W1選手インタビュー!才木玲佳、タナカ岩石、羆嵐、レネ・デュプリ、芦野祥太郎、児玉裕輔

才木玲佳の『W-1 TAG LEAGUE 2019』優勝予想!! ~前編~

現在欠場中の才木玲佳が、10月23日(水)の後楽園ホール大会から開催される『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019』の優勝予想に挑戦! 鋭い視点で各チームの戦力も細かく分析! 果たして、才木のお眼鏡に適うタッグはどのチームなのか?

Q:Aブロックのチームで注目チームとその理由を教えてください。 

 AブロックもBブロックも、全て良いタッグだと思ったので注目チームを一つには絞れませんでした。しかし本当に良いチーム編成だなあ………としみじみ感心してしまいました!

 まず、現タッグチャンピオンの芦野祥太郎選手&児玉裕輔選手組は、盤石のタッグチームだと思います。どんな相手でもぶん投げてしまうパワーと噛み付いたら離れないアンクルロックで数々の相手をタップアウトさせてきた芦野選手と、キング・オブ・テクニックの児玉選手。個々の実力はもちろんのこと、お互いに対する信頼度が抜群で、相方のピンチを絶妙に助けるし、相方のアシストを絶妙に活かして連携技を出せる。穴がないように見えるので、他のタッグがそれをどうこじ開けるのかが楽しみです。

 河野真幸選手&アレハンドロ選手組は、”凸凹コンビ”がすっかり浸透している通り、長く組んでいるので信頼関係もしっかり築かれていると思います。アレハンドロ選手は河野選手がタッグパートナーだからこそ、のびのび試合できているように見えるし、河野選手はアレハンドロ選手がピンチになったらしっかりヘルプに入る、ナイスコンビ。9月の後楽園でタッグタイトルに挑戦して敗れてしまったばかりですが、だからこそ、その結果を踏まえてどう闘うのか、そして凸凹をうまく利用した連携技にも注目です。

 頓所隼選手&ペガソ・イルミナル選手組は、若手というくくりで見られがちですが、頓所選手はクルーザーのタイトルマッチ挑戦や先輩方に混じって試合する機会も多く、ペガソ選手は武藤敬司選手のレッスルワン復帰戦のパートナーに抜擢されたり、最近は行なわれていませんが五番勝負をやったりと、それぞれ良い経験を積んでいます。体格的には他のタッグに劣るかもしれませんが、自分たちの強みとして挙げている「若さ」ゆえにできること、”若気の至り”が功を奏することに期待です。

 T-Hawk選手&入江茂弘選手組は、海外での経験も豊富な実力者タッグ。相手の胸を真っ赤に染める強烈な逆水平が印象的で、冷静の中にも熱さを感じさせる#STRONGHEARTSのエース・T-Hawk選手と、大きな身体から繰り出されるパワーもさることながら、機動力も抜群な#STH新メンバーの入江選手。総合力の高いタッグだと思います。海外遠征などで一緒にいることが多い分、しっかりコミュニケーションが取れてると思うので、息の合ったチームプレーに期待です。

Q:Aブロックで注目の対戦カードと、その理由を教えてください。

【芦野祥太郎選手&児玉裕輔選手vsT-Hawk選手&入江茂弘選手組】

理由:開幕戦から決勝戦みたいな組み合わせ。芦野選手はT-Hawk選手にW-1チャンピオンシップのベルトを獲られてしまった借りを返すのに闘志を燃やしているし、児玉選手と入江選手の海外を見てきた者同士の対決も見ものだと思ったので。

Q:Aブロックで決勝戦に進出するであろうと予想するチームと、その理由を教えてください。

【T-Hawk選手&入江茂弘選手組】

理由:パワー、スピード、テクニックの三拍子揃っているのと、海外経験で培った勝負強さが活きてくるのではないかと思ったので。

現在欠場中の才木玲佳が、10月23日(水)の後楽園ホール大会から開催される『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019』の優勝予想に挑戦! 鋭い視点で各チームの戦力も細かく分析! 果たして、才木のお眼鏡に適うタッグはどのチームなのか?後編です!

Q:Bブロックのチームで注目チームと、その理由を教えてください。

 近藤修司選手&征矢学選手組はまさしくW-1のヘル・ミッショネルズ。8月の後楽園のタッグ王座決定戦では、現チャンピオン(芦野選手&児玉選手組)に負けていますが、あの時はタッグを結成したばかりにも関わらず、あと一歩のところまで相手を追い詰めています。そもそも、個々で見れば強い選手同士なので、ポテンシャルは1+1ではなく、10+10だと私は思ってます。誤爆するとそれだけダメージも大きいのが難点ですが、リーグまでにぴったり息を合わせて、お互いの良いところを引き出し合ってくれることに期待です。

 稲葉大樹選手&土肥孝司選手組については、土肥選手が2年連続でタッグリーグ優勝しているのでタッグにおける勝利の女神ならぬ、勝利の男神(?)なのではないかと思っています。一方、稲葉選手は2年連続で決勝で敗れていますが、今年9月の横浜文体でW-1王者となり勢いに乗っています。いわゆる”勝ちグセ”もついているのではないでしょうか? 土肥選手が腕を負傷しているのが心配ではありますが、それを補うのもタッグだと思うので、どうカバーして勝ちに行くのかに注目です。

 羆嵐選手&レネ・デュプリ選手組は、他のチームが”危険”とみなすのも納得のタッグ。ダイビングセントーンの殺傷能力はとてつもなく、日に日に凶暴さが増している羆嵐選手。バックエルボー一つでも派手に見え、明らかにスケールの違うレネ・デュプリ選手。あの身体の大きさと攻撃力の高さで個々でも十分強いのに、組んで間もないにも関わらず連携技も自分たちの物にしているので、タッグリーグではさらに進化したものが観られるかもしれないと思うとわくわくします。

 吉岡世起選手&エル・リンダマン選手組はクルーザー級2人によるキレキレタッグ。鋭い蹴り技とハイスピードが持ち味の吉岡選手。ずる賢さと鍛えられた全身からパワーみなぎるリンダマン選手。両選手とも動きがキレキレなだけでなく、筋肉もキレキレに仕上がってるのもポイントです。ヘビー級の他のタッグに比べれば身体は小さい2人ですが、スピードとパワー、そしてそこにずる賢さを加えて、どう闘いに出てくるのかが楽しみです。

Q:Bブロックで注目の対戦カードと、その理由を教えてください。

【羆嵐選手&レネ・デュプリ選手vs吉岡世起選手&エル・リンダマン選手組】

理由:一番体格差がある組み合わせで、大きい相手に対してどう勝ちに行くのかが、身体の小さい自分にとって純粋に興味があるので。

Q:Bブロックで決勝戦に進出するであろうと予想するチームと、その理由を教えてください。

【羆嵐選手&レネ・デュプリ選手組】

理由:やはり一番”危険”な香りがするので。起こしたら誰にも止められない、という感じがします。

Q:優勝するであろうと予想するチームはどこですか? また、その根拠を教えてください。

【羆嵐選手&レネ・デュプリ選手組】

根拠:根拠というものはなく……ただ、このタッグが勝った暁には、Enfants Terriblesでベルト総獲りを狙って、羆嵐選手かレネ・デュプリ選手がW-1王者の稲葉選手に挑戦する、なんてこともあるのかなーという妄想が浮かんだので。

☆メッセージ

 今回、初めてこのようなインタビューをしていただきましたが、試合結果を予想するのって面白いですね! 本当にどのタッグもそれぞれ魅力があるし、どこが勝ってもおかしくないラインナップだったので、尚更そう感じました。皆さんもどのタッグが優勝するかだけでなく、「このタッグとこのタッグだったらこんな試合になるんじゃないか?」を考えてみてください! そして、その結果をネットで確認するのではなく、是非会場で、自分の目で確かめていただけたらうれしいです!

「まっすぐに堂々と挑戦をしたい」岩石プロデュースの11.9『WRESTLE SOUL』とは!〜タナカ岩石選手インタビュー

9月28日に開催された第1回の『WRESTLE SOUL』。若手主体の道場マッチとなったこの大会の試合後、タナカ岩石が次回大会をプロデュースしたいと名乗りを上げた。果たして岩石はどのような大会にしようと思っているのか? 話を聞いた。

──9月28日に開催された第1回目の『WRESTLE SOUL』なんですが、やってみていかがでしたか?

岩石 僕たち若手自身の熱がもっと欲しかったなというのはありましたね。僕自身もそうなんですけど、第1回目ということで楽しみなところはあったんですよ。ただ、試合が終わってマイクでしゃべった時に「まだまだこんなもんじゃないだろう」っていう思いがありました。あとは自らが進んで何かをやらなきゃいけないなという思いにも駆られたんですよ。そこも含めて次は「僕にプロデュースをやらせてください」と手を挙げさせてもらいました。

──第1回はどちらかと言うと組まれたからやったという部分があったと。

岩石 そうなんですよ。

──でも、W-1が自分たち若手のために用意してくれた舞台だというのは感じているんですか?

岩石 感じますね。若手へのチャンスを与えてくれたはずですし、それを団体が用意してくれるなら乗るしかない。だから、自ら進んでやるしかないという気持ちですよね。

──そして2回目の『WRESTLE SOUL』は11月9日に開催されます。どのようなプロデュースを考えているんですか?

岩石 すでにこういうカードでやりたいということで、会社には全カードの案を提出してあります。交渉はこれからなのでまだ決定したわけではないですけど、僕が自信を持って出せるカードを揃えました。これは僕から若手たちへの挑戦状ですね。

──挑戦状!

岩石 はい。僕が出したものに対して、どう応えてくれるのか? そこを見てみたいです。そして、僕自身のカードはずっと気になっていて、やりたかった選手がいるんですよ。その方にオファーをかけております。これは僕にとっても挑戦なんですよ。もちろん僕がプロデュースする大会なのでお客さんの入りも気になるんですが、周りの目を気にせずにやりたいんです。「挑戦」ってそういうことだと思うんですよね。

──つまり岩石プロデュースの『WRESTLE SOUL』のコンセプトは「挑戦」ということですね?

岩石 そうです。だから、試合の勝敗に関しても勝算があるとは思ってないし、お客さんから見てもW-1の若手側に勝算はないだろうと思うようなカード案になっています。でも、勝敗がどうであれ、僕はここで挑戦をしたいんです。客入りに関してもハッキリ言って勝算はないです。でも、この与えられたチャンスの中でまっすぐに堂々と挑戦をしたいです。そういう気持ちが詰まった大会にしようと思っています。

──若い選手たちの間で『WRESTLE SOUL』について、何か話はしているんですか?

岩石 特にしてないです。ただ、今回のカードを決めるに当たって、とりあえず彼らには「誰とやりたいのか?」とか意見は聞きました。そういうの含めて僕が考えたカードですね。提出したカードに関してはハヤシさんも「結構いい」と言ってくれました。

──それが実現するかどうかはこれからだと思うんですけど、カズさんもそうやって若手が自主的に動ことを望んでいたと思うんですよね。

岩石 そうですね。ハヤシさんが僕らのことをどう思っているのかわからないですけど、一応W-1の未来っていう形じゃないですか? なので、この時点から僕らがどういうものを見せるのか、多少なりとも期待はしてくれていると思うんですよ。それに対して僕らも何かしらの形をハヤシさんには見せたいですね。それが挑戦ということですね。

──今年は土方選手と一連の絡みがありましたけど、そこから自身がワンステップ前に進みたいという気持ちがあって、今回の大会プロデュースという考えにつながったんですか?

岩石 それもあります。もちろんタッグリーグに出られなかった悔しさもあるんですよ。過去2年間は出場していましたからね。でも、土方さんとああいうことがあって、結果的に今の自分につながっているんですけど、いつまでも隣にいてもらうわけにもいかないですし、甘えてもいられないんですよ。そこからさらに一歩踏み出す。その気持ちの表れが今回僕が希望した選手につながります。もし、この対戦が実現するなら、一旦今の僕にピリオドを打ちたいですよね。

──現時点の自分から一歩進むための最終試験のようなものだと捉えているんですか?

岩石 自分で課した試験ですよね。でも、このカードが実現するならば、悔いを残さず僕は前に進むことができます。

──今回は岩石選手がプロデュースしたいという声をあげましたけど、これに他の若い選手も続いてほしいと思っていますか?

岩石 もちろんです。今回は僕から他の若手に対して問いかけをしますけど、他の選手たちも僕に対して問いかけてほしい。どんなカードでもいいです。僕はそれにしっかりと応えたいです。そうやってお互いに成長していきたいですね。

──あと道場での試合になるんですけど、かつてACEでもこの会場で試合をしていました。やはり岩石選手にとっても思い入れのある場所になるんじゃないですか?

岩石 普段住んでいる場所ですし、練習してる場所でもあるし、W-1に所属する前にACEの時に試合をしていた場所であります。だから、思い入れがあるのはもちろんですけど、普段いるこの場所が試合になるとガラリと雰囲気が変わるんですよ。お客さんがいるだけで風景がガラリと変わる。そこで試合をするとなると、特別な感情が湧き上がってきますよね。だから、道場で試合をするということは凄く意義のあることだと思うし、普段いる場所だから誇りも持てるし、凄く気持ちも高まります。

──この2回目が成功するかしないかで、次回以降への試金石となりますよね。

岩石 だからこそ、人の目を気にすることなく挑戦をしたいんですよ。勝算はどうであれ、根拠のない自信はありますし、次に託せるものは絶対に残せると思います。自分自身、今回のプロデュースは胸を張って提供できるものだと思っていますから。


羆嵐「誰がどう見ても俺らが一番強いし、一番でかいし、一番怖い」 『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019』出場チームインタビュー⑥ 羆嵐&レネ・デュプリ

今回の『W-1 TAG LEAGUE 2019』のエントリーチームの中で、大型チームとして注目を集めている羆嵐とレネ・デュプリ。特にG.F.Yという強烈な合体技が他チームの警戒感を煽っている。羆嵐もレネという心強いパートナーを得て自信満々。チームを代表し、優勝に向けて「死角はねえ!」と豪語している。

──今回はレネ選手とのチームで出場ですけど、かなり各チームから警戒されていますね。

羆嵐 当たり前だよな。俺とレネさんは体重だったりパワーだったり、身長もそうだけど、どのチームと比べても最重量、最強だからよ。自然と目が行くだろうし、客からの注目度も絶対一番だろ。

──レネ選手は暴走すると止まらないんじゃないかと言われていますよね。

羆嵐 あれはヤバいね。誰も止められない。この俺でも止められないよ。まあ、止められるとしたら奥さんぐらいかな? 暴れるレネさんを止められるのは奥さんぐらいしかいないだろう。

──奥さんには頭が上がらないと(笑)。では、羆嵐選手たちがエントリーされたBブロックですけど、どのような印象を受けますか?

羆嵐 リンダマン&吉岡組は「うん、大丈夫か? 階級間違えてないか?」って思っちゃうよな。

──本来はクルーザーですからね。

羆嵐 でも、奴らもプロなんだろ? まあせいぜい怪我しないようにがんばってくれよ。

──余裕ですね。いろいろと因縁のある稲葉&土肥組についてはどうですか? 土肥選手とは横浜文体でノーDQマッチやりましたけど。

羆嵐 あれはヤバかったね。土肥孝司の野郎、人の頭をイスの背もたれでぶん殴りやがって! あいつ、本当に俺のことを殺しに来てたな。まあ、そこまでしても俺に勝ちたかったんだろう。そういうプライドが奴の中にもあったんだろうな。反則裁定なしのノーDQでもあれは反則だよ。まあ、因縁つったって、野郎とタッグを組んでたのはもう2年前だろ? 別に因縁だなんて思っちゃいねえよ。向こうのほうが俺に対して、なんかあるんじゃねえの?

──稲葉選手を含めて、NEW ERAを裏切った一件が尾を引いているんじゃないですか? 実際、土肥選手は羆嵐選手のイス攻撃で腕を折られていますし、この間の新木場大会でも稲葉選手が糾弾していましたよね。

羆嵐 「お前のプロレスは最低だ!」なんて言われたのは初めてだよ。

──全否定されてしまいましたね。

羆嵐 ひでえよな。こっちだって頭をかち割られてんだぞ? 普通、そんな奴に「お前のプロレスは最低だ!」って言うか? そっちのほうがもっと最低だよ。前に言ったことは撤回するよ。稲葉大樹はベビーフェイス野郎じゃねえ。スーパーヒールだ。先輩だったら、「大丈夫か?」の一言ぐらい言えって話だよ。

──でも、5月の土肥選手の復帰戦で組んだ2人がまたタッグを組んで出てくると。羆嵐選手はその時の対戦相手でもありました。

羆嵐 それはお互いにパートナーがいないからだろ? 言ってみりゃ、余り物同士がくっついただけじゃねえか。俺とレネさんはスーパーヘビー級コンビで誰が見ても強いし、でかいし、怖い。完成されちゃってるからね。比べてほしくねえな。そもそも俺はタッグのスペシャリストだし、芦野&児玉のタッグチャンピオンにも負ける気はさらさらねえ。誰がどう見ても俺らが一番強いし、一番でかいし、一番怖い。だから、客はつまらねえかもしれねえな。「ああ、クマとレネか。やっぱり無理だよな」って。

──勝敗がやる前から見えてしまうということですか?

羆嵐 そういう意味ではワクワクしねえだろうし、申し訳なく思うよ。だから、クマ&レネがいるなら、もっとでかいチームを呼ばねえとな。俺は自分より凄えパワーを持っている人間とやりてえんだよ。じゃないと俺がおもしろくねえ。俺がおもしろくねえということは客はもっとおもしろくねえだろう。「クマ、やべえんじゃねえか? パワーで負けるんじゃねえか?」っていう相手をパワーで打ちのめして勝ったら、これほどの感動はねえんだよ。

──近藤&征矢組はパワー派のタッグのように見られますけど、全く問題ないと。

羆嵐 物足りねえなあ。まあ、W-1の中では純粋なヘビー級の2人だと思うけど、俺以上にパワーがあるかって言ったら、直線的なパワーなら俺のほうがあの2人より上だよ。俺はもっともっと先を見ているから。他団体のもっとでかい奴とやりてえのよ。だから、タッグリーグで優勝したら発言権も出てくるだろ? 「俺たちにはこのリーグ戦は物足りねえ。だから他団体に乗り込んでやる」って発信をしていきたいね。広いプロレス界に打って出たいよ。

──では、優勝したらタッグベルトに挑戦というよりももっと視野を広げて、外に打って出たいということですか?

羆嵐 タッグチャンピオンになってもいいけど、今後の俺のキャリアやステップアップを考えたら、外に打って出るべきだろう。最高のパートナーであるレネ・デュプリがいるからこそ、いろんな可能性が広がると思うし、そこをどんどん追求していきたいね。

──ちなみに決勝戦で当たりたいのはやはり芦野&児玉組ですか?

羆嵐 ん? Aブロックは他に誰がいるんだ? T-Hawk&入江か……入江は身体もでかいけど、負ける気はしねえ。まあ、パワーよりもスピードのほうが印象はあるよな。ぶつかり合ったらどうなるかわからねえけど、やってみたいというのはある。ただ、勝敗で言うなら、芦野&児玉だろう。タッグチャンピオンだし。

──となると、やはり決勝戦はEnfants Terribles対決だと。

羆嵐 そうなったら後楽園も盛り上がるんじゃねえか? まあ、負ける気はさらさらねえけど、どっちが勝ってもノーサイドで終われそうな気がするよ。爽やかにね(笑)。

──ところで、レネ選手はタッグリーグに向けてモチベーションは上がっているんですか?

羆嵐 いつもの感じだよ。楽しくお酒を飲んで激しい試合をして、またお酒を飲む。そういうライフスタイルで、あのクォリティの試合を見せてくれるわけだ。素晴らしいスーパースターだし、俺がどうこう言うもんじゃねえよ。あとは見ている客が判断してくれ。

──コミュニケーションは取れているんですか? 羆嵐選手が英語をしゃべれないという噂もありますけど。

羆嵐 いや、しゃべれるよ! 「ニューヨークに10年ぐらい住んでるんじゃねえか?」というレベルの英語をしゃべれるよ。だから、コミュニケーションはバッチリ。レネさんは飲みに行くと最高だよ。日本人にはない明るさを持っているから。いい意味でも悪い意味でも(笑)。

──では、優勝に向けて死角はないと。

羆嵐 ないね。ただ、あんまり強すぎるから、ついつい油断しちゃうんだよな。それで最後に負けることがあるから、そこは気を引き締めるよ。

──今年もノーDQマッチで負けたりと要所要所で負けてる印象がありますよ。

羆嵐 なんだ、「今年も」って! まるで負けてばっかりみてえじゃねえか。確かにあの試合は負けちゃいけなかった。ただ、敗因はイスの背もたれによる出血多量だから。さっきも言ったように例え反則裁定なしのノーDQでもあれは反則だろ。まあ、今回のタッグリーグはノーDQじゃねえし、レネさんもいるし死角はねえ! 」


芦野「参戦する選手全員の自覚が問われるリーグ戦」 『WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2019』出場チームインタビュー⑦ 芦野祥太郎&児玉裕輔(現W-1タッグ王者/Enfants Terribles)

現在W-1タッグ王座を保持する芦野祥太郎&児玉裕輔。個々の力もさることながら、チームワークの良さもあって優勝候補に上げる声も大きい。タッグ戦線活性化に情熱を燃やすこのチームはどのようなモチベーションで『W-1 TAG LEAGUE 2019』に挑むのか? 話を聞いてみた。

──今回のタッグリーグはチャンピオンとしての出場になりますが、やはり優勝候補に上げる人も多いです。改めてどのような気持ちでリーグ戦に臨もうと思っていらっしゃるのでしょうか?

児玉 個人的にはぶっちぎりで優勝候補だなと思っています。

芦野 チャンピオンなんで一戦一戦負けられないですよね。全ての公式戦を毎回防衛戦だという気持ちで試合をしたいですね。

児玉 全勝優勝が最低ライン。

芦野 やっぱり俺たちが負けた瞬間にタッグ王座への挑戦のきっかけを与えてしまうわけですからね。そうじゃなくて、タイトルマッチをやるなら優勝して逆指名したいですね。反対ブロックで当たってない奴とか決勝でも当たらなかった奴らとかを。

──負けて防衛戦をやるのではなくて、全て勝った上でやりたいと。

芦野 そうです。でも、全チームがどこの地方でやろうがビッグマッチのメインを任されているという気持ちでやらないとこのタッグリーグは盛り上がらないですよ。そういう意味では参戦する選手全員の自覚が問われるリーグ戦だと思いますね。

──チャンピオンチームとして、そういった自覚を促すように引っ張っていきたいというお気持ちですか?

児玉 というよりは、闘って引き出すということですね。

──わかりました。では、公式戦についてですけど、開幕戦の後楽園大会であたるT-Hawk&入江に対してかなり意識を向けていますよね。

芦野 そこが事実上の優勝決定戦というか、最初で最後の山場ですよね。

──T-Hawk選手は何回も対戦していると思うんですけど、入江選手は文体のタイトルマッチが初めてですよね?

芦野 技の引き出しが多いですね。引き出しが多いし、パワーもあるし。

児玉 スピードもある。

芦野 かなり刺激的な存在ではありましたけど、この強力なタッグだったらどっちから獲ってもいいわけですよ。T-Hawkはシングルのタイトルマッチで負けているので、その借りを返すということもやらなきゃいけないし、それがタッグの舞台でもいいと思っています。入江も世界のいろんなところで活躍しているじゃないですか? あいつからも獲りたいなという気持ちはありますね。

──わかりました。他のチームを見てみますと、河野&アレハンドロとは9月の後楽園大会でタイトルマッチで闘ったばかりです。

芦野 また違う手で来るんじゃないですか?

児玉 一から切り替えて来るでしょうね。アレハのお転婆なところをうまく利用して、いろいろと切り替えてタッグリーグに臨んでくると思いますね。

芦野 まあ、アレハンドロだけがんばってるんじゃ無理ですよ。この間のタイトルマッチもそうでしたけど、もうちょっと河野ががんばんないと勝てないですね。

──以前からベテラン勢に対する物足りなさは指摘されていますけど、タイトルマッチを闘ってみても河野選手に物足りなさを感じたと。

芦野 河野だけじゃなくて近藤や征矢もそうですけど、ずっと感じてますよ。タッグを組んでいるんだったら本当に優勝する気で、自分たちがいつもメインを任されているという気持ちで、そして一番おもしろい試合をするんだっていう気持ちでやってほしいですね。それができている人間がW-1には少ないから。彼らには背中で見せてほしいですよね。まだプレイヤーなんですからね。客の前で試合する以上、全力でやってほしいですね。

──では、若い頓所&ペガソはどうですか?

芦野 若さを売りにしている割にはフレッシュさがないですね。

児玉 ハハハハ! 確かに(笑)。

芦野 「俺たちの強みは若さです」って言っているんですけど、若いだけじゃただの経験不足ですから。

──誰にだって若い時期はありますからね。

芦野 感情や行動に「若さ」というものが出てくれば、それがあいつらの武器なんだって明確にわかるんですけど、ただ若いって言っているだけなんで、「ああそうですか」としか言いようがないですよね。

児玉 ある意味一番暴れなきゃいけないチームだと思うんですよ。

芦野 この間の新木場でもいの一番に入ってきて、全員蹴散らしてやるよぐらいの気概がないと。だって、何もないんだから。失うものなんて何もないはずなんですよ。

児玉 めちゃくちゃ生意気な感じで来ないとね。

芦野 それなのに守りに入った闘いをしているので全然おもしろくない。あれじゃあ絶対に勝てないですよ。そこに気づけば次のステップに行けると思うんですけど、それがわかるのがこのリーグ戦なんじゃないですか? 欠場中とはいえ、同世代の立花が一歩抜け出してきている。そこに彼らが何かを感じているのか? 本当に何かを変えたいと思ってプロレスをやっているのか? それが今回のタッグリーグでわかると思います。

──わかりました。では、もし決勝戦に上がったと仮定して、Bブロックで闘いたいチームはありますか?

芦野 どことやってもおもしろいと思うんですよ。吉岡&リンダはその中では体格的なものもあるし、強さではちょっと落ちるかなというのはありますけど。ただ、羆嵐&レネとのEnfants Terribles対決かな? それはやりたいですね。あとは稲葉&土肥にも上がってきてもらいたい。

児玉 というよりは上がってこなきゃいけない。無差別のベルトを巻いている者の義務としてね。

芦野 あとはさっき言った近藤&征矢ですよね。

──このチームがどこまで奮起してくれるのかということですよね。

芦野 Bブロックが盛り上がるかどうかはそこにかかっていると思います。まあ、それぞれ思いがありますからね。シングルだとトーナメントなんで出せないものもあると思うんですよ。一度負けたら終わりですから。でも、タッグはリーグ戦ですし、一度負けてもまだチャンスはあるから。俺らも含めて、各チーム、各選手のいろいろな気持ちが出てくるリーグ戦になると思います。

──もし優勝した場合ですけど、他のチームだとタッグタイトルに挑戦したいとか、あるいは無差別のベルトに挑戦したいというプランを持っているところもあります。お二人は現在のタッグチャンピオンですけど、次の展開は何か考えているんですか?

芦野 どうします? 全チームと防衛戦でもやります? 8WAYとか。

児玉 出場チーム全員同時に?(笑)。

芦野 全員とだってやってやりますよ。ただ、これまであまりタッグには魅力を感じてなかったんですけど、児玉さんと組むことによってベルトも獲れたし、日に日にチームに対する愛着が増しているんですよ。だから、他のみんなも自分のチームを大事にしてほしいですね。みんな組みたい理由があるから組んでるはずだし、リーグ戦が終わったからと言ってなかったことにはしてほしくない。リーグ戦以降もそれで盛り上げてほしいですね。

──このリーグ戦がそのきっかけになればという感じですかね?

芦野 そうですね。どのチームもタイトルマッチでベルトがかかるといろいろと変わってくると思うんで、タッグ戦線を今後も盛り上げていきたいです。でも、やっぱりEnfants Terribles対決はしたいな。タイトルマッチでね。優勝したらEnfants Terribles対決で防衛戦をやりますか?

──羆嵐&レネ組に対してはどこのチームも警戒していますよね。。

芦野 暴れてますからね。あの2人は暴れると手がつけられないから。

児玉 あんなに暴れる外国人はいないですよ。

芦野 函館の夜も大暴れしてましたからね。

児玉 街が壊れるかと思いましたよ。

芦野 函館中のストロングゼロを飲み切るのかと思いましたよ。市内からストロングゼロが消えたっていう(笑)。彼らのG.F.Yは危ないですね。

児玉 僕らも食らいたくない。

芦野 間近で見てるからね。でも、間近で見ている分、対策はできると思うんですけど、優勝したらやりたいですね。

──わかりました! では、タッグリーグでのご活躍を期待しています!

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