グレック・バレンタイン、サモアンズら集結!ホワイトプレーンズでのスポーツメモラビリア

Photo by George Napolitano

トップ画像左からブッシュワッカー・ルーク、ココ・B・ウェア、グレック・バレンタイン、ジミー・ハート、アファ・サモアン

 日本でも小規模なショップは都内にもあるが、ベースボールカードなど様々なグッズ類、要するに「メモラビリア」を幕張メッセのような展示場で大がかりにやり、単に数時間覗く程度では回り切れず、土曜はそこに泊まらせて、さらに日曜も再度来させるという規模のイベントが存在する。それだけでいかにバカでかいかがわかると思うが、米国では比較的全国各地で定期的に行われてる。ニューヨーク州ホワイトプレインズに、米国東部の各近郊から観光客含めてドライブ組も集客するコンベンション。この週末は「レスリング」がテーマであり、いつも通り大リーグ関連の様々なメモラビリアも販売されていたが、目玉はレジェントたちも召集されたこと。本誌ジョージ・ナポリターノ記者の潜入記は電子書籍収録になるが、一部をプレビュー公開する。

 こちらの記念写真は土曜夜のディナー出発組(トップ画像)にティト・サンタナを加えてとかはスグわかるんだが、前列左の禿げた老人誰や?と、当初は編集部もまごついたのだが・・・
 な、な、なんと、ポーリッシュ・パワーと叫んで剛腕で相手をなぎ倒し、ニューヨークに結構多いポーランド系移民の大応援団を喜ばせていたイワン・プトスキー(現地読みはアイヴァン)ではないか。

 当時は違法ではなかったこともあるが、ステロイドで肉体をパンパンにしていた選手は、萎むとこうなるのかというのは、MSG定期戦で全盛期の試合を撮っている本誌編集部にもショックではある。日本食レストランはマンハッタン高いので、ポーランド食堂はカツレツ以下、安くて旨いから毎週通っていたのを思い出したのだが・・・。なんか当時のWWF番組では、パット・パターソンなんかがポーランドのポルカ(民謡)を唄って、アイヴァンをからかうのが定番だったのも思い出した。写真右:ジョージ・ナポリターノ記者とプトスキー。「お前の写真何百枚も撮ったよ!」と、普段は選手とのツーショットなんかやらない我々が、民族の英雄を見つけて一枚というのは実によくわかる。

 左は土曜夜ディナー、ルークがヤンキースなのはホワイトプレインズだから。右は日曜の正装ジミー・ハート。大昔に自身がバンドやってた時代のレコード持参。サングラス姿もあるが、実は76歳なのにこちらは元気である。


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