[ファイトクラブ]RIZIN.22横浜アリーナ中止~コロナ全米汚染とマット界の明日を考察

画:ケーシー
[週刊ファイト4月9日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼RIZIN.22横浜アリーナ中止~コロナ全米汚染とマット界の明日を考察
 by タダシ☆タナカ
・ニューヨーク→ラスベガス飛行機代$33のダンピングでもStay Home
・風疹うつすplot帰結アガサ・クリスティー『クリスタル殺人事件』の教訓
・志村けん訃報と好きだったとの発言が残るUriah Heep対自核の暗示
・蛸女Fアップルが唄うJレノン♪Across The Universeとコロナ不動心
・直前レッスルマニアとMMA中止判断:媒体はなにをどう報道するのか
・2026年人類滅亡予言はエイプリルフールでなくマヤ歴世界終末時計


 そもそも朝倉未来vs.朴光哲しか発表されてなく、ポスターも出回ってないのだから予想されたことだが、4月2日の記者会見で『RIZIN.22』横浜アリーナ大会の中止が公式発表されるようだ。
 新日本プロレスは4月12日(日)静岡・浜松から4月18日(土)神奈川・平塚の5大会を開催中止とした。あの「金曜夜8時」の4月3日(金)から『ワールドプロレスリングリターンズ』が復活するが、第1回は2・9大阪城ホールの内藤哲也vs. KENTA戦だという。WWEのSmackDownは地上波FOXで放送されているが、現地だと「金曜夜8時」と主張しても、無観客試合と再放送でなんとか番組を成立させているが、ほとんどエイプリルフールのJokeにすらなってない。関東は土曜深夜2時の『ワールドプロレスリング』、飯伏幸太優勝の2015年ニュージャパンカップから、2016、2017年の柴田勝頼まで「桜の季節はニュージャパンカップ!」をやっていたが、2020年代は「不確実性の時代」の不吉な幕開けだけでなく、世界の終末を予言する者が少なくない状況にある。

ニューヨーク→ラスベガス飛行機代$33のダンピングでもStay Home

 日本では深夜というか早朝になるが、現地は3月31日、東京は午前4時からのCNNのQUEST MEANS BUSINESSによると、どんどん飛行機代が下がって、ニューヨークからラスベガスの飛行機代が$33とやっていた。ところが検索してみたら、もっと安い$19までも出てきている。

 志村けんさんの訃報に際し、加藤茶が「コロナが憎い」とコメントしたが、国民的スターの訃報でようやく危機意識が高まった日本に対して、アメリカは悲惨なことになっており、プロレスや格闘技の大会どころの騒ぎではない。経済的損失がリーマン・ショックを上回ることは無論のこと、前出のCNNビジネス番組にせよ、人気キャスターが自宅から中継である。LIVEスポーツがなくなってDAZNは、高額契約だったボクシングやベラトールとの契約不履行で支払いストップというのが最新ニュースになる。

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