RIZIN連戦の横浜ぴあアリーナMMは、マスクを顎下にずらすのもダメという指導アナウンスで始まったが、KOや1本決着が大半だったこともありスンナリと進行したのは良かった。ただ、それでもフルに4時間の全9試合だったが・・・。
メインでは堀口恭司を下すも大晦日ではマネル・ケイプに敗れていた朝倉海が「RIZINだけでなく格闘技界を背負う」と覚悟の出陣。一方の扇久保博正は修斗2階級制覇のみならず、なんといっても石渡伸太郎との大接戦が印象に残る。朝倉の1Rの猛攻をしのげば、扇久保にチャンスが出てくるとの事前予想がコンセンサスだった感があるが、その1Rの終盤、朝倉が仕留めてしまった。
注目の元谷友貴vs.魚井フルスイングは、本人が語る通り2019年に不甲斐なかった元谷が、一発の威力が破壊的な魚井をかわし、過去にも記憶がないというギロチンを極めて復活している。
負けたら最後を口にしていた朴光哲だが、23歳の青井人に決めさせず勝負を判定まで持ち込んではいた。
■ RIZIN.23
日時:8月10日(月・祝)
会場:横浜ぴあアリーナMM
<メインイベント(第9試合) バンタム級タイトルマッチ(61.0kg)RIZIN MMAルール 5分3R※肘あり>
○朝倉 海(トライフォース赤坂)
1R 4分31秒 サッカーボールキック⇒レフェリーストップTKO
●扇久保博正(パラエストラ松戸)
<セミファイナル(第8試合) RIZIN MMAルール(61.0kg) 5分 3R※肘あり>
○元谷友貴(フリー)
3R 2分19秒 ギロチンチョーク
●魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
<第7試合 RIZIN MMAルール(66.0kg) 5分 3R>
○斎藤 裕(パラエストラ小岩)
2R 0分24秒 グラウンドでのヒザ蹴りTKO
●摩嶋一整(毛利道場)
<第6試合 RIZINキックボクシングルール(61.0kg) 3分3R>
○原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)
KO 1R 2分50秒(3ノックダウン)
●大雅(TRY HARD GYM)
<第5試合 RIZIN MMAルール(66.0kg) 5分3R※肘あり>
●朴 光哲(KRAZY BEE)
判定0-3
〇青井 人(BLOWS)
<第4試合 RIZIN MMAルール(59.0kg) 5分 3R※肘あり>
●伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)
2R 4分30秒 チョークスリーパー
〇神龍 誠(フリー)
<第3試合 RIZINキックボクシングルール(73.0kg) 3分3R>
○海人(TEAM F.O.D)
判定3-0(All 30-28)
●ロクク・ダリ(TRI.H Studio)
<第2試合 RIZIN MMAルール(58.0kg) 5分3R※肘あり>
●中村優作(チーム・アルファメール・ジャパン)
1R 4分6秒 パウンドTKO
〇竿本樹生(BRAVE GYM)
<第1試合 RIZIN キックボクシングルール(73.0kg) 3分 3R>
○松倉信太郎(TRY HARD GYM)
1R 1分28秒 右フックKO
●森 興二(FJ KICKASS)
※大会の全容と詳細は週刊ファイト8月20日号に収録されました。
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼取材陣暑さに苦しめられ脳に酸素が回らない横浜RIZIN初日内幕から
※500円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’20年08月20日号RIZIN 新日 スターダム ノア横浜文体 Leon20周年 カマラ 三州ツバ吉