CMLLレディースリング新木場!マルセラが防衛に成功

■CMLLレディースリング
日時:9月15日
会場:新木場1stRING


▼ヒステリックジャパンライブ

オープニングを飾るのは、サバイバルをコンセプトとしたアイドルグループ・ヒステリックジャパンライブ。持ち歌である「デンジャービート」「ラブサバイバー」を披露した。

▼入場式

入場式には出場全選手が登場。まずは故フランシスコ•サルバドール•アロンソ•ルテロ前CMLL社長の追悼セレモニーが執り行われた。ビジョンには遺影が映し出され、メキシコ式の追悼である1分間の拍手が選手、場内の観客により打ち鳴らされた(1952年6月21日生まれ、2019年7月6日没 =享年67歳)。続いてマルセラによる挨拶。日本語で「こんばんわ、日本にまた来れてうれしいです。きょうは頑張ります」とコメントした。

<タッグマッチ30分1本勝負>
〇がばいじいちゃん、テキーラ沙弥
 18分56秒、体固め
●マッチョ★パンプ、ジュリア

前夜に横浜文体でインターナショナル・リボンタッグ王座を防衛したテキーラ沙弥とジュリアが分かれて、

昼興行の覆面MANIAからの刺客となるマッチョ★パンプとがばいじいちゃんが参戦。スタートからテキーラとジュリアのバーニングロウ対決が実現。ロックアップから純粋な力比べとなったが、マッチョとじいちゃんが出てから空気は一変。マッチョとジュリアでじいちゃんをコーナーへ振ろうとするも、超スローモーな動きに二人はしびれを切らす。そこにじいちゃんはステッキで攻撃を繰り広げ、ジュリアを倒して固定すると、後頭部をゲートボール打ち。じいちゃんの洗礼にジュリアは悶絶。お返しとばかりにジュリアは杖を使ってのキャメルクラッチ。さらに顔面キックを決めるも、じいちゃんは杖を使ってのロープブレイク。ジュリアが猛攻に出ると、ついにじいちゃんは覚醒し、ハイスピードの攻めを見せる。ここで沙弥も飛び出し、マッチョのセクハラ攻撃をなんとかかわすと、ジュリアと再び相対する。ジュリアは回転式のバックドロップからコーナーに固定してのビッグブーツ。バーニングロウ対決にも熱がこもる。その後、マッチョとじいちゃんの場面となり、マッチョはじいちゃんをボディスラムからコーナーに上ると、じいちゃんは杖を突きだして飛んでくるのを待ち構える。思わず降りようとするマッチョに館内は「エーッ!」の声。仕方なく飛ぶマッチョに当然、杖が突き刺さる。マッチョは気を取り戻し、チョークスラムを狙うもじいちゃんは杖を沙弥に突き出してカットし持ち上げられず。ここでマッチョとジュリアが同士討ちとなったすきに沙弥がじいちゃんのステッキでジュリアを一撃。孤立したマッチョに、じいちゃんがシャイニングウイザードを決めるとがばいトーンボムでとどめを刺した。最後は沙弥とジュリアが肩を組んで、控室に引き上げ、二人の絆を再確認した。

<タッグマッチ30分1本勝負>
〇下田美馬、稲葉ともか
 9分26秒、ラ・マヒストラル
舞華、●ソンヤ

第二試合では、JUST TAP OUTから舞華と稲葉が参戦。舞華はデビュー3戦目、

稲葉は2戦目で他団体への初参戦となった。またソンヤはCMLLへの参戦経験が豊富なコスタリカ人で、昼興行の覆面MANIAへ参戦。そのまま、夜興行にも継続参戦となった。稲葉は入場とともに空手の型を披露。四者がリングに上がるとまずは下田が舞華を挑発。舞華も応戦し、デビュー戦時の因縁を思い起こさせる。先発は舞華と稲葉。両者ともに基本に忠実な攻防を見せる。舞華はエルボーを稲葉の肘に打ち込むも、稲葉もすぐに腕を取り返しグラウンドのヘッドロックへと素早い返しを見せる。その後、下田とソンヤに移る。両者のチョップ合戦からソンヤは巻き投げからのフォールへ持ち込む。続いて下田と舞華。デビュー戦以来の対決となる両者。ナックル合戦から、舞華は投げ。そして腕ひしぎへと移行する。すかさず稲葉がカット。ここで稲葉がコーナーへ舞華を追い込んでの突き。さらに蹴りを見舞う。ならばと舞華も追走式のキックから払い腰、腕ひしぎを狙うもこれは稲葉が防御。ここで舞華はアームバーからのアームロックへ。稲葉が何とかロープへ。ここで下田がカットに入り、ダブルを狙うも、これは舞華が防ぎ、払い腰で下田を追いのける。ここで稲葉のミドルキックがヒットすると、思わぬ衝撃に館内も盛り上がる。さらに、座り位置となった舞華へもう一発決める。ここで下田とソンヤの攻防へ。ソンヤが下田に攻撃を狙うも、稲葉が二段式の蹴りでカット。この間に下田がソンヤをマヒストラルにとらえて3カウントを奪った。振り返ってみれば、印象深かったのは舞華と稲葉。舞華の大物ぶりの片りんと、稲葉の確かな可能性が試合から感じられた。

▼チャパリータASARIトークショー

今大会のCMLL世界女子選手権で立会人を務めたチャパリータASARIのトークショーが行われた。過去、ASARIは96年11月、CMLL遠征を経験。当時を振り返り、「日本人だからアウェイな感じがしたんですけど、試合終わってから子供たちがたくさん集まってきて、すごくうれしかったのを覚えています」と思い起こし、メキシコについての印象は「私はすごく合いました。1週間しかいれなかったんですけど、もう一回行きたいと思っているうちに引退していまいました。(いまチャンピオンの)マルセラはみちのくプロレスで一緒にツアーを回ってました。ちょうど同世代にあたるんですよ」とコメントした。ASARIは10年半にわたる現役生活を終え、引退してから今年で16年。現在は男の子が二人おり、二人とも来場していたので紹介される場面も。すると、ここでバースデーソングが鳴り、下田がバースデーケーキを手に持ってリングへ登場。この9月15日はASARIの誕生日ということで、リング上からケーキが贈呈された。下田は「この子、昔よーくいつも一緒にいて、彼女結婚したときに、チャパの結婚式でブーケを取ったことがあって、それがいまでもうちにあります。チャパの結婚式に出て直後に私はメキシコに渡ったので、それが2006年かな。それからは会う機会は減ったんだけど、でもいつも会うと酔っぱらってるよね(笑)」と二人のエピソードを披露した。


<シングルマッチ(マノ・ア・マノ) 60分1本勝負>
○ダリス 
 9分59秒、エビ固め
●本間多恵

※ライガーボム

4月に行ったCMLL遠征で、ダリスに標的にされ、リベンジの機会を狙っていた本間。このCMLLレディースリングでついにマノ・ア・マノ(シングル)による決着戦の機会を得た。本間は特攻服ではなく、凱旋帰国時に身に着けた赤のポンチョ姿で登場。ロープ上げを担当し、セコンドへ着いたのは下田。4月のメキシコでは行動を共にした間柄でもある。本間は「ポルファボール」と握手を求めるとダリスも「オネガイシマス」と呼応した。まずは館内に「タエ」コールが鳴り響く。ルチャのジャベによる応酬が続いた後、ダリスはカンパーナにとらえる。これを回転すると、足を取り、首を取る本間。ダリスもサーフボードに切り返す。本間は後方からエビに決めると、アームホイップ。しかし、体を入れ替えられると、背後からのドロップキックを浴びた。それでも本間はティヘラでダリスを場外へ落とすと、コーナー最上段からのプランチャ。しかし、リングに上がるとダリスは蘇生し、ロープに張り付けた状態でドロップキック。そしてヒップアタックを決めると、今度はコーナーに上り、本間の体を宙に引き上げる。止めに入るデ・ナーダ今井レフェリーや指示を出すセコンドの下田にも食って掛かるダリス。本間はこの間にトップロープに上りミサイルキックからドロップキック。DDTからの低空ドロップキックへとつなぐ。さらに飛び込んでの回転エビへ。しかしダリスもバズソーキックで返すと、コーナーからのフライングキック。しかし本間も飛びつき腕ひしぎで逆転を狙うがこれはロープに逃れられる。ここでダリスは本間を引き起こすと、超高角度からのライガーボムを決めて3カウント。前線むなしく、本間はリベンジを果たすには至らず。試合後、本間はダリスに食って掛かり、あきらめない姿勢を見せた。

ダリスのコメント「タエはメキシコで戦った時よりも数段強くなっていた。腕攻めにジャベ、プランチャは確かに(負けそうで)危なかった。しかし、私も宇宙一強くなった。次、彼女がまた戦いたいのであればメキシコで待っている。これを伝えてほしい。タエ、メキシコで待つ!!」


<CMLL世界女子選手権 時間無制限1本勝負>
○マルセラ(王者)
 15分17秒、変形ラ・カベルナリア
●つくし(挑戦者)

※マルセラが防衛に成功。

この試合で勝ったほうが9・27アレナメヒコにて行われる「アニベリサリオ86」にて、

ダリスの挑戦を受けるという大一番。前夜のアイスリボン横浜大会でつくしがマルセラからフォールを奪ったこともメキシコで報道され、一気に「つくし」の名前がクローズアップされることとなった。

まずはこの試合における立会人のチャパリータASARIが認定証を読み上げ、マルセラ、つくしを挟んでの記念撮影。ベルトはいったん、ASARIの手元に置かれた。

まずはグラウンドからの立ち上がり。マルセラ独特のジャベにつくしも順応していく。

つくしもアームホイップや、ティヘラを見せ、ルチャの動きを見せる。さらにドロップキックから「ビバメヒコ!」のアピール。これにマルセラもネックブリーカーからランニング式のエルボーで反撃開始。そして釣り天井で締め上げると、そのままフォールへ。これに対してつくしも丸め込みを連発してフォールを狙いに行く。そして、カサドーラ式のフットスタンプへ。そしてマルセラをロープに押し込んでの低空ドロップキックでは顔面を痛打させる。さらにトップロープ上でのパロスぺシャルへ。続けて背中越しのドロップキックからダイビングフットスタンプを狙うもこれは自爆。マルセラはペディグリーからダイビングニードロップ。しかしダイビングボディアタックは失敗すると、つくしもミサイルキックで応戦。さらにウラカンラナからのダイビングフットスタンプであと一歩まで追い込む。そしてドロップキックを4連発見舞うも、マルセラはミサイルキックでやり返す。ここで必殺のみちのくドライバーⅡで勝負をかけるもカウント2でつくしが返す。ならばとマルセラは奥の手である変形ラ・カベルナリアを瞬時に決めてギブアップを奪った。

王座防衛を果たしたマルセラはつくしとハグをかわす。そしてASARIからベルトを受け取ると、下田を通訳として次のように挨拶。「今日はこの場でベルトを防衛できてうれしく思います。そしていつも日本のファンの皆さまに応援していただいて、うれしく思います。この日本は自分にとって第二の故郷です。その日本で防衛戦という機会を与えてくれたCMLLという団体に感謝します」。

なお、防衛戦の模様は即、メキシコ国内でも放送され、改めて、つくしの名前が知れ渡ったことも付け加えておきたい。

マルセラのコメント「今日は日本のファンの前で防衛することができてとてもうれしく思います。つくし選手はとても心が強くて、技もたくさんいいものを持っていました。なんとか勝つことができたのは皆さまの声援があったからだと思います。(つくし選手はメキシコ遠征も希望していますが?)もし彼女がメキシコへ来るようなことがあれば、私はできる限りの応援をしたいし、いろんな技や技術を学んでほしい。彼女が望むのであれば私はそれを教えます。メキシコで待っています」

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