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番組冒頭はパフォーマンス・センター外で自動車事故があったというスキッドで、アライアスがぶつけられストレッチャーに固定されて救急車へ。そしてジェフ・ハーディーの車は大破しており、気絶していたジェフがポリスに発見されるも、酒臭いと。ということでリアルライフの過去をパロディ再現したジェフが手錠をかけられるスキッドからに。
ジェフがインターコンチ王座トーナメントに出れなくなったので、替わにバトルロイヤルという趣向からエンタメ番組が構成される。警察官の数、救急車や大破した車など、予算はかけてもっともらしいミニ・ドラマが演出されるが、肝心の試合はあまり印象に残らないカードが続いた嫌いは残ろう。
そのバトルロイヤルは、ショーティGことチャド・ゲイブルが久しぶりに番組に出てきて、シンスケとは嬉しそうにやりあうのはニンマリだが、ロッカールームで「事故があった」の訓戒の時からぎゃあぎゃあ言っていたシェイマスが勝利と。ということでアイルランドのケルティック戦士には敗者復活というか二度目のチャンスが巡ってくることに。
シングル・プレイヤーになった元格闘家ソーニャ・デヴィルが、レイシー・エバンスの十八番ウーマンズ・ライトでぶん殴るのは良かったが、両リンのケツって引っ張るほどのもんでもないのだが・・・。しかも、やる側・作る側から見ているなら、編集でやり直しているカット割りも見抜いたことだろう。南部のおざさんはまだまだ下手くそである。選手を観客にした収録はRAWからだが、これは録画番組なのだ。
ニッキー・クロスのしゃべりが格段に上達している『モーメント・オブ・ブリス』はニューデイがゲスト。ニッキーお手製の「スコティッシュ・パンケーキ」は食べたいと思ったが、例によってベイリー&サーシャ・バンクスが横槍と。
ということでサーシャとアレクサのシングル戦になるも、試合よりもニッキーが実況席をゆさぶりベイリーが嫌がるコントの方が面白かったかも。ただ、番組を通じての最大のクーデターは、サーシャがHANAと書かれたアームバンドをつけてきたことにほかならない。
花ちゃんがプロレスラーになってくれて嬉しかった。
戦ってくれてありがとう。
可愛い小さな女の子からカッコいい女子プロレスラーへ成長していった姿は永遠に忘れないから。
ずっと花ちゃんは心の中にいるからね。#PUREJ pic.twitter.com/H4Ic63Aipl
— コマンドボリショイ (@piko3purej) May 30, 2020
バトルロイヤルの出番だけでは勿体ない。せっかくコロナ期間にフロリダまで来てくれたんだからとばかり、ショーティGとセザーロのシングルも出してくれたのは結構なことか。ただ、短い尺だったのが残念だ。
このカードにもシンスケがちょっこっと映るのだが、ショーティGが回転エビ固めで丸め込んだのは喜ばしい。
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— WWE (@WWE) May 30, 2020
エンタメ番組としては、女神マンディ・ローズとオーティスのプールサイド・デートがお茶の間向けには目玉なのだが、当然これは別収録なので写真は公表されていない。
BROOOOOOOOO!!!@SuperKingofBros is coming to Friday Night #SmackDown! pic.twitter.com/pfIIezaooA
— WWE (@WWE) May 30, 2020
あと、NXTを見ているなら道筋通りだが、カート・アングルによってマット・リドルのSmackDown入りが発表されている。
■ WWE SmackDown
日時:5月29日(現地放送時間)
会場:米フロリダ州オーランド近郊 パフォーマンス・センター
◆サーシャがベイリーのアシストでアレクサ撃破!次週WWE女子タッグ王座戦へ
SDタッグ王者ニュー・デイがゲスト出演した“モーメント・オブ・ブリス”でWWE女子タッグ王者アレクサ・ブリス&ニッキー・クロスとベイリー&サーシャ・バンクスの因縁が勃発した。アレクサ&ニッキーが手作りのパンケーキをニュー・デイにプレゼントしながら次期王座戦に関してトークを展開すると、そこへSD女子王者ベイリー&サーシャ・バンクスが登場した。ベイリー&サーシャが「リングに2チームいるがベストなタッグチームはいないわね」と挑発すれば、アレクサは「サーシャにベルトはないのかな?」と嫌味を言って揉めると急遽サーシャとアレクサのシングル戦が決定。
試合ではサーシャがアレクサをターンバックルに叩き付けてダブル・ニーを放つと、アレクサも平手打ちからフェイスバスターやクローズラインを叩き込んで猛攻を仕掛けた。さらに試合終盤ではアレクサが強烈な右フックでサーシャを沈めてコーナートップから必殺のツイステッドブリスを狙ったが、エプロンに上がって妨害を狙ったベイリーが止めに入ったニッキーを突き飛ばしてアレクサに誤爆。この隙にサーシャが倒れこんだアレクサをすかさず丸め込んで勝利を収めた。抗争が勃発したベイリー&サーシャとアレクサ&ニッキーの両チームは次週のスマックダウンでWWE女子タッグ王座をかけて対戦することが決定した。
◆ブライアンとAJスタイルズがIC王座決定トーナメント決勝進出
IC王座決定トーナメント準決勝としてAJスタイルズ対アライアス戦、ダニエル・ブライアン対ジェフ・ハーディ戦が行なわれる予定だったが、不可解な事故により急遽変更となった。オープニングで突如起こったレンタカー事故でアライアスが病院搬送され、車を借りていたジェフ・ハーディは逮捕されてしまう。この状況でスーパースター達が準決勝の話し合いをすると、AJスタイルズは不戦勝で決勝進出、ブライアンは対戦を希望して対戦相手を決めるバトルロイヤルが決定した。
10人で競われたバトルロイヤルでは中邑真輔がドリュー・グラック、リンセ・ドラド、ジェイ・ウーソ、ショーティGらと攻防を展開すると、中邑がショーティGにヒザ攻撃で攻め込んだが、ショーティGが攻撃を凌ぐとセザーロと中邑をリング外に投げ飛ばして脱落。するとこれに怒ったセザーロはレフェリーの死角を突いてショーティGを脱落させてしまい、残ったシェイマスがジェイ・ウーソにブローグキックを決めて10人バトルロイヤルを制した。
メイン戦となった準決勝ではブライアンがクローズラインやトペ・スイシーダを決めるとシェイマスを「カモーン」と挑発。一方、パワーに勝るシェイマスはエルボー連打やホワイトノイズを決めて応戦したが、試合終盤に釈放されたジェフが突如姿を現すと、ブライアンが気を取られたシェイマスにランニング・ニーを叩き込んで3カウント。
試合後、ジェフはシェイマスに襲い掛かり、準決勝を制したブライアンはIC王座決定トーナメント決勝戦でAJスタイルズと対戦することが決定した。
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