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復帰したアレクサ・ブリスの長いつけまつげをマンディ・ローズがむしりとって「ワタシの方が美人よ」とやるのは笑えるんだが、どちらかとえば「アレクサ！ 早送り」とFire TVに指令したくなった北米では地上波FOX放送のWWEのAブランド番組なんだが・・・。「水曜生TV戦争」のあとでこれを見ると、どしてもダレるのは本誌だけではないと思う。このカード、NXTの女性レフェリーだったジェシカ・カーがSmackDownでお披露目される隠し味が全部の番組見ているユニバースには関心ではあった。
ユニバース目線なら、「タッグ王座挑戦者決定エリミネーション4way戦」だろう。ムスタファ･アリ&ショーティG組、会社の酷い扱いにもめげず、アリとグラン･メタリック&リンセ･ドラド組の絡みは魅せる。チャド・ゲイブルはあんなチビ・キャラでいいのか、勿体ないという。4way戦なのでヘビー･マシナリーに、ザ・リバイバルもという人数調整なんだが、その限られた尺で職人たちはオールド・スクールの本物とはなにかを問う構成に。実況席のニューディを前に、ここはリバイバルが制するのであった。
トリは、ドルフ・ジグラーとローマン・レインズなんだが、お約束でKINGバロン・コービンが介入、缶詰のドックフードというか泥をローマンの顔に塗りたくる寸劇なんである。米国東部はプライムタイム（日本表記ゴールデン）なんだから、家庭では夕食を取りながら見ている場合が多いのに、まるで「う●こ」じゃないか。ライト層がイチバン重要なのであって、「もうこの番組はいい」となったら、次の視聴率は下がってしまう心配を残した。
■ WWE SmackDown
日時：12月6日
会場：ノースカロライナ州ファイエットビル クラウン・コロシアム
◆ワイアット対ミズがPPV「TLC」で決定！
ブレイ・ワイアット対ザ・ミズの一騎打ちがPPV「TLC」で決定した。番組オープニングは先週のダニエル・ブライアンのおさらいなんだが、リング下の地獄？に落ちて髪の毛をむしり取られたと。そこで会場中継はミズTVから始まると。「ゲストはダニエル・ブライアンの予定だったが、先週“ザ・フィーンド”ワイアットに襲われてから行方不明だ。一体彼に何が起こったのか？」とワイアットに捕まったブライアンの行方を心配した。すると会場ビジョンにワイアットが登場すると、「ダニエルとTLCで遊ぶはずだったのに。代わりにミズが遊びに来ればいいんだ」と対戦を提案。これをミズが否定するとワイアットは「これは僕が新しいファミリーに入るチャンスだ」と言って2人目が生まれたミズ一家の写真を見せると「これで僕と遊びたくなったかな？」とミズを挑発。家族をターゲットにされたミズは急いでリングを降りると妻のマリースに電話して帰宅することを告げたが、バックステージでワイアットと共に写るミズ一家の写真を発見すると、その隙にワイアットが背後からミズを襲撃。ワイアットはシスターアビゲイルでミズを沈めて不敵に笑うと、ワイアット対ミズの一戦がPPV「TLC」で決定した。
PPV「TLC」は日本時間12月16日にWWEネットワーク（日本語実況版有り）でライブ配信される。
◆ レインズがドッグフードで屈辱！TLC戦が決定したコービンとの遺恨が激化
“ビッグドック”ことローマン・レインズがドルフ・ジグラーとスマックダウンのメイン戦で激突した。序盤、ジグラーが「これはレッスンだ」と言ってレインズを鉄製ステップやバリケードに叩き付けて圧倒。しかし、試合終盤にPPV「TLC」でレインズとの対戦が決定したキング・コービンがセキュリティと共に登場してレフェリーにクレームを入れると、隙を突いたレインズがコービンにスーパーマンパンチ、さらにジグラーにもスピアーを炸裂させると勝負あり。レインズがジグラー相手に逆転勝利を収めた。
試合後にはレインズがコービンを襲撃するとジグラーやセキュリティたちも含めた大乱闘に発展。孤軍奮闘するレインズだったが、最後はジグラーに手錠をかけられてポストに吊るされるとコービンやジグラーに頭からドッグフードをかけられて屈辱を味わった。
レインズ対コービンのTLC戦が行なわれるPPV「TLC」は日本時間12月16日にWWEネットワーク（日本語実況版有り）でライブ配信される。
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