新旧ミスティココンビが王座戦を要求!CMLLアレナメヒコ金曜日

(C)CMLL

 10月25日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会のメインはカリスティコ、ミスティコの新旧ミスティコがディアマンテ・アスールと組んだCMLLテクニコ正規軍が、ネグロ・カサス、エウフォリア、グラン・ゲレーロのルード軍と対戦した。試合は、ルード軍ペースで進むものの、アスールが必殺のジャーマンでカサスを沈めテクニコ軍が先取。そして二本目も新旧ミスティココンビが決めてテクニコ軍がストレートで勝利した。そして試合後、カリスティコとミスティコがロス・ゲレーロス・ラグネロスを挑発し、CMLL世界タッグ王座戦を要求。これに激怒したゲレーロスは、新旧ミスティコの覆面を剥ぎ取って挑発。これは王座戦待ったなしという感じになってきた。
 セミファイナルでは、エル・バリエンテ、ソベラノJr.、スタルJr.のテクニコ軍が、ウルティモ・ゲレーロ、バルバロ・カベルナリオ、ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)のルード軍と対戦。しかし、同じルードなれど、ゲレーロは長年CMLL一筋なのに対し、ボリクアは現在はフリーとしてCMLLに参戦しているが、CMLLの対抗団体AAAのイメージが強く、ルード同士の譜代と外様で意地の張り合いになり抗争しているのでチームワークに不穏な空気が流れていた。実際、ルード軍が先制するも、この二人が小競り合いをする展開となってしまう。二本目はテクニコ軍が奪い、運命の三本目に突入。危惧された仲間割れもなく、最後はボリクアがプランチャ、カベルナリオがカベルナリアでテクニコ軍を仕留め、ルード軍が快勝した。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年10月18日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、ディアマンテ・アスール
 2-0
●ネグロ・カサス、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

<6人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、バルバロ・カベルナリオ、ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)
 2-1
●エル・バリエンテ、ソベラノJr.、スタルJr.