地元ロレンツ・ラーキンが判定勝ち!Bellator 229

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 10月4日(現地時間)にカリフォルニア州イングルウッドで『Bellator 229: Koreshkov vs. Larkin』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
 今大会のメインはロレンツ・ラーキンとアンドレ・コレシュコフのウェルター級戦で開催地が地元であるラーキンの凱旋試合となっている。コレシュコフは元王者でもあるので、下馬評ではコレシュコフが圧倒していたが、ラーキンが地元だけにハッスル。試合は手堅く抑え込み戦法のコレシュコフに対し、ラーキンは強烈な蹴りでダウンを奪う見せ場も作った。ダメージのラーキン、ポイントのコレシュコフという互角の内容、僅差の判定でラーキンが勝利した。

■ Bellator 229: Koreshkov vs. Larkin
日時:2019年10月4日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国カリフォルニア州テメキュラ

<ウェルター級>
○ロレンツ・ラーキン(米国)
 判定 2-1
●アンドレ・コレシュコフ(ロシア)

<ウェルター級>
○ゴイチ・ヤマウチ(ブラジル)
 1R1分40秒 腕十字
●サヤッド・アワッド(米国)

<女子118ポンド契約>
○ケリー・メレンデス(米国)
 判定 3-0
●マンディ・ポーク(米国)

<ミドル級>
○トニー・ジョンソン(米国)
 3R 2分07秒 TKO
●ジョー・シリング(米国)