朝倉海が憂流迦のアゴ粉砕!ハム・ソヒTKO山本美憂~RIZIN7時間

 台風があるから開催も危惧された『RIZIN.19』。しかし、誰が勝った、負けたとかよりも午後2時から始まって夜9時前に終了というのは、余りに長すぎる。まして、長い、長い休憩を挟んでまでフジテレビ最優先したのだから、わざわざ雨の中を集った会場客は置いてきぼりである。事実、残念ながら途中で帰った方が少なくなかった。
 ましてPPV鑑賞組にせよ、場所によって違うのだろうが、実質メインの朝倉海まではちょうど問題なかったものの、そのあとのイリー・プロハースカの試合は、武蔵を敬愛する青い目のサムライが・・・の紹介までで、ついに大雨のせいで電波が切れてしまう有様だ。慌ててフジテレビにチャンネルを替えてみたら、なんともう台風情報ニュースになっていて、大会中継は終わっていたというトホホなのであった。関東でも停電になった地域が少なくないし、場所によってはもっと前からPPVの電波が切れていたかも知れない。

 専門媒体的には朝倉海が佐々木憂流迦のアゴを打ち砕いたことに尽きるのだが、それは以下に譲るとしても、ハム・ソヒvs.山本美憂は大きな差を露呈していたし、RENAの急遽替わった対戦相手は明らかに小さい選手だったという。
 キックボクシングになるが白鳥大珠vs.大雅は良かったし、中村K太郎がマルコス・ヨシオ・ソウザに打撃で勝利というのも喜ばしてくれたのだが、ライト級トーナメントに勝ち残ったのは外国人選手ばかりというのも現実なのであった。

 それにしても、ダークマッチという表記が米国で使われるように、前座のカードとかは休憩時間にやり、もしも時間調整で収まらなかったカードは、メイン終了後にやる編成にして開始は夕方4時からで問題ないと思うのだが・・・。あまり印象に残らない消化カードも目についてしまうRIZINなのであった。

■ RIZIN FIGHTING FEDERATION 『RIZIN.19』
日時:10月12日(土) 開場12:30 開始14:00
会場:大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)

<第13試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(100.0kg)※肘あり>
○イリー・プロハースカ(チェコ/ジェットサームジム・ブルーノ)
 1R1分47秒 右ストレートKO
●ファビオ・マルドナド(ブラジル/CTマルドナド/パコ・タイ)

<メインイベント第12試合 61kg契約(バンタム級相当)(肘有り) 5分3R>
○朝倉海(トライフォース赤坂/元THE OUTSIDER 55-60kg級王者)
 1R 0分54秒 右フックでアゴ粉砕⇒ドクターストップTKO
●佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム/元修斗環太平洋バンタム級(60kg)王者、元UFCフライ級(56.7kg)15位)

朝倉兄弟が天下を取った日
by 格闘技I記者

格闘技は結果が全てだ。
そんなことわかっている。

しかし、その全てはお膳立てを一歩間違うと、極上のタイトル戦にもなりえるし、アマチュアの1試合程度の認知に止まることもある。

お膳立ては完璧過ぎた。
RIZINバンタム四天王の佐々木憂流迦戦は朝倉海にとって、負けたら前戦のジャイアントキリングが帳消しになるような危険なカード。佐々木の極めはそれほどまでに格闘技界では突出していた。
入場時の佐々木の悲壮な表情からも期待感は否めない状況だ。
ゴングがなるまでは・・

試合は端的に言えば、圧勝。ワンサイドゲーム。
天狗の鼻は完全にへし折られた形となった。正確にはアゴだったが。

勝利後のコメントで朝倉選手がこの勝利が誕生日プレゼントだと、堀口選手をリングに呼び込んだ時のコメントと風格は本当に20代の若者か?と、目を疑うほど驚愕させられた。

試合と、立ち振る舞い。
この二つが融合し、成り立ち聴衆の支持を得てこそプロは際立つ。

朝倉未来の助言があったにしろ、このレベルの選手を圧倒できるその実力は、アウトサイダー出身と言えども、格闘技サイドは諸手を上げて認めるしかもうない。

堀口恭司対朝倉海~RIZINバンタム級タイトルマッチ
その戦いは大晦日神格化され、そして、伝説となるだろうか?

格闘技界が注目すべきは、もうRIZINしかない。

<第11試合 スペシャルワンマッチ RIZIN女子MMAルール : 5分 3R(49.0kg)>
○ハム・ソヒ(韓国/チームMAD/ROAD FC女子アトム級(47.6kg)王者、元DEEP JEWELS同級王者)
 2R 4分42秒 グラウンドパンチTKO
●山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22)
これで大晦日は女子アトム級の頂上決戦になる。浜崎朱加戦はハムにとっては三度目の正直だ。

<第10試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(51.0kg)※肘あり>
○RENA(シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級(51kg)王者)
 1R 0分20秒 パンチKO
●アレキサンドラ・アルヴァーレ(スペイン/Team Imperial MMA)

<休憩 >
17時20分頃から18時45分(とのアナウンス)まで、地上波放送最優先のために長い、長い休憩に入る。いいのか?

<ライト級GP抽選会>

<第9試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(71.0kg)>
○ジョニー・ケース(米国/MMAラボ)
 1R サッカーボールキックTKO
●ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/REALスーパーライト級(74.2kg)王者)

【RIZIN FIGHTING WORLD GP2019 ライト級トーナメント開幕戦 1st ROUND 対戦カード】
<第8試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(71.0kg)>
○パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ/ベラトール推薦)
 1R 1分09秒 左飛び膝蹴り⇒グラウンドパンチTKO
●川尻達也(T-BLOOD/元修斗世界ライト級(70kg)王者)

<長い休憩>

<第7試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(71.0kg)>
○ルイス・グスタボ(ブラジル/エヴォルサオ・タイ)
 1R 3分55秒 右ストレートからの流血カットTKO
●上迫博仁(和術慧舟會HEARTS/元DEEPフェザー級(65.8kg)王者)

<第6試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(71.0kg)>
○トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/オリオン・ファイト・クラブ)
 1R 4分14秒 グラウンドパンチTKO
●ダミアン・ブラウン(オーストラリア/ザ・ガレージ/チーム・コンプトン)

<第5試合 RIZIN MMAルール : 5分 3R(77.0kg)>
○中村K太郎(K太郎道場/元DEEPウェルター級(77.1kg)王者、SRCウェルター級GP 2010優勝)
 1R 1分18秒 右ストレートTKO
●マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術/REALウェルター級(77.1kg)王者)

<第4試合 キックボクシングルール(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 62kg契約 3分3R>
○白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament 2019優勝、RISEライト級(63kg)王者)
 判定3-0 (28-25/28-25/28-25)
●大雅(TRY HARD GYM/元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)

<第3試合 キックボクシングルール(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 77kg契約 3分3R>
●HIROYA(TRY HARD GYM/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
 1R 1分20秒 左飛び膝蹴りKO
○小西拓槙(フリー/ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者)

<第2試合 無差別級 5分3R>
○シビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)
 1R 1分09秒 アームロック
●キム・チャンヒ(韓国/GEEK GYM)

<第1試合 キックボクシングルール(肘無し・つかんでの攻撃は1回) 56kg契約 3分3R>
○植山征紀(龍生塾ファントム道場/シュートボクシング日本スーパーバンタム級(55kg)王者)
 判定3-0 (29-27/29-28/30-28)
●梅井泰成(京都野口ジム/NJKFスーパーバンタム級(55.3kg)1位、DEEP☆KICK 55kg 2位)


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’19年10月24日号RIZIN台風ONE 新日両国 水曜戦争3AEW里歩 スターダム 映画Iシーク