3軍抗争目前RAWトリプルHがK.O.をNXT勧誘!シングル戦アスカxナタリア!

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 予想できたことであるが、日本時間月曜午前になる『サバイバー・シリーズ』に向けて、最後は赤シャツのRAW、青シャツのSmackDown、黒シャツNXTの3大ブランドがリングに入り乱れて大乱闘という絵であった。もっとも、一番最後にリングを占拠していたのは黒シャツかも。すぐ2日後にはNXT中継だからこれはまぁ当然か。
 笑えるのは、途中でNXT軍が出てきた際は、恐らくはビンス・マクマホン独裁者の号令で「大きいのを並べろ!」とばかりフォゴットン・サンズとかが出てきたのに、最後の全員大乱闘には、先週、エンジェル・ガザと凄い試合をやった小さいクルーザー級王者リオ・ラッシュもちゃんとボストンにも来ていたことか。そのエンジェル・ガザは呼ばれてはいないんだが、ビンスの趣味的にはラテン系ではウンベルト・カリージョがメインルースター向き(つまり、お茶の間受け)という判断なのだろう。ただ、トリプルHに言われるまでもなく「NXTこそがAブランドだ!」と全部見ているユニバースは確信していると思うのだが・・・。

 そしてウンベルトは、世界最高タッグのカール・アンダーソンに勝つんだが、売り出すにせよ順番が違うだろうという。まぁ、サウジアラビアからの飛行機遅延やTHE O.C.の予告なしオーランド乗り込みで、計画予定が狂ったという抗弁もわかるのだが・・・。

 そのトリプルHだが、今は名称変わっているのにボストン・ガーデンの名を出して、キラー・コワルスキーにしごかれた日々をマイクして「ボストンは好きだ」とやっていたのはご愛敬か。あと、KOケビン・オーエンズが、ドリュー・マッキンタイヤーと一進一退のまともなシングル戦を披露するんだが、どっちも落とせないからケツはなし。ただ実況がhe’s Got Another thing comingと。ジューダス・プリースト流せよとも思うが、週刊ファイト9月19日号で活字にした通り、ここでもトリプルHがリングに登場して、「何度も追放(GMのカート・アングルやシェイン・マクマホン)とか言われてきたお前だが、NXTの名前を世間に知らしめたのもお前だ!」と。やはりケビン・オーエンズはNXTに戻ってくる雲行きだ。まぁこうなるとは記事にしてきたことだが、このタイミングだったのか。

 タッグでナタリアはアスカをタップさせていたから初のシングル戦が組まれた。まぁちゃんとした試合はさせてもらって、ナタリアおばさんは喜んでフォールされるのだが、ちょっと尺は短かったかも。戸澤陽がついにRAWで初のテレビマッチの出番になった。職人バディー・マーフィーがセカンドロープにかかったまま、戸澤のコーナーポストからのセントーンを受けるとか、一通り全部受けてくれたから良かったんじゃなかろうか。今のところSmackDown生中継の会場では『205 LIVE』もやっているんだが、リオ・ラッシュはNXTだし、バディー・マーフィーと戸澤はRAWということになる。

■ WWE RAW
日時:11月18日(現地時間)
会場:マサチューセッツ州ボストン TDガーデン

◆戸澤、デビュー戦勝利にあと一歩届かず

 205 LiveからRAW所属となった戸澤陽が生中継デビュー戦としてバディ・マーフィと対戦した。戸澤は「叩き潰してやる! 今日は俺の日や」と日本語プロモで気合いを入れると、チョップ連打からハリケーンラナでマーフィに攻め込んだ。さらに戸澤はトペ・スイシーダを放ったが、これをキャッチしたマーフィはそのままスープレックス。両者は白熱の攻防を展開したが、戸澤はミサイルキックからスナップジャーマン、シャイニング・ウィザードと波状攻撃を仕掛けると、トペ・スイシーダから得意のダイビング・セントーンを決めるも決定打とはならず、最後はマーフィがマーフィーズ・ロウを決めて勝負あり。戸澤は自身のお茶の間デビュー戦を勝利で飾れず苦杯を喫したが、印象は残せていた。

◆アスカ、ナタリアとの雪辱戦に快勝

 WWE女子タッグ王者アスカ(withカイリ・セイン)がナタリアとシングル戦で激突した。ノンタイトルのタッグ戦で敗戦しているアスカにとってこの試合は雪辱戦。アスカは握手をするふりをしてナタリアを挑発すると、「おい!こらぁ」とうなり声を発しながらオクトパスホールドを決めて攻め込んだ。一時はナタリアのスープレックスやクローズラインを食らったものの、カイリを牽制したナタリアにアスカがハイキックを決めて3カウント。アスカがナタリアに快勝して雪辱を果たした。


 試合後にアスカとカイリは「勝ちましたよ! ナタリアに勝ちました。うちら素晴らしいタッグチームやけど、シングルでも余裕。すいません。ソーリー。NXTもいい、RAWもいいSmackDownもいい。だけどカブキ・ウォリアーズはもっとええな~(笑)」とハイテンションで胸を張った。

 さらにアスカとカイリはシャーロット・フレアー、ナタリア、サラ・ローガンと共にチームRAWとしてPPV「サバイバー・シリーズ」の女子5対5エリミネーション戦に参戦することも決定した。

◆WWE3ブランドが大乱闘!

 メイン戦は、なんか実生活で繋がりでもあるんだろうかとか想像力が膨らむランディ・オートンが、当初はX発表だったリコシェとタッグを組んでバイキング・レイダースとRAWタッグ王座戦で激突した。連続ドラマを見ているなら、子分リコシェのランディに従う仕草から、こうなるとは踏んでいたとは思うが・・・。両チームが白熱の攻防を展開する中でオートンがDDTでアイバーを沈めてチャンスを迎えると、突然SmackDownのスーパースター達、青Tシャツの背中側には「FOX」が乱入してきてオートンらを襲撃。試合自体はノーコンテストになるんだが、同じ番組内でケツうやむやのカードが繰り返されるのはどうなんか。AEWはちゃんと試合のケツはつけると宣言しているのだが・・・。

 当然のように、最後のセグメントはさらにNXTやRAWのスーパースター達も姿を現して3ブランド入り乱れての大乱闘になってしまう。これにNXTを統括するトリプルHは「これは終わりのはじまりだ。サバイバー・シリーズでこれを終わらして、そしてNXTがAブランドであることを証明する」と宣言した。WWE3大ブランドの対抗戦が行なわれるPPV「サバイバー・シリーズ」は日本時間11月25日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。


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