パトリシオ・フレイレが王座防衛!Bellator 228

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 9月28日(現地時間)にカリフォルニア州イングルウッドで『Bellator 228: Pitbull vs. Archuleta』が開催された。
 BELLATOR(ベラトール)は、アメリカを本拠地として2009年に設立された、総合格闘技団体。本国アメリカでは「スパイクTV」で放送され、設立わずか7年で世界第2位の団体に上り詰めた。ド派手な演出やファンの心を鷲掴みにするマッチメイクは、スポーツライクな路線を突き進む他のプロモーションとは一線を画している。
 実質メイン扱いだったのが、フェザー級王座戦で、王者パトリシオ・フレイレがフアン・アルチュレタの挑戦を受けた。下馬評でも有利とされるフレイレが、中央を陣取り挑戦者に隙を与えず、判定勝ち。この試合は王座戦であると同時にワールドGP1回戦でもあった為、フレイレが準決勝に駒を進めた。
 またメインで行われたのが、ゲガール・ムサシ対リョート・マチダのレジェンド対決。スタンドでややプレッシャーをかけるムサシに対し、マチダも技を仕掛けるものの劣勢に。3Rにはマチダの蹴りを掴んで倒したムサシがグランドで上を奪って試合を有利に進めた。結果、非常に僅差の接戦ながら、スプリットでムサシの判定勝ちとなっている。

■ Bellator 228: Pitbull vs. Archuleta
日時:2019年9月27日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国カリフォルニア州イングルウッド

<ミドル級>
○ゲガール・ムサシ(オランダ)
 判定 2-1
●リョート・マチダ(ブラジル)

<フェザー級王座タイトル&ワールドGP1回戦>
○パトリシオ・フレイレ(ブラジル/王者)
 判定 3-0
●フアン・アルチュレタ(米国/挑戦者)

<フェザー級ワールドGP1回戦>
○AJ・マッキーJr(米国)
 1R 0分08秒 TKO
●ジョージ・カラキャニャン(米国)

<フェザー級ワールドGP1回戦>
○ダリオン・コールドウェル(米国)
 判定 3-0
ヘンリー・コラレス(米国)

<フェザー級ワールドGP1回戦>
○ダニエル・ヴェイケル(ドイツ)
 判定 3-0
●ソウル・ロジャース(英国)

<ライト級>
○AJ・アガザーム(米国)
 判定 3-0
●ジョナタン・キロス(メキシコ)

<女子ストロー級>
○エヴァ・ナイト(米国)
 1R 1分46秒 TKO
●シャノン・ガワリー(米国)

<167.9ポンド契約>
○アントニオ・マッキー(米国)
 2R 1分17秒 TKO
●ウィリアム・スリヤパイ(米国)

<バンタム級>
○レアンドロ・イーゴ(ブラジル)
 2R 4分34秒 ギロチンチョーク
●ショーン・バンチ(米国)