[ファイトクラブ]『スターダム★アイドルズ』プロデューサー 川上孝行氏独占インタビュー第3回

[週刊ファイト7月2日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

Photo:週刊ファイトアーカイブ  インタビュー構成 by こもとめいこ♂

 スターダム★アイドルズ元メンバー及び『ブシロードファイト(スターダム)』に対し、複数の民事訴訟、刑事告訴を行っている、スターダム★アイドルズを運営していた株式会社ネクストリビューションとプロデューサーの川上孝行氏。
 週刊ファイトでインタビューを敢行し、4月9日号で第1回、6月18日号で第2回をお届けしたが、それと前後して、コロナ禍による裁判の延期、また、木村花の訃報などが重なり、掲載が伸びていたが、7月27日(月)から東京地裁にて、『裁判プロレス』再開も決定している。

 果たして何が原因なのか、一連の経緯はどうなっているのか。川上孝行氏の激白第3回をお届けする。なお、インタビューには、自らも訴訟の当事者となっているスターダム★アイドルズ女性マージャーの石井氏も同席している。
※TOP画像は、17年10月31日の『大仁田厚引退興行』で、超満員の後楽園ホールで花束を渡す為にリングサイドで待機する中野たむと川上氏。

[ファイトクラブ]『スターダム★アイドルズ』プロデューサー 川上孝行氏独占インタビュー第2回

◎夢を語り合って…意気投合の理由

「プロレス界に一石を投じる」という意味での闘いになります。

 いまお話した様に、ロッシー小川さんと業務提携した時点で、僕らがお願いした事って多くはないんですよ。
 1つは、中野たむをスターダムで盛り上げてさらに人気を上げてくれという事。たむとは、いずれ白いベルトが巻ければ良いね、と話してました。

白いベルト

 もう1つは、引き抜かないという事。
あとグッズとか
「やり方を変えてみませんか?」
っていう提案をしたのとは別に、実務として売店全体をお手伝いして、労働に対して当然発生する賃金とか経費の事っていうのは、小川氏からも言ってきた事なんですよ。
「働いた時には、払うべきものは払いますよ」
と。決めるまでもなく当たり前ですけどね。
「売店を実際に手伝ってもらって、やってくれている事に関しては払いますよ」
っていう。
 僕らがお願いして
「幾らください」
とか、ああして欲しいこうして欲しいと、要求した訳じゃないんです。  
 僕らはそもそもお金じゃないので。スタートは。

ファイト「本業は別にあるからっていう?」

 (本業は)別にあるし、中野たむっていう存在を、たむとの約束で、社会的に有名にする、という事が僕らの責務なので。  
 スターダムで他の誰がチャンピオンになるかとかは興味が無いんですよね。全く関係が無いので。

昨年11月会見での中野たむ(後)

 ただ、小川氏が
「一緒に盛り上げて欲しい」
って言うんで、夢を語り合ってね…僕は今、小川さんに会って言えるものなら言いたいですけど、あの時に語った夢とかね。  

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