[ファイトクラブ]記者座談会:苦境から立ち上がった武藤、谷津に称賛の声。当面の目標は?

[週刊ファイト9月26日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼記者座談会
 苦境から立ち上がった武藤、谷津に称賛の声。当面の目標は?
・年末・年始にかけてマット界はビッグマッチ・ラッシュ
・棚橋が東京ドームにムタ参戦を熱望しているらしい?
・11・15大田区デストロイヤーさんと共演した徳光和夫氏も参加
・近況報告「谷津は今、病院で必死に勉強してます」


 昔のレスラーは本当に逞しい。最近では足の大手術を受けながらも、その後の人生に突き進んでいる武藤敬司と谷津嘉章の精神力が称賛されている。新日本プロレス1・4-5東京ドームなどの情報とともに2人の当面の目標を覆面ライターに明かしてもらった。

(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)

A 秋から年末・年始にかけてマット界はビッグマッチ・ラッシュ。ボチボチ何らかの情報が入り始めているんじゃないですか?

C 猪木・坂口体制時代の新日プロは、どういうわけか情報がジャジャ漏れだったけど(笑)、ブシロード体制になってからは鉄のカーテンが敷かれるようになって情報の先取りが難しくなりましたね。現場が進めていることに関しては木谷オーナーやハロルド・G・メイ社長も知らないケースが多いらしい。現時点で私が入手しているのはクリス・ジェリコのドーム参戦くらい。ま、KENTAも間違いなく来年1月のドーム2連戦に出場しますよ。

B ?マークが付く未確認情報なら、いくつか持っています。グレート・ムタのドーム参戦とか。

A ムタはダークマッチながらROH&新日プロ主催のMSG大会に出場しているので十分、考えられる。

B マッチメーク上、絡む、絡まないは別にしても棚橋がムタ参戦を熱望しているらしい。彼にとって武藤は今でもアイドルであり師匠なんです。藤波が猪木ファンであり続けているのと同じです。

A 武藤敬司にもグレート・ムタにもまだまだ商品価値があるようで、両ヒザ手術からの復帰後はいろんな団体に出場しています。ノアのビッグマッチ、9・16大阪(府立第1競技場)の次は11・15ザ・デストロイヤー追悼興行にも出場。

C すべて6人タッグというのは武藤が完全復活を成し遂げてない証。だけど、ヒザの痛みがだいぶ取れて武藤の動きは以前よりマシになっています。レジェンド枠なら、あと10年、リングに上がれるんじゃないですか。

B 先日、和田京平プロデューサーが11・15大田区の第2弾カードで藤原組vs.渕組の6人タッグを発表したでしょ? 和田さん自身、これを目玉カードのひとつとして考えているようで「藤原さんと渕さんは共にカール・ゴッチさんから関節技を教わっていて、この試合は危険なニオイがする」と言ったんです。で、和田発言をネットニュースで知ったファンが大笑い。30~35年前の対戦ならともかく、いまや2人の年齢を併せると135歳ですからね。

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