「ヒートを土下座させてやりますよ!」 アンディ、ヒート攻略に絶対の自信! 『WRESTLE-1 CRUISER FES 2020』出場選手インタビュー:アンディ・ウー
1回戦でエル・イホ・デル・パンテーラ、準決勝でアレハンドロを破って『W-1 CRUISER FES 2020』の決勝戦に勝ち進んできたアンディ・ウー。決勝戦はW-1のクルーザーの選手たちを「ヌルい」と言ってはばからないヒートが相手だ。アンディは、ヒートの中身と推測している田中稔にかつてタイトルマッチで2連勝を飾っている事実をあげ、決勝の舞台で「土下座させてやりますよ!」と息巻いている。
──ついに2月12日の後楽園ホール大会で『CRUISER FES』の決勝戦を闘うわけですけど、ここまでのトーナメントを振り返ってみていかがですか?
アンディ 実に順調に勝ち進んで来ていますね。今、絶好調ですから。まず、1回戦のパンテーラが一番厳しい相手だと思っていたんですよ。どちらが勝つにしても、勝ったほうが決勝戦に行くだろうと考えていたので、これを突破できたのは大きいですね。
──パンテーラ選手とは昨年の9.1横浜文体でクルーザー王座をかけて闘いましたね。
アンディ あの試合は僕が負けてしまって、ベルトを奪われてしまったんですけど、文体の借りをきっちり返すことができました。準決勝のアレハンドロにしても、一昨年の『CRUISER FES』の決勝で負けていた相手ですからね。1回戦、準決勝と2人とも借りを返すことができたのは大きいですね。アレハンドロはここのところずっとタッグでやっていたので、シングルをやること自体、久々だったと思うんですよ。だから、やる前から僕のほうが有利だったなと思います。
──わかりました。そして、決勝戦の相手はヒート選手になりました。当初、アンディ選手は児玉選手に上がってきてほしいとおっしゃっていましたけど、相手がヒート選手になったことについてはどのように思われているのですか?
アンディ 本当は児玉と闘ってW-1のクルーザー級の闘いがどういうものかというのを見せた上で、僕が優勝したかったんですよ。ただ、今は気持ちを切り替えて、ヒートを倒すことしか考えていないですね。
──改めてヒート選手はアンディ選手にとってどういう存在なんですか?
アンディ まず、中身の人との違いがわからないですね。その中身の人、つまり田中稔はW-1の初代クルーザー王者であり、絶対王者とも呼ばれていました。その田中稔を王座から陥落させたのが僕ですし、そのあとの初防衛戦も田中稔を返り討ちにしているんですよ。だから、僕が2連勝しているということですよね。そんな相手に、あんな上から目線でいろいろと言われる筋合いはないですよね。あれから僕はさらに成長していますし、負けている要素は一つもないですね。
──その試合からもう5年ぐらい経っていますからね。
アンディ 僕はW-1にクルーザー級ができてから1日も休まずに試合していますから。
──経験を積み重ねてきた自信があると。でも、ヒート選手に言わせれば、「ヒートと田中稔が同一人物かどうかなんてわからねえじゃねえか。もしかしたら、高校を卒業したばかりの若者かもしれないだろう」というようなことをおっしゃっているんですよ。
アンディ どっからどう見ても田中稔ですよ! そんなもん、誰でもわかるでしょう。それこそ高校を卒業したばかりの若者でもわかりますよ。
──すっとぼけるなと。
アンディ 彼は5年前の時点で時が止まっているんじゃないですか? だから上から目線でW-1のクルーザーのことを罵倒するんでしょうけど、今のクルーザーのレベルは知らないと思いますし、W-1を辞めていった人間にいろいろと言われたくないですね。
──ただ、実際には頓所選手と児玉選手に完勝しているという事実があります。
アンディ 確かに実力は相変わらずだと思いますし、特にコンディションが凄いですよ。そこはさすがだなと思います。ただ、僕も負けないぐらいコンディションはいいですからね。負ける要素はないですよ。確かにヒートは全日本プロレス時代からの先輩ですから、試合を通じてプロレスの厳しさを教わった人ではありますよ。でも、5年前の時点でも僕が2連勝しているという事実があるし、あれからさらに僕も成長しているわけですから。W-1のクルーザーを「ヌルい」とかほざいてましたけど、僕が決勝で叩き潰して謝らせてやりますよ。
──わかりました。アンディ選手はこれまで『CRUISER FES』で優勝したことがありません。クルーザー王座は最多戴冠という記録を持っていますけど、優勝にかける気持ちは大きいですか?
アンディ 今回に関しては優勝というよりも、ここに来てヒートを倒すという気持ちのほうが俄然大きくなりましたね。無差別も他団体にベルトを奪われている中で、W-1のファンの皆さんにこれ以上、悔しい思いをさせたくないですからね。『CRUISER FES』の優勝まで奪われたくないですから。だから、決勝戦では必ず僕がヒートを倒して優勝しますよ。そして、僕の初優勝とヒートが僕に謝る瞬間を、ぜひ後楽園まで観に来てほしいです。ヒートを土下座させてやりますよ!
「よかったら【しょぼい】を検索してね」 外敵王者の挑発が止まらない! W-1王者・中嶋勝彦(プロレスリング・ノア)
1月12日の後楽園ホール大会で稲葉大樹を破り、W-1チャンピオンシップを手に入れたプロレスリング・ノアの中嶋勝彦。上から目線でW-1の選手、そしてファンを挑発する中嶋に、2月12日の後楽園ホール大会で行われる芦野祥太郎との初防衛戦に向けて、Q&A方式で回答してもらった。
Q.大晦日と1月12日の後楽園ホール大会で稲葉選手と2度闘ってみて、W-1のレスラーに感じたことや印象を教えてください。
A『稲葉はNO。他はやったことないからわかんない』
Q.「興味がない」と言った中で、稲葉選手とのタイトルマッチを受けた理由を教えてください。
A『俺のことを欲しがるので仕方なく応えてあげたんだよ。優しいでしょ』
Q.1月12日の後楽園ホール大会で芦野選手が挑戦に名乗りを上げてきたことについてはどのように思っていますか? また、出てきた選手が芦野選手一人だけだったことについてはどのように思われますか?
A『俺には関係ないこと。みんな、帰る支度でもしてたんじゃない?(笑)』
Q.大晦日で組んでみた芦野選手の印象を教えてください。
A『髭がきれーいに揃ってて俺と一緒で清潔感があるね。彼は結構、きれい好きなんだなと。そして重要なのは、レスラーに必要な物を持っているとこかな』
Q.芦野選手とのタイトルマッチを受けた理由を教えてください。
A『次の仕事があって、俺は忙しいからね。でも彼、子犬のようにベルトを2回も取りに行って可愛かったね(笑)』
Q.W-1のリングに上がるモチベーションはなんですか?
A『ノアファンが観に来て、ノアを好きで良かったと思ってもらえるためかな? あとは気分転換』
Q.「選手もしょぼけりゃファンもしょぼい」と言った、W-1のファンの印象を具体的に教えてください。
A『あの日は俺vsW-1でしょ? なのに、だ。よかったら【しょぼい】を検索してね』
Q.芦野選手は「W-1のプライドを取り戻す試合」だと言っていますが、それについてはどのように思われますか?
A『是非とも選手・ファンが一丸となってくれ』
Q.2月12日の後楽園ホール大会での芦野選手とのタイトルマッチで、一番見せたいものはなんでしょうか?
A『タイトなスケジュールをものともしない、俺の寛大すぎるプロレスに対する心かな?』
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▼記者座談会:オカダのスーパースター化を推し進める新日プロ。札幌での仰天発言もその一環?
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