［週刊ファイト1月30日号］収録 ［ファイトクラブ］公開中
▼ロイヤルランブルからのWWE期-どうなるインパクト-国内再編+女子界
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・例年ランブルからレッスルマニアの期間がアメプロの稼ぎ時
・男子選手よりもアスカの方が大衆層に知られている米国の現実
・Hard To KillあとのImpact Wrestling元王者ブライン・ケイジはAEW
・いじめ告発WWEが嫌う態度：Tブランチャード看板王座戴冠も窮地!?
・運命の悪戯！1979年ガンダム初回と全日本中継土曜夕方5時半降格
・再編が進む2020年国内マット界展望と最新裏情報
・2020年グレタvs.トランプに1971年ペンタゴンペーパーズ漏洩と報道
・2019年はアスカに負けたベッキーがランブル代打出場で優勝のドラマ
・飯伏幸太が「インフルエンザ発症で新日USA巡業欠場」の報道
―― いよいよロイヤルランブルです。テキサス州ヒューストンまでジョージ・ナポリターノ記者を派遣します。前夜のNXTの米英対決World collide大会から現場ルポ、また英語媒体にも鋭さと深さで勝っていると定期購読者の信頼を積み重ねる絶好の競争機会です。
オフレコ 一般論として例年ランブルからレッスルマニアの期間がアメプロの稼ぎ時にして、番組の質も問われるんだけど、今回はAEWの誕生、SmackDownの地上波FOX移籍、さらに「水曜生TV戦争」が勃発したから、特に様々なレベルからも注目になる。
―― 新しい大統領が就任して「最初の100日間」が重要なことに変わりないんですが、新興団体のAEWがどんな番組作りをするのか、誰もわからなかったわけですから・・・。TNTとの契約延長という爆弾が投下されて、とりあえず強力なWWEのライバル団体が二番手地位を確保したところです。
「水曜生TV戦争」の視聴率数字もある程度落ち着いて、ようやく100日間が過ぎて、アメプロに注目が集まる期間を迎えたんですから、例年以上に責任重大かもですよ。報道する我々含めてね。
オフレコ 後半でもまたやるけど、一年前のランブルではアスカに負けた現在のWWEの顔であるベッキー・リンチのリベンジ劇やな。ただ、ケツはどうでもいいことで、アスカはずっとトップとして扱われているということの方が凄いんとちゃうか。グレート・ムタはNWA TVチャンピオンとして覚えられてとかの時代からに絞っても、こんなに露出した日本人選手はいないからな。
―― 女子革命というタイミングに間に合ったこともありますが、男子よりもアスカの方が大衆層に知られているということですね。
オフレコ 現地との交流がなくて短期で観光に行っただけならわからないだろうけど、米国でなんかのパーティとかでプロレスの話になったとして、そこで初めて会った相手と会話が始まったら、日本人となれば「ASUKA知ってる。KABUKI WARRIORSが・・・」という流れになるということ。昔は「イチローが・・・」もあったけどな。
―― あまり日本ではそこまでの現地感覚、伝わってはいないのかもですね。日本でなんかの集まりでたまたまプロレスの話題になっても、猪木、馬場、長州、藤波までは誰もが知ってる点は凄いと思う反面、「オカダ・カズチカ」と出すと「プロレス好きですよ」と言ってるのに、半分くらいは知らないとか、「聞いたことはあるけど・・・」と、ガクンと認知度落ちますからね。
オフレコ AEWだって、里歩が出てくると視聴率が上がるとか、志田光のTシャツはガチで売れているそうだ。そりゃ日本の新木場の売店で買わす、行列を作らせるというのも戦略なんだけど、あっちは例のヤングバックスの奥さんらがやってる業者が、何千枚を一挙に通販で捌くらしいからなぁ。日本とは桁が違うという。
@shidahikaruより
―― 日本は同じ常連さん客から何度も何度もむしり取るというか、昔ながらの小宇宙の商売ですから。やっぱり売店の行列に並びたいヲタク相手だから、規模が違ってきますね。
#seeyouagain #piano #pianocover #sing pic.twitter.com/hR3uoMUTds
— HIKARU SHIDA 志田 光 (@shidahikaru) January 19, 2020
オフレコ この対談はRAW生中継が終わった火曜に収録済みなんだけど、また様々な野暮用に振り回されてスグにアップできない。その状況証拠というか、志田ちゃんが♪See you againを弾き語っているクリップTwitterに出してたんで、この時に構成意見出し合ったんやでぇ～と。
―― NXTとAEWの解禁が日本時間金曜になったんで、オフレコ対談は火曜に収録して、水曜には出さないといけなくなりました。今、マット界で一番重要なのは「水曜生TV戦争」ですから。