アルテム・フロロフが判定勝ち!ロシア開催ACA 106


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 7月13日(現地時間)にロシア連邦サンクト・ペテルブルグで『ACA 106: Frolov vs Magomedov』が開催された。
 ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
 今大会のメインはアルテム・フロロフ対イブラヒム・マゴメドフのミドル級戦が組まれた。M-1チャレンジから主戦場をACAに移したフロロフに対し、現在MMA5戦全勝無敗のマゴメドフで下馬評ではややマゴメドフ有利となっている。しかし、試合はフロロフがスタンドでプレッシャーをかけて追い込む展開となる。2R以降はマゴメドフもテイクダウンを仕掛けるものの、フロロフはすぐに立ち上がりスタンド打撃でマゴメドフを後退させる展開となってしまう。何度か打ち合いがあったものの、そのままフロロフ有利で試合が終了し、判定でフロロフが勝利した。
 セミファイナルではACA代表のアンドレイ・コシュキンとファイトナイトグローバルのライト級王者であったマゴメドサイギド・アリベコフという他団体の王者がACAに乗り込むというシチュエーションのカードが組まれた。下馬評ではアリベコフがやや有利という感じだ。しかし試合はコシュキンが意地を見せて3-0の判定で勝利。見事にACAを守り抜いた。

■ ACA 106: Frolov vs Magomedov
日時:2020年7月13日(現地時間)
会場:ロシア連邦サンクト・ペテルブルグ

<ミドル級>
○アルテム・フロロフ(ロシア)
 判定 3-0
●イブラヒム・マゴメドフ(ロシア)

<ライト級>
○アンドレイ・コシュキン(ロシア)
 判定 3-0
●マゴメドサイギド・アリベコフ(ロシア)

<ウェルター級>
○アルビ・アグエフ(ロシア)
 判定 3-0
●エフゲニー・ビライエフ(ロシア)

<ミドル級>
○アレクセイ・エフレモフ(ロシア)
 2R 5分00秒 TKO
●ヴャチェスラフ・バブキン(ロシア)