石川直樹が肘で切り裂きTKO勝利!3階級で新王者誕生!~ジャパンキックボクシング協会「KICK ORIGIN 2010 1st 」

1月5日(日)東京・後楽園ホールで開催されたジャパンキックボクシング協会「KICK ORIGIN 2010 1st ~2020新春三階級王座決定戦~」4大メインイベントのトリとなるスペシャルマッチはジャパンキック フライ級王者・石川直樹がフライ級~スーパーフライ級4冠奪取経験者・松崎公則の王者と対戦、ほぼ互角の展開となった4R石川の飛び込んでからの膝、肘がヒットしペースを握りかけたところでラウンド終了、その際松崎は顔面をカットしドクターチェックでストップがかかり石川が王者クラスの対決を制した。

 またメインのジャパンキック3大タイトル決定戦は、初代認定王者の直闘(治政館)が王座を返上した為、争われたライト級王座決定戦では永澤サムエル聖光(1位/ビクトリージム)が序盤、興之介(3位/治政館)の前蹴りとリーチを活かした右フックに戸惑うが、地力の違いを見せ2Rにはパンチで2度のダウンを奪い、3Rにもダウンを追加、肘によるカットで頭部も出血しており、レフェリーがストップをかけ永澤が完勝した。

 ウェルター級初代王座決定戦では政斗(同級1位/治政館)vs. モトヤスック(同級2位/治政館)の同門対決は、小刻みに攻撃を出す政斗にモトヤスックはパンチで2度のダウンを奪うが詰めきれず、政斗も食い下がる最終5R肘によるカットでストップがかかり高校生のモトヤスックが卒業前に戴冠を果たした。

 フェザー級は王者・石原將伍(ビクトリー)が返上の為、渡辺航己(同級2位/JMN)と櫓木淳平(同級3位/ビクトリージム)で争われ、決定打こそないものの、攻め続けた渡辺が初の5回戦で3〜4ポイント差をつけて完勝で新王者となった。
 ダブルセミファイナルはジャパンキックの新世代エース・馬渡亮太(治政館)はタイ選手から2度パンチでダウンを奪い完勝。元日本フェザー級王者の瀧澤博人(ビクトリージム)は3R負傷によるストップTKO敗けを喫した。

■ ジャパンキックボクシング協会「KICK ORIGIN 2010 1st ~2020新春三階級王座決定戦~」
日時:2020年1月5日(日)開場16:45 開始17:00
場所:東京・後楽園ホール

<第11試合メインイベント 新春スペシャルマッチ 52kg契約 3分5R>
○石川直樹(ジャパンキック フライ級王者・元スック ワン キントーン スーパーフライ級王者/治政館)
 4RTKO終了 ※カットによるストップ
●松崎公則(元J-NETWORKスーパーフライ級チャンピオン・元REBELS-MUAYTHAIフライ級チャンピオン・元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級チャンピオン・元WPMF日本スーパーフライ級チャンピオン/STRUGGL)

<第10試合メインイベント ジャパンキックライト級王座決定戦 3分5R>
○永澤サムエル聖光(同級1位/ビクトリージム)
 3RTKO 1分49秒 ※レフェリーストップ、永澤は2Rに2度、3Rにもダウンを奪う
●興之介(同級3位/治政館)
※永澤が新王者

<第9試合メインイベント ジャパンキックウェルター級王座決定戦 3分5R>
●政斗(同級1位/治政館)
 5R 37秒 ※カットによるドクターストップ モトヤスックは2Rパンチで2度のダウンを奪う
○モトヤスック(同級2位/治政館)
※モトヤスックが新王者

<第8試合メインイベント ジャパンキックフェザー級王座決定戦 3分5R>
○渡辺航己(同級2位/JMN)
 判定3-0(二者50-46,50-47)
●櫓木淳平(同級3位/ビクトリージム)
※渡辺が新王者

<第7試合セミファイナル 日泰国際戦 55.5kg契約 3分3R>
○馬渡亮太(チェンマイスタジアム認定バンタム級王者・前ジャパンキック バンタム級王者/治政館)
 2RTKO 1分31秒 ※左フック、馬渡は1Rも左フックでダウンを奪う
●チャモアペット ソー・ヴィラデット(元泰国ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級4位/タイ)

<第6試合試合セミファイナル 日泰国際戦59kg契約 3分3R>
●瀧澤博人(元日本フェザー級王者・ジャパンキック フェザー級1位/ビクトリージム)
 3RTKO 1分43秒 3R瀧澤にパンチと膝でダウン1、その後、負傷チェックでストップがかかる
○ペッワンチャイ・ラジャサクレックムエタイジム(タイ)

〜休憩〜

ちびっこエキシビション1分30秒1R
藤井昴(治政館)vs. 柴崎優太(ビクトリー)
島野一颯(治政館)vs. 長谷部海道(ビクトリー)※長谷部が1Rで倒すがエキシビションの為勝敗なし

<第5試合54kg契約 3分3R>
○幸太(同級1位/ビクトリージム)
 1RTKO 2分58秒※右肘
●阿部泰彦(同級3位/JMN)

<第4試合ジャパンキック ライト級ランキング戦  3分3R>
○野崎元気(同級4位/誠真)
 判定2-1(2者29-28,28-29)
●睦雅(同級7位/ビクトリージム)

<第3試合ジャパンキックフェザー級 3分3R>
●又吉淳哉(市原ジム)
 不戦勝 ※又吉体重オーバーによるドクターストップの為
○龍聖(TRY HARD)

<第2試合ジャパンキックフェザー級 3分3R>
○西原茉生(チームチトク)
 1RKO 2分41秒 ※3ダウン
●財辺恭輔(REON Fighting Sports Gym)

<第1試合ジャパンキックバンタム級 3分3R>
○義由亜(治政館)
 判定3-0(三者30-24)※ナカラムランチャイに2R、減点1、ダウン1有
●ナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)

▼二部構成で開催されたジャパンキックボクシング協会主催興行「KICK Insist 9」
’19年11月21日号AEW賛否両論 全日最強 白覆面 RISE女子 ガマシン JKAラウェイ 水曜
▼ジャパンキックボクシング協会旗揚げ戦『KICK ORIGIN』
’19年08月15日号G1大阪 W1事故 レイス特集 WLCラウェイ JKA旗揚げ PPP会見 浅草橋
▼5・12ジャパンキックボクシング協会(JKA)プレ旗揚げ興行『KICK ORIGIN』
’19年05月23日号AEW放送発表 巌流島 DEEP JKAプレ旗揚 Sキング死 安倍健治 A猪木