[ファイトクラブ]記者座談会:オカダのスーパースター化を推し進める新日プロ。札幌での仰天発言もその一環?

[週刊ファイト2月13日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 オカダのスーパースター化を推し進める新日プロ。札幌での仰天発言もその一環?
・単なる“暴走”とは思えないオカダ発言の背景を探ってみた
・独断で猪木さんの名前を口にしたら会社からお目玉
・すべて木谷さんの仕掛けってことになる
・4人の中でオカダの知名度が1番低い


 「今、気になっている人のことを言わせて下さい。アントニオ猪木」。新日本プロレス2・2札幌(リング上)でのオカダ発言についてファンの間でもさまざまな憶測が飛び交っているが、オカダ自身、札幌大会の試合後に続いて先の2・4後楽園でもその真意を明かさなかった。そこで単なる“暴走”とは思えないオカダ発言の背景を探ってみた。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

A 札幌大会でのオカダ発言は当然、アドリブじゃないですよね?

B 現役時代のアントニオ猪木ならあり得ますが、オカダの性格を考えると100%、あり得ないでしょ。それに独断で猪木さんの名前を口にしたら会社からお目玉を食らいますよ。

C まず2人には接点がない。顔を合わせたのは何年か前にテレ朝が『プロレス総選挙』を放送したときの1回だけじゃないですか。まだ棚橋の方が猪木さんと交流がある。

A そうすると1月30日号の記者座談会でおっしゃっていた新日プロと猪木さんの急接近は憶測から確信に変わりますね。

B ライガーの引退興行(1・6大田)にビデオメッセージを送ったでしょ? 常識的に考えたら祝儀にすぎないわけですが、新日サイドはこの件を糸口に何らかのビジネスを猪木さんに持ち掛けたはず。で、それが水面下で成立して進行し始めたってことですよ。

C ただ、今の猪木さんにリング上でのアクションは望めない。そうなると秋に予定されているA・猪木デビュー60周年興行を新日プロが請け負うとか・・・。いずれにしても猪木事務所は自力ではビッグマッチを開催できないでしょ。

A 猪木さんはかねてから「プロレス界が盛り上がるなら俺の名前を使ってくれていい」と言っていた。

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