて後ろに下がるのを止める必要があった。だからペースを上げ、相手を捕まえて打ち込みながら、今度はスタンスを変えて右手でとらえて追いかけ続けたんだ。俺はすぐに打っていった。五分五分の勝負ってことは知っている。俺らはパワフルだし、何と言ってもヘビー級だからね。捕まったらおしまいだ。俺はこの階級では危険なヤツだからな。今の俺より上位にいるヤツ全員と戦ってやる」
＜フェザー級マッチ 5分3ラウンド＞
○ダニエル・ピネダ
2ラウンド（4分37秒）
●ハーバート・バーンズ
ダニエル・ピネダ
「いい気分だ。とてもいい気分だよ。特に、アンダードッグだったし、みんなが俺を見くびっていたからね。俺の力を知らなかったんだろ。彼も素晴らしい。本当に強い。あっという間に背中を取られたし、グラウンドではうまく立ち回れず、向こうが強かった。とてもね。とにかく冷静にならないといけなかったし、自分のやるべきことをやった。大勝利だよ。俺はここにいる。彼も素晴らしいファイターだし、いずれでかいことをやるだろうけど、今は俺の方が少しだけ上回っている。用意してくれる相手なら誰でもやる。この傷が癒えたらすぐに、キャンプに入って、2週間とかそれくらいじゃなくちゃんとフルでキャンプに臨んで、カーディオももっとちゃんと準備していくつもりだ」
＜バンタム級マッチ 5分3ラウンド＞
○ジョン・ドッドソンメラブ・ドバリシビリ
判定3-0（27-30、27-30、27-30）
●ジョン・ドッドソン
メラブ・ドバリシビリ
「俺はみんなをすごくリスペクトしている。具体的な名前は出したくない。UFCが望む相手ならどんなヤツとも喜んで対戦するよ。俺はチームとともにある。そうするのが今の俺たちの祝い方だ。特に今回はニューヨークやチームのみんなと一緒にいることができなかった。今夜は俺たちチームのみんなで食事に行くよ。俺たちはいつもハッピーなんだ。いいエネルギーがあって、ポジティブなエネルギーがある。拠点のニューヨークのみんなやチームメイト全員、友達、祖国ジョージアのみんな、全員が喜んでくれている。すでに今回は俺にとって本当に大きい。このエネルギーを感じている。たくさんの人々や子供たちが俺に憧れてUFCを夢見ている。努力すれば俺のようになれるという手本を見せることができて幸せだ。俺はまだ始まったばかりで、もっとたくさんのことができる」
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