[ファイトクラブ]取材陣暑さに苦しめられ脳に酸素が回らない横浜RIZIN初日内幕から

[週刊ファイト8月20日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼取材陣暑さに苦しめられ脳に酸素が回らない横浜RIZIN初日内幕から
 photo & text by シン上田 w/編集部 + (c) rizinff
・『RIZIN22』山本アーセンのKO負けから女子スターの格下相手カードへ
・ベストバウト第4試合ヒジ有ムエタイの現実!19歳吉成名高vs. 優心
・元K-1お騒がせ皇治がリング挨拶で那須川天心戦ブチ上げ予定通り!
・キックルール:大晦日は那須川天心戦以来の江幡塁、植山征紀を完封
・摩天楼チョーク井上直樹!Fighting NEXUSバンタム級王者・渡部修斗
・わずか16歳高校生でデビュー、現在19歳女子大生の古瀬美月ちゃん
・マッチメイク難しさ女子カード浜崎朱加、浅倉カンナは集客に必要だが
・これがメインでイイのか?ホベルト・サトシ・ソウザ矢地祐介を秒殺終了
・半日後の『RIZIN23』常識的に冷房が効いて試合に集中できる環境整う
・アッパー進化の朝倉海1RKO扇久保博正「奥さん絶対」高田キャプテン
・一発の威力破壊的なフルスイング魚井に元谷友貴がギロチンの結末
・これで最後?20歳年下の青井人と慎重な戦いに終始した刺青・朴光哲
・成功!真のメインはコロナとの闘い-なるかスポーツ界興行の良い手本


 久し振りの大会となった『RIZIN22』。会場は1万人収容可能という、新しく建てられたぴあアリーナMM。横浜・桜木町駅から徒歩10分ぐらいのところにある。

 コロナ禍期に行われる大会とあって、入場時には体温測定が義務づけられていた。さらに、主催サイドからメールで送り返された観戦者情報のチェックも。面倒だが仕方あるまいか。
 会場内は空席だらけ。ソーシャルディスタンスを保つために、観客数を最大で5千人程度とすると事前告知があったものの、3~4割の入りは寂しい。入場者を絞ったことで起こったと思われる、高めに設定されたチケット代(4階自由席で1万円)の影響もあったと思われる。

■ RIZIN.22
日時:8月9日(日)
会場:横浜・ぴあアリーナMM

 取材陣には2階席が与えられた。リングとの距離はそう遠くなく、見やすい。さいたまスーパーアリーナや横浜アリーナに比べたら小さい会場なので当然なのだが。ただ、息苦しいまでの暑さには参った。冷房は入れているはずなのに、効き目はあまりない。コロナ予防のために換気に注意しているからなのか、すべての階の後方扉は開きっ放しなのだ。試合が経過するにつれて、開閉を繰り返すなどして試行錯誤していたけど。
 そのうえ、観戦時のマスク着用を義務づけられているのだから、息苦しいなんてものではない。
「マスクは顎にかけないで、口を覆うようにしっかりつけてください」というアナウンスが何回もあった。しかも、キレ気味で。騒がずにおとなしく観戦すれば、マスクは不必要であることぐらい、とっくに常識と思っていたが……。

『RIZIN22』山本アーセンのKO負けから女子スターの格下相手カードへ
<第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)※肘あり>
山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)
 1R 3分32秒 右フックKO
〇加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM/3POUND)

 試合は、山本アーセンのKO負けでスタートした。序盤から、決して早くはない加藤ケンジの右ストレートで何度もグラつく山本。KOパンチも右だった。


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