[週刊ファイト12月12日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼Starrcade前宣伝ルセフ試合無-アナ雪2シュート活字鷹の爪大賞国内
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編 photo:(C) WWE/他多数
・歴史あるスターケード名義も供給過多の弊害? カブキ・ウォリアーズ防衛
・マット界のInto The Unknown『アナと雪の女王2』ダム破壊は解決策?
・未知の旅へは準備万端なのか? 新体制ノアや新日プロの旧体質断罪
・安納サオリ退団!やはり『ワープロ』内CMも流れだしたスターダムか
・多団体乱立のままの女子マットとWWE女子革命の浸透、AEWの参入
・項目別選:年間最高番組NXTもAEWとの競争続く!BEST実況賞は・・・
・格闘技界~プロモーター賞、ブッカー賞:Being The EliteとAEW番組
・10・6『キングダムエルガイツ20周年記念大会』入江秀忠vs.片谷健
・追悼:Dキッド、Pモラレス、デストロイヤー、青木篤志、Pアグアヨ、Hレイス
―― 日本時間の月曜午前に『Starrcade』があったんですが、誰も見てないというか・・・(笑)。なんか1時間だけの特番ということなので、それならと続く『トリッシュ・ストラウス』引退記念番組もあったから見たんですけど、2試合じゃなくて3試合。ストリート・プロフィッツとThe O.C.もあったから75分はあったんですけど、「なんじゃこれは?」という出来でした。
オフレコ アトランタ州ジョージア州からだから自宅のあるリック・フレアーも出てきたんだけど、肝心の「ラストマン・スタンディング」が正確には試合をデリバリーしないまま。続くRAWも同じことを繰り返すんだけど、要は「ルセフはラナに近寄れない」裁判所命令だからという口実アングルで、結局はちょこっとルセフ出てくるんだけど、「ラストマン・スタンディング」と謳ったら普通は決着戦やれよと。どうせ、もういい加減この三角関係スキッドは終わりでイイと思っていたからなぁ。
―― 事前の告知と違うじゃないかということですね。あとで確かめたら、試合に出てこなかったから試合放棄というのが公式記録らしいんですが、見たのに覚えてもいない。それからなんかケビン・オーエンズの試合になだれ込むも、そこにルセフがという展開は、翌日RAWでまたやるだけのこと。わざわざ見た視聴者をバカにしています。おまけにWWEネットワークが生ではなんかトラブルで配信できなかった。あとからやってはいましたが、YouTube無料にしてお詫びと。
オフレコ 現在名称Starrcadeの権利はWWEだから感謝祭に使わないといけない。勝手にその名称でイベントやる輩が日本にもいるので抑止力らしいんだけど、歴史ある大会名を汚したな。
―― 83年のスターケード、ハーリー・レイスvs.リック・フレアー戦。レフェリーはジン・キニスキーの金網戦でした。WWEではなくジム・クロケット・プロモーションなんですが・・・
▼追悼ハーリー・レイス-G1折り返し展望-サマースラム不安-ONEマニラ
オフレコ シュート活字委員会担当分の「鷹の爪大賞part2」は後半でやるけど、年間回顧だからハーリー・レイスとかの訃報もやらないとな。
歴史あるスターケード名義も供給過多の弊害? カブキ・ウォリアーズ防衛
―― だいたい、女子のカード、いつから3 wayから4 wayになったのかと。どっかに出てたのかもですが、当初の3 wayと見るまで思い込んでました。まぁ、チビ助組のアレクサ・ブリスとニッキー・クロスが復活なんで、急遽加えたんでしょうが、そうなるとケツのダウン役がニッキーになると(笑)。
オフレコ なんか必死で実況が、カブキ・ウォリアーズがピンに絡まなくても、王座は移動するルールだとか言ってたけどな。RAWでシャーロットとやることは発表済みだから、ここで交代はないとは見えたけど。
―― ただ、タッチする際に、やられ役がなんとか逃れてと会場にヒートを起こせるHot Tagのスポットなんですが、チームである必要がなく、四隅コーナーにいる誰とタッチになってもいいというのは、「へぇ~」と思う反面、勝敗を争うロジックからはおかしいんですけどね。
オフレコ そんなこと言い出せば、新日本プロレスまで3 wayだのハシゴ戦までやってるんだから、どこがストロング・スタイルなんやと。もう真剣勝負幻想は終わってるんや。
―― それにしても、ポール・ヘイマン監督の得意技なんでしょうが、離婚騒動というか、愛憎劇は小さい会場のECWならともかく、RAWやSmackDownでやるとますます子供のファンには無理となるし、実際50歳以上の視聴者が主軸というデータ分析まで出ています。くるくる替わる24/7王座といい、あのセグメント面白いとは思いません。
オフレコ YouTubeのヒット数は、ちゃんとリアルタイムで見れてないインドとか、海外からのアクセスだから「受けてる」という判断は間違っていると本誌は活字にも残してきたんだけど。ただまぁ、RAWでも「ルセフ! ルセフ!」コールやから、契約切れてお払い箱かとも思われたブルガリア人が、会場客にまた覚えられている点は良かったなぁというのはあるけどな。