［週刊ファイト11月14日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

■　プロレスリング・ノア　NOAH the BEST 2019～美学のある闘い～
日時：11月2日（土）17:00
会場：東京・両国国技館　観衆5523人（満員＝主催者発表）

▼約5年ぶり都内ビッグマッチ　方舟乗船者5千人超で航海再び
　ノア11・2両国国技館大会レポート
　photo & text by TERUZ
・藤田の近年ベストバウト！　引き出したノアの懐の深さ
・毒霧と火炎攻撃で丸藤の視界奪う！　ムタ閃光魔術3連発
・両国にパワーホール！　長州立会人の新設王座は杉浦戴冠
・タイガースープレックス3発でV6　清宮「業界1位」目標に
・マス席フルバージョンで堂々勝負！　観衆5523人の意義
・シンプルだった清宮と拳王の対立　大会の功労者・拳王
・どこまで計算!?　“プロレスのつくり方”までSNSで話題に

　11月2日、今年に入って新経営陣となったノアが集大成としての年間最大ビッグマッチとなる両国国技館大会を開催した。ノア系興行ながら“別主催者”の2018年9月1日「丸藤正道デビュー20周年記念大会『飛翔』」を例外にすると、都内ビッグマッチは約5年ぶり、2015年3月15日の有明コロシアム大会以来となる。

　集まった観衆は5523人（満員＝主催者発表）。満員マークをつけるかどうかという点では微妙な入りではあったが、3日のDDT（5869人）と遜色なく、4日の大日本プロレス（3216人）を上回ったことは大きな成果ともなる（いずれも両国で開催）。新日本プロレスに次ぐ業界2位を標榜するノアのビッグマッチを現地からレポートする。