(C)UAE Warriors
7月31日(現地時間)にアラブ首長国連邦アブダビ首長国で『UAE Warriors 12』が開催された。
このアブダビ・ウォリアーズは豊富なアブダビのマネーで世界各国からファイターを集結させた万国博覧会の様な豪華なMMA大会として2012年に第一回大会が開催された。その後、音沙汰がなかったが、2015年になって突如、復活。その後はUAE Warriorsと大会名を変更し、コンスタントに大会を開催している。
今大会は二階級の王座戦が組まれ、メインではライト級王座決定戦としてブルーノ・アゼレドとマイク・サンティアゴで争われた。
現在UAEウォリアーズで連勝しているアゼレドに対し、元UFC戦士であるサンティアゴと下馬評はほぼ拮抗していた。そして試合はアセレドがサンティアゴを金網に追い込み首相撲から膝蹴りでダウンを奪うなど追い込み、苦し紛れでサンティアゴがテイクダウンを狙うと、それを潰したアセレドが、そのままアナコンダチョークを極めて一本勝ち。アセレドが見事な勝利で新王者に輝いた。
またセミファイナルではフェザー級王座戦が組まれ、王者イ・ドギョムがアレクサンドル・キトランの挑戦を受けた。試合はスタンドでの激しい応酬となったが、ドギョムが強烈な膝蹴りを決めて、キトランがダウン。追撃のパウンドでレフェリーがストップしドギョムがTKO勝ちで王座防衛を果たした。
■ UAE Warriors 12
日時:2020年7月31日(現地時間)
会場:アラブ首長国連邦アブダビ首長国
<ライト級王座決定戦>
○ブルーノ・アゼレド(ブラジル)
2R アナコンダチョーク
●マイク・サンティアゴ(米国)
<フェザー級王座タイトルマッチ>
○イ・ドギョム(韓国/王者)
1R TKO
●アレクサンドル・キトラン(ルーマニア/挑戦者)
<ライト級>
○ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)
1R TKO
●ジェリー・クヴァンストロム(フィンランド)
<152ポンド契約>
○ジョン・ハングゥ(韓国/UAE)
1R ヒールフック
●アリアス・ブグズダム(アルジェリア/フランス)
<フェザー級>
○ユセフ・アル・フセニ(UAE)
1R TKO
●ムハマド・アルシャグ・アリ(UAE)
<ライト級>
○イズディナン・アル・デルバニ(ヨルダン)
判定 3-0
●アタベク・アブディミタリポフ(UAE)
<フェザー級>
○ボクダン・キリレンコ(UAE)
1R TKO
●アフメド・アル・デルマキ(UAE)
<女子フライ級>
○マノン・フィルホ(フランス)
3R TKO
●コリーン・ラフロンボワーズ(カナダ)
<165ポンド契約>
○アナス・シラジュ・モニア(モロッコ)
1R レフトフック
●レアンドロ・マルチンス・オリヴェイラ(ブラジル)
<ウェルター級>
○トイール・ズラエフ(ロシア)
判定 3-0
●ムスタファ・イブラヒム・ラディ(ヨルダン)